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2014年3月12日 (水)

勝負の怖さ

平成26年3月9日に越前市武道館で行われた「福井県少年団柔道大会兼全国少年柔道大会福井県予選会」。

今大会には、指導者、子供達共に優勝を狙っていました。

一年前からこの日を目指し子供達は本当に一生懸命練習に取り組んでいました。

そして大会当日、全員が怪我も体調不良もなく最高の状態で大会の畳の上に立ちました。

朝のアップのとき、遠くにいても子供達の気迫が伝わるくらい素晴らしいアップができていたと思います。

試合も、危ない場面もありながらもチーム力で勝ちあがりとても良い状態で決勝戦まで勝ちあがりました。

この時点で、自分は優勝を確信していました。

でも、そこで待っていたのは、悪夢のようなシーンでした。

ポイントゲッターであるケイシが、見事に一本負・・・・・

結局その一本負が勝負を分け1-1の内容で優勝を逃してしまいました。

子供達の努力、取り組み方、そして結束力すべてにおいて最高の状態でしたが、子供達を勝たせてあげることができませんでした。

「勝負に絶対はない!」

常々子供達に伝えていた言葉です。

しかし、この決勝戦のときは、指導者がこの部分を見逃していました。子供達の力を過信していました。そして、ケイシに対し過剰な期待をかけていました。結果、ケイシは雑な攻め方をして技を返されてしまいました。

試合後、涙に暮れる子供達・・・

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

しかし、この結果で子供達の行動を取り組みを否定だけは絶対にしたくなかったので正直に自分の気持ちを伝え、これからの取り組みについて説明しました。

とはいえ、ここで気持ちを切り替えることは本当に難しいことだと思います。

午後から個人戦がありましたが、試合前のアップのときは、午前とは雲泥の差がありました

それもそのはず・・・・指導者自身が切り替えが上手く行っていませんでしたから。

でも、子供達のすごいところは、試合が始まるとしっかり、練習の成果を出してくれていたという事です。

結果は、3・4年生の部決勝で川口道場同士の対決。強豪選手が棄権したりとくじ運もありましたが、今まで勝てていなかった子を倒しての決勝進出には驚きました。

団体で一本負をしたケイシが、全試合一本勝ちで優勝。

子供達の精神力の強さに感心させられました。

大会後、今までの慰労会で、子供達に焼肉をご馳走し、その後道場でこの日の試合のビデオを見ました。

はっきりいって、見たくも考えたくもない状態でしたが、この負けから目を背けてもきっと成長はないと感じみんなでビデオを確認しました。

何度みてもつらいシーンでした。

でも子供達は、眼を背けずじっとその映像を見ていました。

この、経験をどう力に変えていけるか・・・・

川口道場の新たな挑戦が始まった気がします。

この悔しい負け経験から学んだ事をよりよい方向へ昇華していけるよう指導者も努力をしていきたいと思います。

最後になりましたが、今回大会に県外から応援に駆けつけてくださいました先生方、また子供達のサポート応援にご尽力いただいた保護者の皆様、子供達。本当にありがとうございました。よい報告ができず本当に申し訳ありませんでした。このことを糧にできるよう頑張りますので今後ともよろしくお願い致します。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

大会、お疲れ様でした。見に行けず残念でした。

今回、とても貴重な経験をされたことと思います。だれにでも出来る体験ではないと思うので、川口道場の子供たちは今回の自分たちの戦いに胸を張ってもらいたいと思います。そして今年、今度は僕が応援に行っている大会で、更に進化した戦いを見せてもらえることを期待しています!

しっかり前を見据えているブログで安心しましたし、勇気をもらいました。

お忙しい毎日とは思いますが、いろいろお話もしたいので、今度、是非一緒にホル・ヒネを!!

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2014年3月12日 (水) 18時51分

ご無沙汰してます。今回の結果とても残念でしたね。私もふと2年前を思い出しました。優勝候補と言われ意気揚々と臨んだ県予選…ものの見事に初戦負け…悔しくてただただ呆然そのあげく子供たちをに叱り飛ばしていました。でもある先生にこう言われました。〔初戦と決勝戦で負けるのは指導者の責任です]この言葉は私にとって非常に衝撃的で尚且つ勉強させられる言葉になりました。その時から〔どうしたら子供たちが勝てる]→から〔どうしたら子供たちを勝たせてやれる]に変わりました。そして夏の県予選優勝出来ました。その時は勝っても負けても私の責任だと思っていました。今回の経験が指導者の先生や子供逹の大きな財産に為ることを願っています。頑張って下さい。

投稿: 柔道愛好者 | 2014年3月12日 (水) 23時24分

裕さんコメントありがとうございます。
初戦は丸岡さんと対戦させていただき、丸岡さんの分まで頑張ろうと思って決勝戦へ挑みましたが、指導者の力不足により優勝を逃してしまいました。
正直まだ、この負を引きずっていますcoldsweats01
でも子供達はもう次の挑戦に向かって動き出していました。
子供達を見習わないといけませんね。
是非ホルヒネ会しましょう。ちょっとお酒が深くなってしまうかもしれませんが・・・・
よろしくお願い致します。

投稿: 赤ペン先生 | 2014年3月14日 (金) 11時09分

柔道愛好者先生コメントありがとうございます。
「初戦と決勝戦で負けるのは指導者の責任です」
この言葉は、本当にそのとおりだと思います。
子供達の心理的状況を冷静に判断して試合に送り出さなくてはならなかったのですが、それが出来ませんでした。
この経験を次に繋げるよう頑張ります。
ありがとうございました。

投稿: 赤ペン先生 | 2014年3月14日 (金) 11時44分

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