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2013年2月12日 (火)

形強化合宿

平成25年2月9・10・11日に東京講道館へ行ってきました。

一応、形の指定選手に選ばれておりますので、強化合宿にお声をかけていただき参加してきました。

福井は吹雪くこともあるこの季節。しかし、東海、関東地区は気持ちが良い天気でした。

Dsc_0292 最高の富士山を見ることが出来ましたfuji

東京に到着し、早速講道館へ向かいます。前回12月に強化合宿があったのですが、そのときは身内の不幸と重なり参加を断念。その遅れを取り返すべく気合充分で合宿に参加します。

すばやく着替え、講道館7階の大道場へ移動。すでに全国から形のスペシャリスト達が集まってきていました。

15:00今回の合宿の幕があけました。先生方の挨拶のあと、体操を行いその後、各形に別れ、早速練習が始まります。

今回練習はまず、乱取りから入りました。前回の合宿から取り入れられた練習のようで、自分達も、アップでよく乱取りをやっていたので、自分達のやり方でしっかり体を温めます。

ある程度、体が温まってきたら、各自で形の練習を行います。この段階でもう、自分達ペアはは血だらけになってしまいました。顔は道着で擦り切れ、爪の間が裂けて出血大サービスcrying

お互い血染めの道着になってしまいました。

ある程度練習をしたら先生の下に集合し、質疑応答時間。
自分達も自分達の形の悩みを質問しました。

自分達の悩みは、体が大きい事による立体的な動きがでてしまうという事。なるべく固の形は高さがでないように行う事が望ましいのですが、自分達はどうしても高さが出てしまいます。その対処法を質問して研究してみました。

Dsc_0293 Dsc_0294 その後この日は、各組ごとに演武を行い初日終了。

終了後、明日の練習の際行われる演武会の順番を決めました。固の形は今回7組の参加があり、自分達は3番目の演武順となりました。

2日目

朝起きると、すでに全身筋肉痛と、擦り傷での痛みがあちこちに出ていました。宿泊ホテルから歩いて講道館へ行き、出血しないようにテーピングで処置をして2日目の合宿に挑みました。

この日、午前中は各自で調整を行い、5階女子部道場で演武会が行われました。

実際の試合のように緊張感を持っての演武。自分達もまずまずの演武ができましたが、周りのレベルの高い事!!

回を増すごとに、レベルアップしているようでした。

全組が演武会を終えて午前中終了。

Dsc_0297 午後からは、今回の合宿より行う事になったビデオ研究会です。まず全員に午前中の採点結果が配られ、その結果を見ながら、午前中の演武を振り返ります。自分達の組は7組中5位と振るいませんでしたが、点数自体は自己ベストを更新しました。

Dsc_0298 点数を見比べながら?と思うところは積極的に質問をして今後の修正する箇所を探ります。

ビデオ後の、練習会では、映像で見たイメージを残しつつ、違う組の動きを取り入れたりしながら研究をしていきました。

このときに違う組の方と意見交換をしたりペア交換をしたりして、どのように動いているのか、力具合はどうかなどを体験しました。この部分は今までに無い交流だったと思います。でもそうする事でちょっとしたアクシデントも・・・・・S先生すみませんでしたsweat01

Dsc_0296 いつもは、2日目の午後の練習なんかは体力的にも精神的にもきつく憂鬱な気分になるのですが、このビデオ研究のおかげで、意欲的な練習が出来たと思います。体力的にはきついものがありましたが、気持ちは前向きに取り組む事ができました。こうして2日目終了。

3日目最終日。

Dsc_0305 この日は、アジア選手権出場のペアによる演武会が行われるので、練習時間が短いと言う事もあり、のっけから飛ばして練習をしてきました。最初のアップの際に、小志田先生から、形における乱取り練習の方法を指導していただき、自分達の形の欠点を指摘していただきました。
何でも自分達の形はお互いが力が入りすぎているため、遊びが無い抑え込みになっていると言う事でした。イメージとすると、丸いものを四角いもので抑えているような感じだそうです。

最初はいまいちピンときませんでしたが、お話を伺っていると、だんだん抑え込みのコツが見えてきました。中でも次のような話を聞いたときに一番良くわかりました。

『あなた方の抑え込みは30秒で一本と言う寝技の抑え込みです。力と力でお互いが強引に抑えたり逃げたりしている。だからお互いに動きが無いのです。でも力と力では、ちょっとバランスを崩すだけで簡単に返ったり脆かったりします。昔の柔道は抑え込みは無制限でした。抑え込んでも審判が『よし!!』と言うまで勝負が続いた。そうなったときそんなに力いっぱい抑えて無呼吸で抑えていたらすぐにばててしまい逃げられてしまう。もっと、ポイントに吸い付くように抑えてそれ以外は力を抜いておき、相手が逃げようとしたらその力を利用して体を裁くようにすれば無駄な力を使うことなく、いつまでも抑え続ける事ができる。そうする事で受けも逃げるためにはしっかり体を使わなくてはならず、受け取りの攻防がよりわかりやすくなる。』

柔道の真髄を聞いたような気がしました。確かに今まではリアリティを求めるため実際の試合のようにがっちり極めていました。隙間を埋めなるべく相手の動きを封じるように抑えてきました。なので自分達の形はどこか硬い・・・・

でも、先生からのアドバイスを活かせば、自分の力は半分でも受けをしっかり抑える事は可能でした。

そこからは点で吸い付く抑え込みをイメージして形を行いました。これをすることで今までに無い手ごたえを感じる事ができました。まだまだ課題がたくさんありますが、今までのように迷いながらの練習ではなくやるべき事がはっきりした練習なので、一回一回に手ごたえを感じる事ができました。

Dsc_0306 最後に、アジア選手権出場ペアの演武を見てお勉強eyepencil
まだまだ追いつく事のできない高い壁ですが、とても参考になる動きでしたので、大変刺激をいただきました。

こうして今回の全日本形強化合宿は終了。今回の合宿は、今までに無いイメージの修正と、練習の方向性、そして違う形のペアとの交流とたくさんの収穫を得る事ができました。

この成果を次の合宿に活かして行きたいと思います。

最後に、今回合宿を取り仕切ってくださいました講師の先生方をはじめとする全柔連の先生方、本当にありがとうございました。

次は5月、気合を入れてがんばります。

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