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2012年12月12日 (水)

新ルール 試験導入

今朝の新聞に柔道新ルールを来年2月グランドスラムパリにて試験導入されるという記事がのっていました。
以前より、大幅な改正があるという話は聞いていましたが・・・・・・・
本当に大きく変化する感じですね。
内容は、ざっとこんな感じです。
①審判員
試合場には1名の審判員のみ、ビデオを確認するためにもう1名の審判員と、無線によってコミュニケーションをアシストする審判委員会のメンバー、もしくはもう1名の審判員によって審判委員席で試合の審判を行う。IJFのジュリーは必要とみなされた場合にのみ介入する。

②計量
選手の計量は試合前日に行われる。
計量は、試合当日の最初の試合前の柔道衣コントロールの際にも行われる。これは、大会中、選手の体重にどの様な影響を与えるかを検証するために行う。

③罰則
1つの試合において、3つの「指導」があり、4つ目の「指導」は「反則負け」となる。※従来と同じ。しかし、「指導」は相手の選手にポイントを与えない。技によるポイントのみが与えられ、スコアボードに表示される。
試合の最後にスコアが同等の場合、「指導」が少ない選手が勝者となる。
(スコアが引き分けのため)試合がゴールデンスコアへと続いた場合、最初に「指導」を受けた選手が敗者となる。または、最初に技によるスコアを得た選手が勝者となる。
※3回目までの「指導」はスコアに反映しない。

以下の場合、「指導」の罰則が与えられる
1.両手を使って相手の組み手を切る行為には「指導」が与えられる。
2.クロスグリップの場合は直ちに攻撃しなければならない。帯を掴んだ場合、及び片襟のみを組んだ場合も同じルール。
3.素早く組まない、または相手に組まれないようにする(組ませない)行為は厳格に「指導」が与えられる。
4.相手の選手に抱きついて投げる行為(ベアーハグ)には「指導」が与えられる。

以下の場合、「反則負け」の罰則が与えられる。
立ち技の際、片手、または両手、もしくは片腕、または両腕を使って、相手の帯から下を攻撃する、またはブロックするすべての行為。

④抑え込み
1.抑え込みが試合場内から始まった場合、場外に選手が出て行っても抑え込みは続行される。
2.関節技と絞め技が試合場内で始まり、相手の選手に対してその効果が認められるとき、選手が場外に出てもそのまま続行される。
3.抑え込みのスコアは、有効10秒、技有15秒、一本20秒とする。

⑤礼
畳に上がる際、2名の選手は同時に試合場に入り、同時に礼をすること。
試合開始前に選手は握手をしてはいけない。(タッチする行為)

⑥ブリッジで着地した場合
ブリッジで着地した場合はすべて「一本」とみなされる。

⑦テクニック(技)の価値
「一本」にもっと価値を与える。「背中が畳につく際に本当のインパクトがある技の場合のみ一本とみなす」

⑧試合時間ゴールデンスコアは時間制限なし。(判定は取りやめる)

⑨世界選手権大会(個人戦)の選手団の人数構成
1)男女ともに合計9名までエントリー可能。男女とも最大2つの階級において、各階級最大2名の選手をエントリーできる。
2)カデとジュニアも同様のシステムを適用する。

カデーU18(18歳未満)カデ 3年(15・16・17歳)とし、関節技を認める。

ジュニアーU21(21歳未満)ジュニア 3年(18・19・20歳)とする。
う~ん・・・・また勉強しなおさなければいけませんね。
これらの変化で気になることは、まず、①は、主審一人で、ジュリー席に2人ってこと?
(無線で指示する人と、もう一人の審判委員)これは、地方では難しい制度ですねdespair
次に③、『指導は4回目で反則負けだが、それまではポイントとならず、技のポイントだけがスコアボードに表示される。』
でも、これって『有効取ったら、大逃げしても指導3まで大丈夫!!』ってことにならないか心配です。
指導の罰則は、大いに結構ですが、審判の見極めが大変そうですね。
後、足持ちすべて反則負けは、内股系の技がかけ放題ですね。すくい投げなんかしっかりとした技で、あってもよいと思うのですが・・・
また低い一本背負いも防御しづらくなりますね。

④の寝技の場内外のことは、すごくよい変化だと思います。以前からこうなればよいな~って思っていましたから。でも、おさえ込みの秒数が短くなるのはどうも解せません。極める技術がおろそかになり、ロック系の技が横行しそうな予感がします。
⑥これって勢い(インパクト)無くても?危険防止のため『ブリッチしたら一本負けになっちゃいますよ~』ってことでこういうルールになったのかな?
それとも、あくまで⑦にあるような一本の定義を守りつつブリッチをして背中の接地を逃れようとした場合でも一本になるということでしょうか?解釈が難しいです。
⑧は、大変そうですね。この場合は指導1で決着が付くみたいですし、時間無制限のサドンデスは激しくなりそうですね。ただ自分の体力ではこのルールで試合は出来ませんsad(てか試合することは無いでしょうが)
⑨の2人の参加はうれしいですね。日本人選手の決勝戦に期待したいです。
ただ、カデのから関節OKですか・・・
中学生から関節の練習をしないといけないってことですかね。う~んそれってどうなんだろう(・_・)エッ....?
これらは、来年2月からリオの世界選手権まで試験的に導入されるルールのようですのでその後また見直しがあり、変更があるようですね。
これまでも、こまごまとしたところが色々変化しているので、付いていくので精一杯です。
このルールが導入されると、しっかり組んでの柔道が期待でき、日本人有利になるように思われますが、不安もあります。
まず、足取りが無くなり、低い背負い系が、片襟の状態で乱発される。また、内股系の技も乱発され、かけつぶれの多い試合展開になるような恐れがあります。これは見た目は激しいですが、美しい一本を取れるかというと、そんなせわしない試合展開ではどうなるでしょうか・・・・・
また、その流れで有効ポイントを取ってしまえば、指導3まで逃げられると考えると、結局は、有効とってあとは片襟、袖口を持って技をかけ続けるという試合になっていきそうな気がします。
結局はいたちごっこになっていくのでは・・・・・・
なんかマイナス思考ですね。
良い方に変化する事を期待し、柔道本来の美しい一本により多くの人々を感動できるようになっていってもらいたいものです。

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コメント

>以下の場合、「指導」の罰則が与えられる
>1.両手を使って相手の組み手を切る行為には「指導」が与えられる。

これきついですsweat01
やること無くなります( ´;ω;`)ブワッ

投稿: をくの | 2012年12月24日 (月) 11時05分

をくのくんコメントありがとうございます。
このルールにより軽量級が重量級と戦うときに非常に厳しい戦いを強いられるようになりましたね。
たぶんですが、このルールは階級別で戦う事を前提に作られたルールだと思います。
同じ階級でわかりやすくより面白くしようとした狙いから出来たルールだと思います。
これからは道着をずらしたり手首を使って遊びを使えるように練習していかなくてはいけませんね。頑張りましょう!!

投稿: 赤ペン先生 | 2012年12月25日 (火) 10時54分

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