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2012年11月27日 (火)

醍醐杯低学年~チーム一丸~

平成24年11月25日(日)は長野県松本総合体育館において第17回醍醐敏郎杯全国少年柔道錬成大会が行われました。

朝7:00に会場入り。

もうすでにたくさんの人であふれ返っていました。

全国で有名なチームが多数参加するこの大会は、毎年レベルの高い試合が繰り広げられています。

今年は、高学年、低学年各1チームずつ合計2チームでの参加!!

低学年は、1・2・3・4・4年生で構成されるチームで先鋒のK大朗は、初めての県外試合の参加でしたが、残りの4人は数多くの試合を経験いている子達で構成されていました。

みんな、万全の体調で試合を迎えたものの初戦から全国的に有名な寒川柔友会さんとの対戦と非常に厳しい組み合わせでした。

そしてはじまった低学年の試合。

いきなり山場の低学年の試合は、先鋒のK大朗が危ない試合を何とか切り抜け引き分け。相手は神奈川の試合で数多くの入賞をしている子だけに試合慣れしてないK大朗には厳しい相手でしたが、何とかしのいでくれました。
続く次鋒のT河でしたが、相手は力を持った2年生。善戦しますが一本を取られてしまいます。
中堅のK志は、ポイントゲッターの仕事をきっちりこなして一本勝ち1-1で4年生2人に繋げます。
副将の戦いは厳しいものがありました。Y太より一回り大きな相手で姿勢の良い素晴らしい柔道をする相手に対して、真っ向から勝負。危ない場面を何とか切り抜け値千金の引き分け。Y太の気持ちの強さが出た試合でした。
勝負は大将戦へもつれ込みました。大将のT頼は、みんなの励ましを受け気合十分で試合場に向かいます。試合も序盤から足技を絡めてT頼ペース。相手が嫌がり強引に前に出てきたところを支え釣り込み足で見事に投げて、抑え込み一本勝ち!!

強豪相手から、みんなの力を合わせての勝利をもぎ取ってきました。

試合後、選手達に『実は強い相手だったんだよ。黙っていてごめんな~』というと、『えっそうなの』とうれしそうな顔をして喜んでいました。

しかし、続く第二試合。さらに厳しい相手との対戦となりました。対戦相手は、世界チャンピオンが監督を務めるつくばユナイテッドさんとの対戦。

試合を見させていただく限り、戦力的には向うの方が一枚上手でした。

特に次鋒と副将の子の柔道は大変力強く眼を見張るものがありました。戦前の自分の予想では、上手くいっても2-3で負けてしまうという感じでした。

試合観戦後、厳しい試合になりそうな次鋒と副将の選手を呼んで秘策を伝授smile

いつもは教えないちょっとしたポイントを指導して、いざ試合へ・・・

先鋒は、低い背負いで頭をぶつけてしまい戦意喪失。押さえ込まれて一本負け。やはりあの低い背負いは、頭から落ちて大変危険である。受身が未熟な低学年になるとさらに危険であると思います。

次鋒戦、相手は大きな体を活かして内股を中心に攻撃をしてきます。T河は、言われたポイントをしっかり守り、一つ一つを丁寧に対処。大きな相手に大内を軸に攻めていきます。

危ない場面も、ありましたが何とか気持ちで引き分けてきました。この引き分けで、少し勝利への光が差してきました。
中堅、ポイントゲッターのK志は、落ち着いて相手を追い込み確実に一本勝ち。前回ひのまるキッズでの敗戦を活かした攻めの早い良い勝ち方でした。

続く副将戦。ここが一番の勝負どころでした。相手は長身で大外・内股を中心とした好選手。このチームのポイントゲッターといっても過言ではないでしょう。
しかしこちらも体は小さいがガッツのあるY太。真っ向から組合勝負します。試合前に伝授した秘策を早速実行するY太。基本がしっかりできているため、こういうアドバイスをしてもすんなり実行できます。とはいえ本当に実行できるとは思っておらず、教えたこっちが驚くほど上手く機能していました。

相手もだいぶ焦ってきたようで、強引に奥襟を叩くようになってきました。そのタイミングにあわせてY太の背負いが炸裂。技ありを奪ってきました。そしてそのまま試合終了!!

取られると思ったところで逆に取ってくるという大金星shine

さあ、あとは大将の出番です。
大将のT頼は、危なげない試合で相手を翻弄。
場外際で投げますが惜しくも場外。お互いに攻め合う好試合は決着が付かず引き分けで、2-1でなんと勝利してきました。

初戦に続き、自分達より力を持った相手からの勝利にみんな大喜び。本当にチーム一丸となって試合をしている良いチームでした。

この勢いで勝ちあがるかと思いきや、次の相手も全国的に有名な大石道場さん。しかし、戦力的には2回戦ときの方が上であると思っていました。

しかし、さすが伝統のあるチーム。先鋒はあともう残り何秒というところで、立ち際に内股で投げられ一本負け。
次鋒もあと残り何秒かで内股を返され有効負け。
中堅、寝技で一本勝ちをするも、副将のY太が取りに前へ出たところを背負いで合わせれ技あり負け。
ここで勝負が決まってしまった。

大将のT頼も引き分けて3-1で敗れてしまった。

試合後、4年生の2人は号泣していた。この2人は、今回の試合で、本当によくチームをまとめてくれていた。試合経験の少ない1年生の子によく声をかけ、みんなを必死で応援し、みんなの力以上のものを引き出していた。
まさしく4年生がチームを引っ張っていた。

だからなおさら悔しいのであろう。相手がどれだけ強豪チームであっても勝つつもりで本気で取り組んでいたのだと思う。こういう気持ちは指導者として純粋にうれしかった。

そして、自分が柔道を通じて伝えたい事が、この子達のチームにはあった。

結果は残念であったが、この精神をこれからも広めて行ってもらいたい。

結果は3回戦負けの低学年チーム。しかし、自分にとっては優勝と同じくらい価値のある試合だったと感じております。このような試合を行ってくれた低学年のチームに感謝したい。

さて次は高学年チームの戦いを綴って行きたいと思います。

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コメント

醍醐杯、お疲れ様でした。10月、11月は精力的に大会に出場されているようで、同じ丸岡のチームとして頼もしくブログを読ませてもらっていますhappy01

醍醐杯の川口道場さんの熱い戦い、観覧席からしっかり見させてもらいました。次々とビッグネームから勝利を挙げて行かれ、本当に凄いと思いますsign01 子供達一人ひとりの力ももちろんですが、チームとしての一体感が感じられましたね。選手それぞれがチームの勝利を一番に思い試合を行う姿は、必ず見ている者に伝わるんですよねwink

うちの少年団の今回の低学年チームも、結果は残念でしたがまだまだ強くなれる可能性を秘めたチームに仕上がっていると感じています。チームとしての一体感を是非見習って欲しいと思いました。

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2012年11月28日 (水) 15時40分

裕さんコメントありがとうございます。
低学年の子達は、自分が思っていた以上の力を発揮してくれたと思います。この背景には、4年生の子達の力があったと思います。試合のはじまる前経験の少ない子にあれこれアドバイスをしたり、試合の前にはみんなで集まって背中を叩いたりと精神的な支えとなり、最高の状態で試合が出来たのだと思います。
このようなチーム力を発揮してくれたので今回の低学年の試合にはとても満足しています。とはいえ3回戦で負けてしまったのは指導者の力不足。
更なる成長が出来るよう子供達と頑張っていきたいです。
丸岡さんも低学年高学年共に試合を見ましたが、非常に力強くなっており驚きました。同じ丸岡地区の仲間としてうれしく思います。
これからも共に成長していきましょうね。
来月また合同練習がありますのでよろしくお願い致します。

投稿: 赤ペン先生 | 2012年11月30日 (金) 15時16分

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