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2012年11月30日 (金)

醍醐杯高学年~責任感~

醍醐杯高学年の部

今回は、東京の武道錬成大会にてベスト8になったメンバーそのままで挑戦する事ができた。

ところが、夏の試合以降、6年生の子達は怪我に悩まされ、ほとんど練習が出来ていなかった。

そのうちの3人は、今月に入ってやっと練習に復帰したばかり・・・

不安が募ります。

第1試合は、いきなり強豪の大仁柔道会さんとの対戦でした。

試合が始まり、先鋒のY亮。
この子は、何ヶ月もまともな練習が出来ていないかった影響もあり、試合はまったくと言っていいほど動けていなかった。両手両足が突っ張ったままで相手の動きに過剰に反応してしまう・・・・
ブランクがあるので仕方の無い事ではあるのですが、以前の柔道がまったく出来ない状況でした。
しかも、1分過ぎには、息があがってしまっていました。残り数秒というところで相手の払腰についていってしまい有効負け。後ろの事を考えると先鋒で取られる事は大変厳しいですが今のY亮の状況では仕方ありませんdown

続く次鋒のT人も、今月になってやっと復帰した一人。Y亮同様、まったく足が動かず・・・・

相手の猛攻を何とかしのぐという展開でやっとこ引き分け。1-0と1点負けたままむかえた中堅戦。T太も長期の怪我から回復したばかり、ですがここで取らないと厳しいため、T太に状況を説明して試合へと送り出します。しかし相手もしっかり鍛えられており、逆に大内で攻め込まれます。危ない場面をくぐりぬけ試合終盤、相手の技を返して有効を奪い何とか1点返します。
少し流れがこちらに傾いてきた副将戦。Y未は、序盤から相手を攻め込みきっちり一本勝ち。今度はこちらが2-1とリードを奪います。
勝負をかけた大将戦。相手は向うチームのポイントゲッター。キャプテン拓弥は、チームの期待を背負い勝負に出かけます。試合は、相手の猛攻をしのぐ展開へ・・・一本を取られると代表戦になる。そうなるとこちらの方が不利なため、この試合はなんとしてでもしのいでもらいたかった。しかし、相手の奥襟からの払腰で技ありを奪われてしまいます。しかしその後何とかしのいで2-2の内容勝ちというきわどい試合を制した。

試合後、自分の動きがまったく出来なかったY亮、T人には、今の状況と能力の部分を説明して今出来る精一杯の事をやるようにと指示して、あまり焦らせないようにしましたが、やはりショックは大きかったようです。

続く第2試合、その前にチーム内にトラブルが・・・
この出来事に非常にがっかりしました。チームを引っ張るはずの人間が、あまりにも無責任な行動と発言をしました。誰かのせいにして目の前のトラブルに対してみて見ぬふり・・・

試合中ではありましたが、激しく叱りました。この行為は指導者として正しかったかというとハッキリ言えません。大事な試合の最中に選手を動揺させる行為は避けるべきだったかもしれません。ただ、試合の勝ち負けより、この無責任な行動をとったということのほうが自分の中では重大でした。

自分の中で少年柔道の試合というのは、日頃の練習の成果を試す場と、チームの絆を深める場であると考えています。
同じ目的を仲間と共有することによりいつも以上の力を発揮し、仲間の信頼をし期待に応えようとする責任感が、子供達の大きな成長を呼ぶ。

今回の試合では低学年がすごくよい絆を深め、それによって自分の力以上の+αを引き出せていました。
ところが高学年は、個々がそれぞれ単独で試合に臨んでいるような雰囲気がありました。試合に望むにあったって、充分に練習をしていないメンバーがいることもその原因だったかもしれませんが、低学年に出来て高学年に出来ないこの雰囲気が自分は非常に悔しかった。

その後、2回戦の長澤武道館さんには3-1で勝利するも、3回戦大石道場さんBチームに先鋒のY亮が敗れてしまい。その1点を取り返せず1-0で敗れてしまった。

力的には決して負けていなかったと思います。ただ、チームとしての+αを引き出せていなかった。

今回の試合では、ある子の行動によって起こったトラブルに対して誰も対処しようとせず、やった本人も『些細な事』という認識でいた。
しかし、そのような雰囲気があったまま大会当日を迎えたということは、自分の指導の在り方に問題が合ったことになる。

『力を手にする者は力の使い方をしっかり学ばなくてはならない。』

それを指導することが柔道指導者の一番の責任であると思う。

今回のようにトラブルが起こってから対処するというのでは指導者失格なのかもしれないが、今回の出来事をきっかけとして、子供達と正面からこの問題に向き合い共に成長をしていきたいと思います。

最後になりましたが、今回大会を主催してくださいました長野県柔道連盟の関係者の皆様及び、遠くまで応援に駆けつけてくださいました保護者の皆様本当にありがとうございました。

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