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2012年10月23日 (火)

形の表現力

Dsci0879 今年も、北信越の代表として全日本柔道形競技大会へ出場してきました。

今年は去年3位となり、形の強化選手に指定され年3回の強化合宿へ参加し練習をやりこんでの参加!!

体調も万全で、会場入りをすることができました。

前日、お昼頃に決戦の場である講道館へ到着。

会場の雰囲気を確認しつつ、演武の練習を行いました。

Dsci0875 前日の練習では、今までミスした事の無いようなミスをしてしまいましたが、返ってこのことで緊張感を持つ事ができ、2本目の演武練習の時には、かなりよい仕上がりで演武ができました。

しっかり汗をかいて会場の雰囲気を確認し、講道館を後にしました。

宿泊するホテルにてチェックインを行い、いっしょに福井県から出場する投の形のペアと夕食をともにし、明日の健闘を誓い合いました。夜ホテルのベッドの上では明日の試合に向けて興奮しているようでなかなか眠りに入ることが出来ませんでしたが、去年のように不安が押し寄せるというより、早く演武したいという欲求の方が強く出ていました。

試合当日、朝食をガッツリ頂きいざ出陣sign03

朝会場で軽く体操をして、開会式を迎えます。

開会式で、上村講道館館長のお話を聞いて益々やる気がみなぎってきます。

自分達の会場は、第3会場。去年同様、投の形から演武が始まり、その次が自分達の出場する固の形です。

Dsci0898 先に行われた投の形で、福井県から代表で出場した投げの形ペアが素晴らしい演武を行い見事準優勝。この結果にさらに力をいただきました。

よし、自分達もこれに続くぞ!!といきまいて、アップを行います。

今回の試合に向けて、1ヶ月前から調整方法も、色々と模索し、アップから試合に向かう時間までシュミレーションし一番最高の動きが出来るタイミングを探して今回の試合に臨みました。

さらに、道着をクリーニングに出し、新品のような綺麗な道着に着替え、本番を向かえます。

試合前は、『早く演武がしたい』という気持ちを抑えるのに必死でした。力が内からみなぎって来ているようでした。

Dsci0900 Dsci0903 そしていよいよ自分達の番。最初の礼法から演武終了まで、これといってミスも無く演武を終了する事ができました。やっている最中は、よく覚えていませんが、すごく集中している感じは覚えています。ただいつもの感じとちょっと違うな・・・という違和感が若干ありました。

演武を終えて、結果を待ちます。

結果が出る前に、自分達の動きを動画でチェックしてみると、手ごたえとは裏腹に、いつもより動きが小さくなってしまっている演武が映っていました。

『あれ??』

自分の中では、こんなはずは無いという、どこか元気の無い形になってしまっていました。

結果は、69.5点目標としていた点数よりだいぶ低い点数。

最初はこの結果をすぐに受け入れる事が出来ませんでした。

何がダメでこのような点になるのか理解に苦しみました。自分達の中で、ミスをしたという箇所が見当たらないし、最高の演武ではないにしろ、安定したまずまずの演武だったからです。

結果は7位と散々なものでした。

試合後、何も考えられませんでした。今まで、細かい部分まで研究し、合宿で習った事を先生別にまとめ、その中で自分達の動きに一つ一つ意味を持たせ、作り上げてきた今回の形。その1年間かけて作り上げてきたものを全部否定されてしまったような気分になり、かなり凹みました。

表彰式では、我々北信越地区が今年も団体優勝を飾り、お祭りムードの中、一人むすっとしていました。

『形は、点数を競うものではなく、自分の柔道理論を体で表現するもの・・・・』そう自分に言い聞かせながらも、今回の結果でやる気を根こそぎ無くしていました。

帰りの飛行機の中も、形の話どころか、考える事すら嫌になっていました。

もう、本当にダメ人間になっていましたね。

その日は、帰宅後もダラダラとして眠りに付きました。

次の日、前日落ちるところまで落ちたおかげで少し、冷静に大会を振り返れるようになっていました。

動画をもう一度チェックして、今回優勝したペアの動きやほかのペアの動きを見比べ、自分達との違いを見比べ、ほかのペアの出来を確認しながら自分達の動きをもう一度チェックしました。

今回、演武中は手ごたえがあったのに対し、映像では動きが小さくなっている原因が少し見えてきました。

それは、自分がいつも以上の力を発揮してしまったのが原因であるということです。自分が、いつも以上にポイントを極めてしまったがために、受けの動きを制限してしまったのです。そうする事で、全体的な攻防が今回は取がメインになっている抑え込みになってしまい、結果小さく見えてしまったのです。

ここにまた形の難しさを痛感しました。形では、両方の呼吸や力がシンクロしなくてはいけないのです。今回の敗因は自分の暴走といったところでしょうか。

そういう部分が見えてきたら、だんだん悔しくなってきました。

平常心

この部分を意識していましたが、今回は少し、自信過剰だったようです。

そして、つくづく柔道とは心・技・体がひとつにならなければいけないんだと痛感しました。

今回の敗戦で、本当につらく苦い思いをいたしましたが、今はこの経験が、とても重要な経験だったように思えています。

この経験を糧に、今後も形の普及発展に力を注ぎたいと思います。

最後になりましたが、今回、大会出場にあたりたくさんの応援をいただきました皆様。このようなふがいない結果に終わってしまい本当に申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。

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コメント

先は長いよ!これからだ・・・

投稿: 赤沼 | 2012年10月26日 (金) 11時58分

赤沼先生コメントありがとうございます。
正直、負けた直後は『やってられるか!!』とも思いましたが、よくよく見てみれば当然の結果だったかもしれません。
思い入れが強かった分ショックもでかかったです。
でもそのことで、前向きな答えも出せましたし、結局は好きなんだな~と実感でしました。
確かに先はまだまだあります。
この経験をよりよい未来に活かせるよう頑張りたいです。
ありがとう!!

投稿: 赤ペン先生 | 2012年10月26日 (金) 12時38分

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