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2012年8月18日 (土)

長野遠征2

長野遠征2日目。

この合宿の朝は、毎年早くに起こされます。

5:40頃、家の前の鶏小屋から威勢のよい鳴き声が・・・・・chick

目覚ましタイマーのセットよりはやくに起こされてしまいました。

みんな、この鳴き声で起こされたらしく、すでに顔を洗ったり、歯を磨いたりしていました。

Dsci0707 Dsci0708 Dsci0709 朝は、みんなで近所を散歩。気持ちのよい朝日が差し込む森の中、おいしい空気を満喫しながら散歩をしてきました。

Dsci0710 Dsci0712 6:30にみんなでラジオ体操。朝は、この季節でも肌寒く、長袖が必要です。朝日を全身に浴びながら元気にラジオ体操を行ったら、みんなで朝食の準備です。

Dsci0719_2 Dsci0720 Dsci0721 Dsci0722 この日の朝食は、肉厚のベーコン、スクランブルエッグ、取れたてレタスサラダ、豚汁、そして味噌味のいり卵、朝からみんな食欲旺盛で、がっつり食事を楽しんでいました。

朝食を食べ終わったら、身支度を整え、2日目の練習に出発。

1日目の疲れからかバスの中は大変静かなものでした。

バスは順調に佐久武道館に到着。

Dsci0725_2 この日は、長野県の強化練習会があるため、昨日よりは人数がすくなめでした。

午前中の練習は乱取り中心の練習となり、まず最初は寝技練習。自分は昨日いまいちの練習だった低学年の子達の指導にあたりました。

Dsci0726 特にまだ初めて間もない子に付きっ切りで指導。今までそこまで厳しく指導されたことの無かった子達でしたが、この合宿の雰囲気が厳しい練習を受け入れさせたのか、特に面食らう事無く、徐々に良い動きになっていきました。

昨日簡単に負けていた子に、喰らいつき、最後には逆転して押さえ込んだりして大きな成長をしていました。最初は怒られていた子たちも徐々に褒められるようになっていき、そうなるとさらに動きがよくなっていきました。

Dsci0775 Dsci0776 ここで、水分休憩。昨日とは違い、すでに汗だくの低学年達。良い傾向です。

Dsci0737 次は100本の打ち込みをしたあと、元立ち練習。

Dsci0740 Dsci0742 Dsci0754 Dsci0757 Dsci0760 Dsci0772 Dsci0773 この練習では、やる気のあること無い子がはっきりと別れます。練習を見ていても、たくさんの子が練習する中、いつも目にする子が決まっています。
これだけ人数がいると、よほど意欲的に捕まえに行かないと練習が出来ない状況。そんな中でたくさん練習できるということは容易な事ではありません。

でも、練習の様子を見ていると、同じ子ばかりが練習している。いつ見ても、同じ子が色々な相手を捕まえ一生懸命練習している。

見ていると、交代の合図と共に迷わずやりたい子のところへ一直線!!もしダメでも、すぐに近くにいる子へ方向転換、それでダメなら『次お願いします』と予約をしている。練習が出来たらガンガン練習して、交代の合図と共に礼をしたらすぐ横へ走り次の相手を探している。

この練習に対する必死さが、何回も連続で練習することの出来る要因となっているのです。

そうでない子達は、交代の合図に周りから若干送れて反応、斜めに走り、誰かの後について走っていきます。捕まえられなかったら、その場でキョロキョロして、そのまま、まっすぐ後ろに戻ってきます。ひどい子は目の前で手を上げている子がいるにもかかわらず、見えないふりをして違うところへ走っていく・・・

もちろんそういう子には厳しく指導しましたthunderangryannoypunchimpactpout

今回の合宿は、どういう目的で行っているのか、そしてそれを希望してきているのは自分達の意志であること、2日間の限られた時間の中でどういう練習をすることが求められているかを子供たちに伝えました。

初めて参加している子たちには、ちょっと難しい話だったかもしれませんが、その後の練習で少し変化も見れました。自分からいろんな相手に立ち向かうということの必要性がわかってきたのでしょう(ただ怒られるのが怖いだけかもしれませんが・・・)

自分からどんどん練習するということは、ある程度強さを手にしないと実行するのは難しい事だと思います。投げられれば痛いし悔しいですから出来たら避けてとおりたい道でしょう。

しかしそれを拒んでこの道を避けてしまうと、強さを手にすることは無いと思います。苦しい思いつらい経験を乗り越えてこそ手に入れることができる強さ。その強さを手に入れることが出来ると、自分に自信がつき、またより強い相手を求め厳しい道を選ぶ事ができます。

今回初めて参加している子にはそこまでの意識も経験もありません。でも、お尻を叩かれてでも壁に挑戦するという行為を経験するということが今回の長野合宿の最大の目的なのです。低学年の子達には、この経験をきっかけに更なる成長を期待したいものです。

Dsci0743 Dsci0746 Dsci0750 Dsci0747 Dsci0749 Dsci0752 高学年はというと、中学生のお兄ちゃんおねえちゃん達にいっぱい稽古をつけてもらっていました。

こういう少し上の力と練習するという経験も非常に大事です。とてもいきいきと練習しているようにも見えました。

Dsci0763 途中、わざわざ佐久市長が、道場の練習を見学にこられ練習をしている子供達を激励してくださいました。何でも市長は昔柔道をしていた事があったらしく、今度新しく武道館を建設するという事もあり、少年少女たちがどういう環境で、またどういう規模で練習しているかを見学されていたそうです。今度来た時には、立派な武道館が出来ている事を期待したいですねwink

Dsci0777 Dsci0781 Dsci0783 Dsci0784_2 Dsci0785 Dsci0786 Dsci0788 Dsci0789 Dsci0792 さて、午前中練習の最後も、きっちりサーキットトレーニング。今回は、腕立てと腹筋もメニューに追加され、子供たちの気持ちも折れかかっていましたが、何とか全員やり遂げ、午前中の練習終了。

お楽しみの昼食時間です。

毎年、旭日柔道場の皆さんが用意してくださるおいしそうな昼食が、子供たちの楽しみの一つです。

今年は、かやくご飯と、豚汁!!それに、漬物、串きゅうりやスイカなど、暑くて食欲の無いときでも食べやすいものがたくさん用意されていました。

食の細い子達も、みんな完食。疲れた体に栄養補給完了です。

午後からの練習は、試合練習を行いました。各学年に別れ、ランダムに試合を行います。

低学年の子達は、まだまだ試合経験が浅くだいぶんやられていました。この学年は金井学園さんの独壇場。何度も挑戦させて頂いたが、みんなことごとくやられていました。

低学年は、もっと意識を高めての練習が必要のようです。

中学年は、経験の豊富な子はまずまずの練習が出来ていたようです。特に東京の試合で上位に入った子達は、自信を深めたのかだいぶ良い動きになっていました。

そうでない子達は、まだ試合に対して恐怖心があるのか、今ひとつ力を発揮できないでいるようでした。競った勝負になるとどこか自分からあきらめるようにやられているイメージがあります。もっと自信を深めるような練習が必要です。

高学年の子達は、強豪相手に非常の良い競った試合ができていました。ここ最近でまたもうひとつ強くなったように感じます。まだ個々の課題は残っていますが全体的に力強くなってきました。あとは自分のスタイルを早く見つけて力を伸ばして行ってもらいたい。

それぞれの学年で、お腹いっぱい試合練習を行い今回の練習はすべて終了。

今年も、狙い通りの厳しい練習が思いっきり出来、とても充実した2日間を過ごす事ができました。

また、練習をしていた中学生達の練習態度の良い事!!みんな強くなることを楽しんで練習に積極的に参加していました。毎年この練習で稽古をするM木君は、年を重ねるごとにびっくりするスピードで強くなっていました。でも、あの練習に取り組む態度を見ていればその強さも納得です。今年は団体戦で全国大会出場も決め本当に勢いに乗っています。全国大会での活躍もお祈りしています。

最後、お世話になったI先生をはじめ保護者の皆様にお礼の挨拶をして、佐久武道館に別れを告げました。

帰りに、昨日訪れた、穂乃香の湯にまたお邪魔させてもらい、汗を流します。団体でお風呂に入るのも今年の夏で3回目となるためか、みんな非常になれたもので、短い時間でしたが、各自でチームを作り高学年が低学年の面倒を見ながらすばやくお風呂に入っていました。

この行動力は、合宿での成長を物語っていました。

予定より遅くなってしまいましたが、その事が幸いしてか、帰りの渋滞に巻き込まれること無くスムーズに帰路に就く事ができました。

Dsci0793 Dsci0794 夕食は、小布施のハイウェイオアシスにて食事。みんなお腹がすいているのと、練習が終了した開放感からか凄い勢いで食事をたいらげていました。

毎回これくらいの食欲があればみんな強くたくましくなれるのにcoldsweats02

結構厳しく子供たちに接したはずですが、みんなに聞くとこの長野合宿は楽しいという答えが返ってきます。とくに、遊びの要素があるわけでもないのに不思議なものです。

厳しい練習には違いありませんが、それをやり遂げた充実感がきっと『楽しい』に繋がるのだと思います。

Dsci0723 このような、環境で練習を用意してくださった、旭日柔道場のI先生を始め、保護者の皆様、また練習を付けてくださいました、長野県、福井県の皆様、そして宿泊所として利用させてくださいました山田様、本当にありがとうございました。

また来年もよろしくお願い致します。

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コメント

赤ペン先生、お疲れ様でしたdelicious


元立ち稽古は、まったく同じ状況です…


どこも子供達は一緒なんだなぁ、と思いました。


かく言う、うちの次男も、手抜き練習がひどいので、今までは自主性に任せ、黙って見ていましたが、昨日の練習では、とうとう私もブチキレてしまいました。

たぶん、あれほど柔道の事で次男を怒ったのは、3歳からやらせて八年間で初めてだったと思います。

今後、次男が心を入れ替えて練習してくれることを期待したいです。

自分の事ばかりになってしまい、すみませんでしたsweat01

合宿、お疲れ様でした(o^∀^o)


投稿: ロードマスターズ | 2012年8月19日 (日) 15時29分

ロードマスターズさんコメントありがとうございます。
このもと立ちでの行為は、長年見ていても必ずといっていいほど、どの学年でも行われる行為ですね。
自分に自信がない子や、やらされている練習をしている子、柔道にあまり興味を示していない子に多く見られる行為です。
こういう子に、しっかり練習してもらうためには、一度本気で自分達の思いを伝えるという必要があるのかもしれません。
当然自分で気付くというのが一番理想的なのですが、そういう行為をする事によって自分がどれだけ損をしているのかそして、そういう行為をする事で自分を誇る事ができるのか?などと、しっかり伝えていくという事もとても大事なように思います。
あまり口やかましく言い過ぎることなく、ここぞというときにしっかり伝え、後はしばらく様子を見ると子供達なりに考えてくれると思います。
現に今回の合宿を経験した後の練習で、低学年の子が劇的に良い練習が出来るようになっていました。
皆がみんな成功するというわけではありませんが、こういう叱ることがきっかけになる子もいるようです。
子供達が自分で自分を高める練習が出来るようになる事こそが少年柔道で一番求められる基礎なのではないかと自分は考えております。

今回の息子さんへの叱咤激励!!良い方向に進む事をお祈りしております。

投稿: 赤ペン先生 | 2012年8月19日 (日) 22時02分

御礼が遅くなりすいません。長野合宿に声をかけていただき、ありがとうございましたhappy02
金井ジュニアは初めての参加で右も左も分からず飛び込ませていただきましたcoldsweats02低学年の中には初めて親元を離れての宿泊という子もいて、帰ってきた子供から保護者さんから参加者全員頑張って来た様子を聞きましたhappy01
全国レベルの道場さんに胸をお借りする機会はそうそうないです。これからの成長が本当に楽しみですshine
本当にお世話になりましたhappy02

投稿: yama母 | 2012年8月22日 (水) 11時27分

今回の合宿,お声をかけていただきありがとうございましたo(_ _)o
初めての参加で厳しい合宿だという前評判にドキドキしていましたが,低学年は低学年なりに,高学年は高学年なりに頑張っている姿を見ることができ,とてもうれしかったです.
きっとこの練習が子供達の良い経験となって,力となっていくのだと思いました.
元立ちについてはうちも頭が痛かったです.
相手がつかまえられずにしょんぼりした感じで戻ってきますが,心なしかうれしそう(`ε´)
ついつい私も「また戻って来る!」と怒ってました.
元立ちってホントに個々のやる気のバロメーターになりますね.
今回は何から何までお世話になり,ありがとうございました!
いい練習させていただきました!
またお願いします!

投稿: ojiママ | 2012年8月22日 (水) 11時41分

yama母さんコメントありがとうございます。
こちらこそ参加していただきありがとうございました。
この長野遠征は、年を重ねるたびどんどん規模が大きくなっている合同練習会で、福井の優秀な柔道チームをお世話になっている長野県チームに紹介したいと思いお声掛けをさせていただきました。
おかげさまでとても良い練習が出来ました。

こういう交流がこれからもたくさんできると素敵ですね。今後ともよろしくお願い致します。

投稿: 赤ペン先生 | 2012年8月22日 (水) 15時05分

ojiママさんコメントありがとうございます。
子供たちは暑い中一生懸命練習していましたね。
こういういつもと違う環境で練習という経験が子供達をたくましく成長させてくれるのだと思っています。
今年は去年よりたくさんの子供たちの交流があり、良い夏休みの思い出となったことでしょう。

元立ちの行動は、本当にやる気のバロメーターとなっていますね。
練習をやれる子は、練習をするということに必死さを感じます。この必死さを少年のうちに身につけることが出来れば、中学、高校、大学、一般とそれぞれのステージに進んでも力を伸ばしていけると思います。
一生懸命練習する子供達になるよう成長していってもらいたいです。
そういう意味では今回の合宿は、とても良いきっかけになったのではないかと感じています。
この経験が今後も活かせていけるよう期待したいですね。
今後ともよろしくお願い致します。

投稿: 赤ペン先生 | 2012年8月22日 (水) 15時19分

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