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2012年8月 7日 (火)

全日本少年少女武道(柔道)錬成大会

平成24年8月5日(日)に東京日本武道館において第44回全日本少年少女武道(柔道)錬成大会が行われました。

この大会は毎年全国各地から3000名を超える選手が集う、国内最大規模の錬成大会となっています。

川口道場も過去6回この大会に参加しており、最高の成績は低学年の部ベスト8!!しかし、最近では、なかなか勝ち上がることが出来ず悔しい思いをしておりました。

今年こそは!と強い気持ちを持ちながら前日の夜にバスへ乗り込みいざ東京日本武道館へbusdash

朝の5:00に日本武道館へ到着するともうすでにたくさんの人たちが全国各地から集まってきておりました。子供達も朝食や身支度を済ませ、日本武道館の開場を待ちます。

Dsci0596 Dsci0595 東京も朝から暑く、子供達は試合前にもかかわらず汗だくsweat01試合前にばててしまいそうでしたsad

7:30 予定よりはやい開場となり、早速日本武道館のなかへ足を踏み入れます。何度来てもこの武道館のスケールの大きさそして独特の緊張感をもった雰囲気にため息が漏れてしまいます。

Dsci0598 観客席で子供達へ注意事項を話したら開会式の開始です。

あの広い日本武道館の畳が全国の少年少女たちによって埋め尽くされていきます。

Dsci0602 Dsci0600 キャプテンのT弥が川口道場の旗を持って入場行進を行いそれ以外のみんなは道場で整列して開会式を迎えました。今年もライトアップの演出にみんな大きな歓声を上げていました。

Dsci0604 一緒に参加した丸岡スポ少さんのキャプテンT海くんとダブルタクちゃんショットcamera

お互いの健闘を誓い合います。

開会式、基本錬成が終わり、いよいよ試合開始です。試合前のアップでは、両となりに、全国的に有名なチームにはさまれるという最高の雰囲気の中、非常によいアップが行われました。アップの段階で、全員の調子がよいことが感じ取れました。

『今回は、やってくれそうな気がする・・・・』

そんな期待感を持って挑んだ一回戦。

Dsci0607 Dsci0612 低学年の試合からです。初戦の相手は埼玉県の郷道場さん。低学年の初戦。みんな緊張でガチガチかと思いきや、みんな非常に落ち着いた試合運びで先鋒H背負投一本勝ち、次鋒Y太横四方一本勝ち、中堅R輝引き分け、副将T頼出足払有効勝ち、大将K志、払腰一本勝ちで豪快に投げ、まずまずのスタートを切れました。

次の試合は高学年。高学年は2回戦からの登場でした。相手は、千葉県の松戸市柔道修練会さん。高学年の子達は低学年の勝利の知らせを聞いて気合十分。しかし・・・・

Dsci0613 Dsci0615 Dsci0619_2 Dsci0620 試合は先鋒Y亮引き分け、次鋒T人引き分け、中堅哲太引き分けといきなり3連ちゃんで引き分け。初戦の硬さがでていました。それでも副将のY未が、得意の寝技で一本勝ちをすると、大将のT弥が払腰で技ありを奪いそのまま抑え込み一本勝ち。ハラハラさせられましたが何とか2-0で勝利しました。

Dsci0621 続く低学年の2回戦

相手は千葉県の浦安市柔道協会さん

Dsci0624 Dsci0626 Dsci0628 先鋒が元気良く相手を投げるもなかなかポイントを取ってもらえない・・・大内で押し込み有効を奪い有効勝ち。次鋒は、相手を押し込み寝技の展開ですばやく抑え込み一本勝ち。中堅は相手が頭を下げてきたところを寝技に引き込み一本勝ち。副将、相手につり手をしぼられなかなか攻め手を欠き引き分け、大将は3年生のK志。相手は4年生でガンガン攻めてくるファイタータイプ。途中相手の内股を透かして投げるもポイントならず。引き分けで3-0で2回戦も突破しました。

Dsci0632 次は高学年の3回戦

Dsci0634 Dsci0636 Dsci0637 Dsci0638 Dsci0639 相手は埼玉県の志木市柔道連盟さん。この試合は、前回の試合で緊張がほぐれたのか、先鋒~大将まで全員一本勝ち。最高の試合が出来ました。

Dsci0640 さて、続く低学年の試合が、ひとつの山場でした。低学年3回戦。相手は茨城の誠錬館さん。勝ち上がる姿を見ていると先鋒~大将までみんなしっかりした柔道を行い特に中堅、副将は大変力強い柔道をするタイプでした。そしてなにより大将の子は低学年ながら71kgとブロックトーナメント最重量級選手が控えております。3年生のK志に勝負が回ると、分が悪いため前半勝負だと思っていました。

その前二つが頑張ってくれました。
Dsci0641 先鋒のHが大きな声と共に前に前に出て、大内で有効、大外で一本と好スタートを切ってくれました。
Dsci0644_2 この勝ち方で相手にプレッシャーを与えたおかげで次鋒のY太も開始早々足技で投げ、抑え込み一本勝ち。最高の形で試合を進めて行きました。
しかし相手はここからが力強い。中堅のR輝には荷の重い相手だと思っていました。ところがR輝が今までに無いよい動きで互角の試合展開を繰り広げます。
Dsci0646 相手の力強い内股や払腰をうけても姿勢良く受けきり、大外、支えで応戦します。互角の展開で迎えた残り時間5秒。相手の飛びつきの小外刈にはまってしまい有効を奪われ、押さえ込まれて一本負け。あと5秒だったのに・・・・でも、この戦いでみんなの気持ちが益々ひとつになりました。
Dsci0647 副将のT頼も相手の猛攻に耐えます。途中相手の巻き込み気味の攻撃で膝を痛めてしまいます。『棄権』も頭によぎりましたが本人は試合続行を希望。そのあとも痛みに負けず最後まで戦い抜き引き分け。大将戦にもつれ込みました。ここで相手巨漢選手と、3年生のK志の戦い。相手はもちろんガンガン取りにやってきます。
Dsci0648 しかしK志も真っ向からぶつかり合います。K志の払腰で大きく相手が崩れる場面もあり、相手チームの小外刈で大きく崩される場面もありの非常に手に汗握る好勝負。しかし最後までその猛攻に耐えたK志は引き分け。2-1で勝負どころを乗り越えました。

低学年が、非常によい試合をしたことで、高学年もよい雰囲気になっていました。

高学年の次の試合は、静岡県の育誠館さんです。静岡県でも有名な強豪チームで女子選手が多いですが、どの子も力強い柔道をします。
Dsci0649 先鋒戦、相手の大内、背負いなどを冷静にかわし大内、支えで応戦します。大変落ち着いた試合で危なげなく引き分け。
Dsci0651 次鋒戦は長身の女子選手。身長の低いT人にとってはやりにくい相手でしたが、相手の内股をしっかり受けきり、体落しと足技で攻めます。こちらも危なげなく引き分け。
中堅戦、こちらのポイントゲッターのT太でしたがこの日はどうも『取りに行くんだ!!』という気持ちが強すぎてから回り気味。この試合も歯車があわず引き分け。
Dsci0653 副将戦、相手チーム唯一の男子選手対川口道場唯一の女子選手の戦い。相手は今年の全国個人戦に出場するような選手でした。
しかし、Y未がやってくれました。開始早々組み勝った瞬間、大内・大外と追い込みながら最後は支えで技ありを奪ってきます。しかし、ここから相手選手の反撃、組際の低い背負いで有効を取り返されてしまいました。そのあとも危ないシーンが続きましたが、何とかしのぎきり技あり勝ち。
Dsci0654 勝負は大将戦に委ねられました。キャプテンのT弥は80kg以上ある大柄選手に対し真っ向から組合勝負をします。払腰の打ち合いの好勝負は、決着がつかず引き分け。強豪相手から1-0の勝利を収めました。

この勝利は、みんなが力を合わせたチームワークの勝利だと思います。守るところを守り取るところを取る!!逃げるような柔道ではなくしっかり組み合ってこのような試合が出来るとは思っていませんでした。

Dsci0663 次の準々決勝、この調子で行きたかったのですが、次の試合は、神奈川県の愛柔会さんに次鋒、副将、大将が取られてしまい3-0で敗れてしまいました。完全に力不足による負け。子供達は全力で立ち向かいましたがやられてしまいました。でもこのような全力を出し切っての負けは今後に大きく影響します。きっとこの負けをよい成長につなげてくれる事でしょう。

さて、高学年が惜しくも敗れてしまった試合の裏では低学年の準々決勝が行われていました。

相手は、全国チャンピオンを輩出している静岡県の神士館さん。
この試合は非常に手に汗握る接戦でした。まず先鋒のムードメーカーHが大きな声を出して相手に攻め込みます。途中内股で技ありを奪い、益々絶好調。ところが調子に乗りすぎて掛けたことの無い払腰を見事に返され技あり。引き分けに終わってしまいました。
続く次鋒戦、相手の低い背負いや一本背負いをかわし足技と背負いで攻め込みます。途中相手に指導が与えられましたがその後攻めきれずの引き分け。中堅は、お互いに一歩も譲らず大外の掛け合いでした。いままでのR輝なら、この勝負にビビッてしまいやられるのですがこの日は違いました。みんなの頑張りに触発されてか最後まで攻め抜き引き分け。
勝負は後半戦に移ります。副将、エースのT頼。前回の試合で膝を痛めており大変心配でした。しかも相手は力強いファイタータイプ。しかし、T頼は膝の影響は一切見せず気をはき向かっていきます。一進一退の攻防で迎えた1分過ぎ、杜頼のしつこい足技で相手が大きくバランスを崩し勢い良く後方へ倒れ一本sign03
エースがほしいところで一本勝ちをしてくれました。
大将のK志は、この試合も一歩も引かず応戦し引き分け。1-0で接戦をものにしました。

高学年同様、チームワークの勝利。この試合にも感動させられました。

Dsci0656 そして迎えた準決勝。相手は、オリンピック金メダリスト率いる古賀塾さんです。
先鋒戦、Hはいつものように攻め込みたかったのですが、相手選手が強かった。何もさせてもらえず押さえ込まれて一本負け。次鋒のY太も組み手の段階で組み負けてしまい。大内で攻め込まれます。途中相手の大内を切り返しに行きましたがさらに相手に被せられて一本負け。中堅R輝は、前半は良い勝負をしていましたが途中で背負いについていってしまい押さえ込まれて一本負け。前三つで負けが決まってしまいました。
Dsci0660_2 副将のT頼が支えで技ありを奪い反撃しますが、大将K志が引き分けで3-1で敗れてしまいました。

こちらも、高学年同様、完全な力負け。全力で戦っても勝てなかった相手でした。これは非常に悔しい事ですが、子供達は本当に素晴らしい試合をしてくれました。勝てなかったのは指導者の責任。この悔しさをバネに更なる飛躍を信じ頑張って行きたいです。

Dsci0672 こうして、今年の東京遠征は低学年ブロック第3位の敢闘賞、高学年はブロックベスト8という成績でした。

決して大きなチームではなく、それでいてしっかり組み合う事を信条にしているチームでここまで勝ちあがれたというのは子供達のチームワークなしでは語れません。
今回のチームは男子は全員頭を丸刈りにして試合に臨みました。小学生で、丸刈りにするということに抵抗のある子もいたことでしょう。それでも、『チーム一丸になるんだ』という気持ちがこうやって現れて一致団結した事が、今回の勝利に繋がったと感じました。
柔道は個人で戦う競技。しかしながら、この団体戦においてはまさしくチーム戦でした。先鋒の選手から大将までみんなの気持ちを受け共に戦うといったチーム戦。試合をするたびにみんな手を取り合って強くなっているような試合でした。

今回この東京で感じることが出来た仲間の絆。これを今回残念ながら試合に参加できなかった子達にも伝えていってもらいたい。この絆こそ柔道で感じてもらいたい大きなテーマであると思います。

今回参加した選手達には是非、この絆の伝道師になってもらいたいものです。

みんなで勝ち上がる喜びと、仲間の支え、家族の支え、そして最後に味わった悔しさを今後の練習にいかしていきたいと思います。

最後に、朝早くから夜遅くまで選手のお世話や応援をしてくださいました保護者の皆様、そして川口道場を応援してくださった丸岡スポ少の皆様本当にありがとうございました。皆様のおかげで敢闘賞を得る事ができました。今後ともよろしくお願い致します。

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コメント

ご無沙汰してます。吉報を読みhappy01凄いsign04やりましねshine日々子供と一緒に頑張ってきた事が、形になりましたねscissors余談ですが我が中学もやっと頂点に立てましたweep個人は駄目でしたがweepまた夏の合宿楽しみにしてます。

投稿: 柔道愛好者 | 2012年8月 7日 (火) 23時11分

赤ペン先生、敢闘賞、ベスト8、おめでとうございます


とても大きな大会での好成績sign03


子供達も大変大きな自信になったことでしょう。


浦安柔協さんは、我々旭柔協と合同練習をやらせていただいており、その強さはよく知っております。


川口道場さんの子供達のレベルの高さがよくわかります。


我々も、大きな大会にでて、川口道場さんといつか戦えるように頑張りたいと思います。


遠い所、お疲れ様でした。


本当におめでとうございましたhappy01sign03

投稿: ロードマスターズ | 2012年8月 8日 (水) 07時47分

なんだか凄い事になってますねcoldsweats02
特に低学年の3位には驚きました。実力者揃いとはいえ、軽量級の4年。魔王とはいえ、3年で大将の重責を担うK志。
まさかここまでやるとは・・・
お見それしましたcoldsweats01 頭を丸めてお詫びしますhairsalon
日本武道館で、強豪相手に臆することなく、気合の入った大きな声で攻めまくる川口道場の子供たちの雄姿が目に浮かぶようですhappy02
どや顔の魔王の父が目に浮かぶようですwobbly

丸岡スポ少は・・・  出直しですweep

投稿: クリリン会長 | 2012年8月 8日 (水) 10時56分

柔道愛好者さんコメントありがとうございます。
まずは団体全国出場おめでとうございます。
結果はI先生よりお聞きしておりました。
団体戦での勝利はチーム力の勝利。
息子さんをはじめチーム一丸となっての良い試合が目に浮かびます。
次は全国大会でのご活躍を期待しております。
それでは今週お会いできる事を楽しみにしております。

投稿: 赤ペン先生 | 2012年8月 8日 (水) 15時36分

ロードマスターズさんコメントありがとうございます。
今回の大会では、低学年で浦安柔協さん高学年で松戸市修練会さんと千葉県の強いチームと対戦させていただき大変勉強になりました。さすがレベルの高い千葉県。大変きれいな柔道でした。
旭柔協さんともどこかの大会でお会いできる日を楽しみにしております。

投稿: 赤ペン先生 | 2012年8月 8日 (水) 15時42分

クリリン会長コメントありがとうございます。
今回の大会はみんなクリリン会長を見習って頭を丸めた事が勝因だと持っていますwinkまだまだ会長の輝き具合にくらべると足元にも及びませんが・・・・
今回のこの勝利は、日頃丸岡さんに出稽古に行かせて頂き稽古してきた成果が出たものと感謝しております。
今後とも、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
それでは早速今日お邪魔いたしますので、よろしくお願いします。

投稿: 赤ペン先生 | 2012年8月 8日 (水) 15時47分

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