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2012年8月24日 (金)

川口道場王座決定戦

Dsci0796 平成24年8月23・24日に川口道場において、川口道場ナンバー1を決定する『川口道場王座決定戦』が行われました。

今回で7回目となる今大会は、23日に高学年の部、24日に低学年の部と別れそれぞれで王座を競う大会で、毎年熱戦が繰り広げられいます。

今回も、とても熱い試合の数々が繰り広げられていました。

まず23日に行われた高学年の部からwink

高学年の試合は、試合時間3分、そして2分間のGSで勝負の優劣を決定します。

まず初戦は、6年生VS4年生という組み合わせで試合が行われました。

すぐに決着がつくと思いきや、4年生が大健闘。とくにT頼は、Y亮の攻撃をうまくさばきながら足技で攻めます。途中有効を奪われ、抑え込まれますが根性で逃げ、一本を許さず優勢負け。

この試合が一番意外な試合でした。このほかにもよい試合がいっぱいありましたが全部は紹介できないので今回自分が印象に残った試合ベスト3を紹介したいと思います。

まず、第3位

優勝を決めたキャプテンの一撃、決勝戦の一戦です。

決勝戦は、北信越強化選手で今大会の優勝候補でもあったT太と、強敵に競り勝ってきたキャプテンT弥との試合でした。

自分の戦前の予想では、立ち技、寝技共に有利のT太が勝利するという予想でした。

試合が始まり、始めの合図とともに前に出て組み勝、相手をゆさぶるT太。
T弥はうまく自分の組手になれず、防戦一方でした。しかし、最初に攻勢にでたことでT太のなかに油断が生まれたのか、不用意に組み合ったとき、棒立ちになっていました。その瞬間、T弥渾身の払い腰が見事に決まり技有り。すかさず崩れ袈裟固めで抑え切り一本勝ち。
いつもの練習の感じではGSにもつれ込み判定決着かと思いきや、早々の一本決着。相手の一瞬の気のゆるみを見逃さず
攻めたキャプテンT弥の意地の一本勝ちでした。

続く第2位

Dsci0812 組み合う柔道の魅力満載、準決勝T弥VSY未の一戦です。

先ほども登場したT弥と、川口道場最強の女子である北信越強化選手のY未との試合。この試合は、全くと言っていいほど組み手をきりあうようなことは無く、お互いに組合ガンガン技をかけあう昭和時代の柔道を思わすような柔道でした。がっぷり組合、お互いに大内、大外、払い腰、支えが飛び交います。試合開始直後にY未の支えで腹這いとなってしまったT弥。その後お互いの技の応酬が続き、本戦3分間終了しGSに突入しました。
このあたりからY未が攻め疲れからか呼吸が乱れてきており肩で息をするようになってきました。このチャンスに、攻め込むT弥。お互い紙一重の所で踏ん張り、切り替えし、手に汗握る接戦は旗判定に・・・

判定は、最後まで攻め抜いたT弥が2-1で勝利。5分間攻め続けて勝利をものにしました。この判定は非常にきわどいもので、最初の腹ばいの支えをとるか、最後の怒涛の攻めを取るかで旗が分かれました。

Dsci0821 そして赤ペン先生が選ぶ王座決定戦ベストバウト第1位は、敗者復活2回戦 根性で攻め抜いた4年生の火の玉小僧Y太Vs5年生M琴の試合

M琴は敗者復活1回戦で、同級生でライバルのM穂に判定で勝利。勢いに乗るM琴の相手は4年生で練習でもわりと相性の良いY太。
順当に行けばM琴の勝利が予想されました。
開始早々、Y太は大内で攻めますが、そこはM琴は熟知しておりすかさず切り返しに行きます。Y太は返されそうになり腹這いで何とか逃れます。
M琴は、払い腰、大内で攻めこみますが、Y太は粘りを見せ踏ん張ります。Y太は背負いを試みますが回転を止められこれまた返されそうになります。寝技でも攻められ足が抜けると抑え込みというピンチを迎えますが、二重がらみで何とか切り抜けます。
こうした粘りが徐々にですがY太の追い風となってきました。
Y太が常に先に組み、技を仕掛けるような試合運びになっていき、体格で勝るM琴でしたが徐々に返し主体の柔道となっていきました。
Y太はそこを逆手にとって背負い投げをかけ、返しに来たところにY太独特の小外でM琴を腹這いに倒します。そのあとも先に仕掛けてスピードで勝負するY太。M琴の手数がだんだん減っていきました。
試合本戦終盤、Y太が先に仕掛けた背負いでしたが投げ切れずつぶれたとき、M琴が勝負に出ました。わざと相手の横に着き脇に手を突っ込んだのです。この姿勢は後ろ袈裟の餌食になりますが、いつもの練習でY太の癖を知っているM琴は罠を仕掛けました。
もちろんY太は待ってましたと後ろ袈裟に入ろうとしたとき、先に回り込み縦四方で攻撃を仕掛けます。Y太の体はもう仰向けになってしまっており足が抜けたら抑え込みという絶対絶命のピンチでしたが、ここで時間。九死に一生を得ました。
ここからは2分間のGS。お互い疲労の色は隠せません。
しかしながら、お互いにここが勝負どころと、技をかけあいます。めまぐるしく攻守が入れ替わりながらむかえたGS1分30秒過ぎ、M琴の大内でY太がバランスを崩し、たたらを踏んで後方に下がりました。ここがチャンスと押し込み決めにかかったM琴でしたが、ここにY太が根性で背負いを合わせて投げます。M琴は意地で腹這いでのがれましたが、大きなポイント。
残り30秒弱、お互いに技をかけあい試合終了。背負いの印象ポイントが大きく影響し3-0の判定でY太が勝利しました。

いつもの練習での内容であれば、立ち技、寝技共にM琴の方が有利でしたが、最後まであきらめない気持ちが執念の勝利に繋がりました。

とまあこんな感じで行われた高学年の部。

今回も、意外な番狂わせが数多くみられ、本当に見ていて面白い試合ばかりでした。

こういう試合がいつでもできるようにこれからもがんばってもらいたいです。

さて今日は、低学年の部。この高学年の部に負けないような熱い試合が繰り広げられる事を期待したいです。


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コメント

赤ペン先生、おはようございますhappy01


お互い競い合い、成長していく、とてもよい企画ですね。


得てして、同じ道場生同士、練習はいつも同じメンバーになるので気も緩みがち。

こういう企画があると、同じ道場生同士でも否応なくライバル心が芽生えますね。

低学年のレポートも楽しみにしていますsign01

投稿: ロードマスターズ | 2012年8月25日 (土) 07時59分

ロードマスターズさんコメントありがとうございます。
高学年の試合は、いつも練習している成果を十分に発揮しているよい試合がたくさんありました。
競った試合で、どちらが勝ってもおかしくないようなギリギリの試合。
自分の中では、じゃんけんのような試合だったと思います。どちらが勝ってもおかしくない。だから見ていてもとても面白かったと思います。rockscissorspaperを出させないようにする試合でなく、お互いにどんどん出して行き勝敗を決する。
少年柔道ではこういう柔道を指導していきたいと思っています。こういう試合が行われるようになれば柔道人気も増えてくるのではないでしょうか?
こういう試合がたくさん行われるようにこれからも頑張って行きたいです。

投稿: 赤ペン先生 | 2012年8月25日 (土) 11時10分

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