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2012年7月18日 (水)

存在能力を引き出す鍵 ~チームのために~

15日の石川錬成大会決勝トーナメント。

14日の予選リーグで、Aチームはまさかの1部トーナメントup

Bチームは悔しい3部トーナメント down
前日の試合でのそれぞれの思いをこの日のトーナメントにぶつけます。
まずAチームは、1回戦シードで、2回戦、石川の名門坂田道場さんと対戦。
先鋒のT頼が、寝技でワンチャンスをものにして一本勝ち。
T頼は今回の試合は調子がよく、確実に勝ち星を挙げてきて先鋒の仕事をしてきていた。
しかし次鋒のM穂が相手チームのポイントゲッターに小外で一本負けしてしまい1-1に・・・ 
そして中堅戦、相手は体重80kgの巨漢。女子のM琴には、厳しい相手でした。
しかし、今回のM琴は違いました。試合が始まり、大きな相手に臆せず組みに行きます。今までのM琴であれば、相手の大きさにビビってしまい何もできずに終わっていました。 
しかし今回は、相手の技をしっかり受け、どんどん技を仕掛けていきます。途中返されそうになりましたがそれでも怖がらず組みに行き、なんと最後まで戦い抜き引き分け。 
今までにない試合をしてくれました。 
つづく副将戦。相手チームのエースとこちらのポイントゲッターとの戦い。ここが勝負でしたが、天才柔道家の前に技あり負け。得意の形に一度も持って行けず、一瞬のすきを足技で押し込まれてしまいました。
勝負は大将戦にたくされましたが取りに行くもうまくかわされ引き分けの2-1で惜しくも敗退してしまいました。

 負けはしましたが、みんなの力を出し切りとても良い試合ができていたと思います。負けたことは反省しなくてはいけませんが、勝負に臨む姿勢がよかったように思います。

Aチームは残念ながら敗れてしまいましたが、Bチームは、3部トーナメントで快進撃を見せてくれました。

初戦、加賀聖武館さんと対戦

先鋒が、寝技で一本勝ち。しかし、次鋒が抑え込まれ一本負けをしてしまいました。
悪い流れになりかけたところでしたが、中堅のY太が頑張りました。相手は大柄で力強い相手、しかも学年も上で厳しい相手でしたが、一歩も引かず足技で技ありを奪います。相手はますます圧力をかけて振り回してきます。小さいY太はぎりぎりの所で踏ん張りしのぎます。さらに相手が前に圧力をかけてきたところを利用し背負い投げで投げきって技有り合わせて一本sign03かっこいい試合でした。これで流れを引き戻し副将、大将共に勝って4-1で勝利、続く準決勝も、この勢いをそのままに全員がよい試合をして5-0で勝利、大変良い勝ち方で決勝まで来ました。
決勝の相手は、同じ地区の丸岡さんのAチーム。

丸岡さんとは常々『決勝で会いましょう!!』と言い続けていましたがなかなか実現せずにおりました。

しかし今回、念願の丸岡地区同士の決勝戦が実現しました(3部ですがcoldsweats01

子供たちは、いつも練習している相手どうしだったのでどこか楽しそうでした。

この戦い、勝負のカギは先鋒戦にあると思っていました。相手中堅は、絶対的なポイントゲッターがいるので、先鋒をとられてしまうと、その勢いのままやられる可能性がありました。

そのカギとなる先鋒戦。相手はK志最大のライバルR晴!!K志の気合も自然と入ります。試合が始まり、がっぷり組み合う2人。お互いに牽制しあいますが、徐々にK志が組み負け頭が下がる・・・・やばい っと思ったらK志の中途半端な大外がなぜか掛かり一本!!

あれ?

ってな感じで勝負が決まりました。

カギを握る先鋒戦を制し、有利になった次鋒戦。ところが、次鋒のHが大苦戦。いつもの練習では得意にしていたはずの相手に、なかなか攻め込めない、途中相手の大外で危ない場面もbearing

非常にきわどい試合でしたが、何とか相手を投げ勝利。でも、相手の健闘にこちらは冷や汗ものでした。

続く中堅戦は、Y太がいきなり勝負をかけて小外で飛びつきますが、その動きを内またで切り返されて豪快に一本負け。あの動きをされてしまってはお手上げです。

そして、副将戦。相手はこの日絶好調のM原くん。この戦いも非常に不安でした。最初に有効を奪うものの、途中場外際で相手の内股が・・・体が一瞬浮くほどの威力でしたがなんとかY亮も残し、何とか勝利。

最後大将のT弥がキャプテンとしてきっちり決めて一本勝ち。4-1で優勝を決めてきました。
Bチームは3部ではあるが、先鋒から中堅まで学年落ちのメンバーでよく頑張ったと思う。


今回の試合に参加して、一番の収穫は、5年生の女子。

いつも、試合にしても練習にしても覇気がない内容で、相手に対して向かっていくという闘志を感じることがあまりなかった。

試合をするたびに自信を無くして、そのまま練習するものだから余計に覇気がなくなるという悪循環。

しかし今回は、どの試合も、『何とかしてやろう』という闘志に満ちていた

特にいつも負けていたM琴が今回なんと 負けなし(*^ー゚)bグッジョブ!!
相手に恵まれたかと思いきや、相手は石川県5年生男子軽量級チャンピオンと今大会優勝したチームの中堅で体重差40㎏くらい重い巨漢の男の子。

今までなら、その相手の大きさにビビり自分で転がるように負けてくるのだが今回は、そういう所はなく臆することなく堂々とした試合で引き分けてきた。
この変化を生んだ一番の要因は、団体戦というチーム力によるものだと思う。

『チームのために自分のできることを全力で行う』

この姿勢が大きな変化を生んだのだろう。今回の試合では、この子だけでなく全体的に、自分の力以上の物が出ていたように思う。力以上というと間違いかもしれない。自分の持っている力を引き出せていたといった方が正しい。

今まで、試合にそこまで熱を入れていなかったが、前回の試合でその部分を修正し本気で勝ちに行く気持ちを伝えて臨んでいた今大会。
その気持ちが全員で共有できたからこそ出てきた変化だと思う。

試合には、子供たちの成長を促す要素がある。そう再認識しました。

試合とは自分の練習の成果を試す場所。そう思っていましたが、そのほかにも自分の中に眠っている能力を引き出す場所でもあるようです。

でもそうするためには、一人だけの力ではなかなか到達できないようにも思います。

今回の試合を見ていて、子供たちが、お互いに声を掛け合い、同じ目標に向かって取り組むことに意味があったのかもしれません。

今回、子供たちが起こしてくれたこの変化を、たくさんの子供たちに起こしていけるよう頑張って指導していきたい。

最後に、今回試合を運営して下さった。石川県柔道連盟の皆様並びに、試合、合同練習をしてくださいましたチームの皆様本当にありがとうございました。

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