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2012年2月20日 (月)

ガチンコファイト!!

Img_8976 土曜に行われた、第14回丸岡交流大会。

今年から、土曜の午後から行われるようになりました。試合は幼年の部から6年の部まで各学年別の個人戦。

人数の少ないクラスは、リーグ戦のみ、人数のあるところは予選リーグが行われ決勝トーナメントが行われました。

Img_8977 Img_8979 Img_8981 Img_8990 Img_8989 Img_8992 結果だけで言うと、7部門中、3部門で優勝、2位が2人、3位が8人の13人が入賞を果たした。また、この大会では、礼法の美しさを評価してくれる礼法賞があり、川口道場から3年生3人が受賞するなど、大活躍の大会でした。

でもこの結果以上にこの大会では、素晴らしい試合がたくさん見れました。

今回はその事についてふれていきたいと思います。

この大会は、通常の国際試合審判規定、および少年申し合わせ事項及び今大会申し合わせ事項で行われます。

今大会申し合わせ事項として、『両膝だけでなく片膝であってもいきなり膝を付きにいく投げ技に対して指導の反則を与える。』とあります。

安全管理のため、福井県ではドンドンと採用されているこの申し合わせ事項。でも体の小さなものにとっては、かなり酷なルールでもあります。

試合を見ていても、体の小さい子は、一生懸命技をかけ優位に試合を進めていても豪快に投げられてしまう・・・・そんな場面を良く見ました。

Img_8978 でも、そんな中、6年の部を優勝したのは、軽量級の鰐湧。

重量級のK平との対決では、お互いに真っ向から組合、技を繰り出しあい、紙一重のところで体を残しながら、つぶれる事無く投げに行く姿が印象的でした。

立ち技、寝技で攻めあい、結果は判定決着ではありましたが、軽量級の鰐湧が優勝sign03

この結果には自分も驚きましたcoldsweats02

でも、『体が小さいからなんだ!!』という気迫が伝わってくるような気持ちの入った感動的な試合でした。

このほかにも、印象的な試合がたくさんありましたが、その中でも特に印象に残った試合を2試合あげさせてもらいます。

ひとつは、3年生の部準決勝、坂井町のH本さんと、Hの試合。

この試合は、まず最初にHが、素晴らしい背負いでH本さんを投げることが出来ました。

主審は一本を宣告するほど、勢いのある背負い投げ。しかし、両副審に技ありと訂正されてから、仕切りなおして始まった試合の変貌振りdespair

最初に背負いで投げた面影は微塵も無く、下がりながら掛け逃げに近い技を繰り出します。その直後、相手の組際の技で投げ返され一本負けdown

この試合に、自分が伝えて行きたい柔道での気持ちの大事さが集約されていると思いました。

どんなに素晴らしい技術、体力、能力があったとしても、自分に自信を持ちその全部を前に出す勇気が無ければよい結果には繋がらないということ・・・・・

Hには、素晴らしい素質があります。そして能力も兼ね備えていると思っています。

しかし、あの場面で、強敵相手から、渾身の背負いで技ありを取った瞬間、自分の能力よりこの場の勝利に気持ちが移動していたと思います。そうなる気持ちは本当に良くわかります。自分も経験した覚えがあります。

でも、結果は、あの一本負け。Hにとっては忘れる事の出来ない相当悔しい一本負けだと思います。

でも、とても貴重な体験であるという事には間違いありません。この悔しさをバネにもう一皮向けてもらう事に期待したいです。

そしてもう一試合は、残念ながら川口道場生の試合ではありませんでしたが、とても魅力的な試合だったためここで紹介させていただきます。

それは、5年生の部決勝戦。坂井町H本君と春江町のT田君の試合。この試合、自分が主審として裁いた試合でした。

試合内容は、お互いがっぷり組合。T田君が大内に入り、H本君がそれを切り返すといった内容。
最終的にH本君の返しが見事に決まり一本決着。

この試合、素晴らしいと感じたのは、T田君の大内刈でした。一度返されそうになり大内での危険性を感じていたT田君。しかし、その大内刈りももう少しで投げれそうという期待感はありました。
この場面で、彼は迷う事無く、大内刈りでの勝負を選んだのです。

組み合ってすぐに繰り出した大内刈。がっぷり入っておりタイミングもばっちり!!残念な事に上半身の極めが甘かったため、切り返されてしまいましたが、本当にあとちょっと極めていればT田君が一本勝ちしていたであろう紙一重の勝負でした。

しかし、決勝の場面で、返されるという恐怖を感じながらも、あえてその技で一本を狙っていく思いっきりの良さにはかっこよさすら感じました。

とはいえ、負けは負けですから、この悔しさを忘れず、あの大内刈に磨きをかけていってもらいたいものですね。

こういった感じで、本当にたくさんの面白い試合が見れて大満足の今大会。

柔道の単純な魅力満載の好勝負ばかりでした。やっている本人達は、勝ってうれしい、負けて悔しいの気持ちでしょうが、そこにもうひとつ、ガチンコでぶつかり合うという楽しさを感じてもらいたいです。

TVゲームの中では感じることの出来ない楽しさだと思います。

今回の試合をきっかけに、そのような楽しさを感じてもらえたら・・・・・・・っと試合後しみじみと思えました。

Img_8994 さて、この貴重な試合を今後の練習にどんどん反映して行き、更なる成長に期待したいです。

最後になりましたが、今回大会を主催してくださった丸岡町柔道協会の先生方をはじめ色々なお手伝いをしてくださった、保護者の皆様、OBの皆様本当にありがとうございました。

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コメント

赤ペン先生、土曜日はお疲れ様でした。また、大会後には大変貴重なお話を聞かせていただき、本当に楽しい1日となりましたhappy01 これからもこれに懲りずよろしくお願いします!
 
さて、自分も決勝トーナメントの試合はゆっくり見させていただきましたが、5年生の部の決勝戦は本当に見応えのある好勝負でしたね!

自分的には、あとは3年生の部の準決勝2試合・決勝の試合も取って・取り返しての面白い勝負だと感じました。今更ですが、坂井町のH本選手は本当に強い選手だと改めて思いましたし、その強い選手を真っ向から迎え撃ち勝利を収めたM広選手も素晴らしい選手だと感じました。
早く丸岡の3年生たちも、こういう技も気持ちも強い選手たちと真っ向勝負が出来るようになることを楽しみにしたいです。

これからも「ガチンコファイト」 期待していますhappy01

投稿: 柔道3兄妹の父、裕 | 2012年2月20日 (月) 21時16分

裕さんコメントありがとうございます。

土曜日はお疲れ様でした&ありがとうございました。

非常に楽しいお話が出来大満足でした。

5年生の決勝は、これぞ丸岡柔道の目指すところだ!という試合でした。(両者丸岡ではなかったですが・・・)

あのような試合を見て、僕も私も!と思ってもらえたら最高ですね。
3年生の子達は確かに熱い試合をしていましたね。見ているものには心臓に悪いですがcoldsweats01

きっとHるかもこの戦いの中心人物になってくるのでこれからが楽しみですね。
これからのガチンコ対決におおいに期待しましょう。

投稿: 赤ペン先生 | 2012年2月21日 (火) 13時05分

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