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2011年6月14日 (火)

講道館柔道「形」講習会

平成23年6月11日(土)に石川県立武道館で講道館「形」講習会が行われました。

この講習会は、北信越柔道「形」競技大会に合わせてその前日に行われる講習会で、7つある形の中から4つの講習会が行われます。

今回は、投の形、固の形、講道館護身術、五の形の4つの形の講習会が行われ、講道館から4人の講師の先生を招いて講習会が行われました。

自分も固の形の講習があったので参加させて頂きました。

固の形の講師の先生は、講道館女子7段の永井多恵子先生でした。

早速講習が始まり、周りの形の講習では、気合の声や、受身の音が鳴り響く中、固の形は、道場の隅に座り、先生のお話からスタートしました。

講道館機関誌『柔道』に書かれた,醍醐敏朗先生の『講道館柔道の形について』という資料を配布してくださり、固の形の歴史的背景からお勉強しました。

以前、固の形の講習を受けたときと違いいきなりの講義から始まったためちょっと戸惑ってしまいましたが、永井先生の形に対する知識の深さに驚かされてしまいました。

自分たちは、どうしても形のビデオを中心に勉強して来ました。しかし永井先生曰く『ビデオでは演じている方の癖が出てしまいそれが悪くなってしまう事もある。やはり教本を熟読し続けなくてはならない。そうする事で新たな発見がある』

とおっしゃっていました。

なんと永井先生は、教本を1日3~4回読み返しておられるそうです。

自分は、この講習会に向けて10回ほど読み返した程度・・・・・・・まだまだ勉強が足りないと言われているようでしたcoldsweats01

固の形の歴史的背景や、教本に書かれている細かい表現について学んだ後、いよいよ実技に突入。

この実技講習がとにかく、厳しいsign03

細かい動作を沢山直されました。

『このくらいの形なら、後2割くらいよくなるからそれを目標に頑張りましょう』

とおっしゃり、固の形の理合いや、動きの力強さ、そして無駄な動きを指摘していただきました。どうやら自分の形は『パフォーマンス的』らしいですsweat01もっと実践的な動きをするように注意されました。

13:00~16:30の講習時間中、休憩はたった5分のみ・・・・・

この日の講習を終えた後、あちこちにすり傷や筋肉痛が発生しました。

今まで結構練習してきた気でいましたが、この様な練習をしたらまだまだだったのだと思い知らされました。

この日の講習会はこれで終了。その日の夜は、皆でご飯を食べた後、部屋に戻ったら泥のように眠りました。

次の日、前日の疲れを引きずりながら、2日目の講習が始まりました。

この日の講習は、試合会場を使い実際の演武を行い、悪いところを指摘していただきました。

進む角度、目線の位置、立ち姿勢、礼の角度・・・・・本当に細かいところまで注意していただきました。それはもう自信が無くなるくらいcrying

その後は繰り返しの反復練習。このとき、福井県から来ていた柔の形のペアが永井先生に形の指導をお願いしていました。永井先生も快く受け入れ柔の形の指導を開始。

『これでちょっと休める!!』

と思い、ちょっと気を抜いた瞬間

『赤ペン!!しっかり足を極めなさい!!』

と名指しで注意されてしまいましたsweat01

さすが7段・・・・

気を抜くことすら許されませんでしたcoldsweats02

しかし、この講習も後半になると、だんだん呼吸が合うようになってきて、自分なりに満足の行く動きができてくるようになって来ました。こうなってくると頚の位置や目線で、相手を制する為の動きが大きく変わるという発見がありました。形とはもともとこういうものなのでしょうね。

この理合いを今度から子供達にも指導して行きたいです。

形の講習も終盤に、永井先生とお話させていただく機会があり、そこで

『形の稽古を最初やっていたときは、自分たちの動きに自信を持ってやっていましたが、最近は、やればやるほど、わからなくなって自信がなくなってきました』

と今の心境を話させてもらったところ、

『形をやりこんで行って益々分からなくなるということは、それだけ真剣に形と向き合っている証拠ですよ!!解らない所があるということがわかってきたという事なのでそれはたいへん良い事ですよ!!』

と褒めていただきました。たぶん今回の講習ではじめて褒められたところでしょう。

こうして形の講習会は終了。

Img_7690 皆で記念撮影を行い、2日間にわたって行われた厳しい講習会は終了しました。

最後に挨拶に行った時に、『よく頑張りましたね。今度は東京でお会いしましょう』と講習会の時と違い優しく温かいお言葉を頂戴致しました。

今回の講習会を経験して、本当に疲れましたが、得るものはとても大きかったと思います。柔道の歴史や形の意義ももちろんですが、技術的な理合いや動きの意味など今後の指導に非常に役に立つことが多かったと思います。

この様な中身の濃い講習をしてくださった永井先生を始め、たくさんの先生方本当にありがとうございました。

さて、講習会が終わった後、いよいよ北信越形競技大会が行われるのでした・・・・・続く

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