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2011年2月14日 (月)

坂井市審判勉強会

平成23年2月12日(土)に、川口道場2階多目的ルームにおいて坂井市審判勉強会が行われました。

Img_696 先日の11日に講道館で行われた少年審判規定講習会の内容を地域伝達して行くべく、全柔連審判委員長であられる川口孝夫先生の講議のビデオを流して坂井市内市外から集まった指導者の先生たちで審判の勉強会を行いました。

今回の講義内容は、国際審判規定少年規定申し合わせ事項についての内容で、

1.後ろ襟について

2.両膝つきの背負いについて

3.絞め技、関節技について

4.無理な巻き込みについて

5.相手の頸を抱えて大外、払い腰を施すこと

6.裏投げの禁止

などの申し合わせ事項にそって講義が進んでいきました。

まず、1.の内容について、後襟とは頸の後ろ側(うなじ)の範囲の部分をいい、そこを握って引き落としても反則となります。背部の基準は肩の中心線に手首がかからなければ奥襟ではない持ち方と判断してよいとのことでした。それに付随して、ケンケン内股の解釈の説明をされており、『後ろ襟、背部を握る場合技をかける瞬間的は認められる。ただし後襟背部を握った状態でケンケン内股をかける場合は瞬間的の規定にかかわらず特例として認める』

とありますが、ケンケン内股のみならず、大内や大外などケンケンで追えるものはすべて認められるといっておられました。また今までは連絡変化した際、今まで講道館ルールではその技は認められず待てとされていましたが国際ルールではその技の効果を認めるとなっているそうです。

2.の内容では、文章では背負投を施す場合となっておりますがいきなり膝をつく場合はどのような技でも指導の反則を与えるべきだと話されていました。

3.の内容では、最近寝技の技術も小学生のころからだんだんレベルが上がってきており頚部を圧迫するような体勢で押さえ込んだりする場合が見られる。例を挙げれば、三角絞めに行くような形から上四方に押える技術で、足を決めたまま押さえ込む、俗に言う『三角固』のような場合、審判が危険と判断した場合待てをかけるべきだと言っていました。
このほかにも頚部の関節に無理がかかるような押さえ込み方が最近はやってきているようなのですがそれらも審判の判断で危険と判断すれば『待て』をかけるべきであるということでした

4.の内容では、今までほとんどこの反則が取られることがなかったようですが、この無理な巻き込みによる怪我が非常に多いことから膝のバネが効いていない体を預けるような技に関しては勇気を持って反則を取っていってもらいたいとのことでした。審判は3人いるので怪しい場合は合議を行い指導の反則を与えると良いといっておられました

5.6の文面に関しては特に深く触れませんでした。

このあと、審判の注意点を指導していただき、そこで、寝技に関しての注意点を指導されていました。
『審判は寝技の攻防をしっかり見なくてはいけない、上半身が決まっていて後は足を抜くだけという場面で、時間がきたからと待てをかけるのはおかしい。寝技の攻めがどの程度効いているのかというのがしっかり理解していないとこのようなことがおこる。』
ということを注意されていました。

確かに、自分たちも試合を見ていて『今から』というときに『待て』がかかることを経験したことがあります。

これからは時間で待てをかけるというのではなく寝技の攻防をよく見て進展がない場合待てをかけることを心がけて行きたいです。

今回の講習会のビデオを見終わったあと、皆で質問をしながら意見交換をして今回の勉強会は終了しました。

審判の勉強会をしていて毎回思うのですが、文面を読んでいて大変あいまいな表現が多く見受けられますその言葉の受け取り方を違った角度から見ることによって大きく意味合いが変わるものだと思います。

自分たちは、少年規定の『基本の習得』『安全管理』というこの部分を大事にこれからも審判を心がけて行きたいと思います。

勉強会にこられた先生方本当にお疲れ様でした。

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コメント

赤ペン先生、こんにちは。
連日の勉強会、お疲れ様でした。
今回、先生が載せて下さった内容は、自分も、もう一度審判規定を再認識する良い勉強になりました。
また、寝技の攻防についても、自分も次男の試合で、肩を決めて、後は足を抜くだけ、という時に待てをかけられ、えっ!? と思った事があります。なので、指導している子供達には、待てがくる事を意識させて、素早い寝技の攻防を心掛けて練習させています。
あと、競技人口のお話しもありましたが、小学生は競技人口が多いのに、中学生になるとガクッと減りますね…
我が母校の中学も、だいぶ前に柔道は廃部になりました。母校の高校は毎年部員が少なく、綱渡りです…
もっともっと、日本柔道界が盛り上がって欲しいと思います。
そのために、我々は底辺拡大に力を入れて行きたいですね!

投稿: ロードマスターズ | 2011年2月15日 (火) 13時04分

ロードマスターズさんコメントありがとうございます。
寝技の攻防についての話はだいぶ厳しく言っておられました。一時期国際審判規定は寝技をほとんど見ないという流れがありましたがあれは国際審判が間違った審判をしているのが間違ったまま広がったために起こった間違いであり、しっかり技の進展を見定めなければならないそうです。

それと競技人口の件は、全国的な問題だと思います。中学生になっても柔道に取り組める環境を整えなければいけないですね。

投稿: 赤ペン先生 | 2011年2月15日 (火) 22時58分

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