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2010年11月26日 (金)

児玉杯を振り返って

Img_6653 平成22年11月23日(祝火)越前市武道館にておこなわれた児玉杯争奪少年柔道大会。

この大会には毎年醍醐杯と同じ日程になってしまいなかなか参加できませんでしたが今年は日にちがずれてくれたので参加することが出来ました。

この大会は、1・2・2年生で構成される低学年の部、3・4・4年生で構成される中学年の部、5・6。6年生で構成される高学年の部に分かれて争われる3人制の団体戦で、予選リーグ勝者で争われる決勝トーナメントとそれ以外で争われる交流トーナメントがありたくさんの試合が出来るありがたい大会です。

今回、同日にひのまるキッズがあったため道場生のほとんどが試合に参加することが出来ました。
この日審判も行わなければならず、すべての試合を見ることができませんでしたが、その中でも感じたことを振り返ってみたいと思います。

Img_6658 Img_6663 Img_6666 まず低学年の部は、普段あまり試合になれていない子がたくさん試合に出ることが出来ました。試合内容は、不慣れな点が多々見られましたが、試合を行っていくうちにどんどん修正されていったように思います。そういう意味ではこの大会はたくさん試合を経験できるので大変ありがたい大会だったと思います。

ただ、2年生のH、Y太は少し悪い癖が出てきてしまっているようでした。この2人は体の小さな男の子。

Img_6664 まずHのほうは少しかけ急いでしまっており引き手を持たないまま体を回す動作をしてしまっていました。試合ということからくる焦りでしょうか・・・down

掛けつぶれる場面も多々見られました。たまにタイミングが会うと非常に良い技で投げれるのですが全体的には焦りすぎてしまっているようです。

Img_6665 Y太のほうはHとは逆に勢いを殺して入っているように思います。掛けつぶれないようにはいろうとしすぎて後ろ重心になってしまっており、返されて負けるというシーンが良く目に付きました。この辺のバランスが難しいと思います。

どうしても筋力の少ない低学年の場合、投げ急がせると潰れてしまうし、そのことを指摘すると後ろ重心となってしまう・・・・この辺のバランスを意識した練習が必要のようです。これは少し長い目で見て行きたい。

続いて中学年。

この中学年の課題は、3年生の強化と4年生の攻撃力の向上です。

Img_6680 Img_6673 Img_6685 3年生は少し力が落ちる学年。練習を見ていても取り組み方にいまひとつ気迫を感じない学年です。おとなしい子がたくさん集まったこの学年。試合でもその練習どおりの頼りない試合が多かったです。しかし、試合を重ねるたびに、見違えるほどよくなっていきました。
チーム戦という事もあり、『何とかチームのためになりたい』という気持ちが芽生えてきたのか試合をするたびに内容がよくなっていきました。

この辺の変化はものすごい収穫でした。この経験を今後の成長につなげて行って貰いたい。

次に4年生は、先鋒が取られてからのスタートが非常に多く、その状態から勝つためには残り2人が取ってこなくてはいけないという状況になります。こうなるとどうしても一本をとりに行く柔道を行わなくてはいけません。

Img_6656 Img_6657 Img_6669 Img_6670 しかし最初はこれがかみ合わず、予選でAB両チームとも2位で決勝トーナメントに進めませんでした。しかし交流トーナメントでは徐々に自分のとるスタイルが身についたのかとられても取り返すといったスタイルで勝ち上がっていきました。

Img_6674 Img_6676 Img_6686 Img_6687 Img_6689 この取りに行くスタイルをしっかり覚えておいてもらいたい。こういう気持ちで練習に取り組むことが出来たら理想の柔道にまたひとつ近づくことが出来るでしょう。

そして最後に高学年。

6年生が一人しかいないために5・5・6年生のAチームと4・5・5年生のBチームの学年落ち2チームで参加。Aチームはいきなりいつもお世話になっている湖東錬成館さんと対戦させていただきました。この試合は非常に面白かった。

Img_6654 まず先鋒は5年生のT晟。相手は学年落ちの4年生の女の子でしたが非常に力強い組み手で真っ向勝負をしてきました。錬成館さんはこの真っ向勝負をしてくる非常に気持ちの良いチームなのでとても勉強になります。T晟は寝技のチャンスを確実にものにし貴重な一本勝ち。

続く中堅のK平の相手は、全国学年別2位のIさん。試合が始まり体で勝るK平でしたがまったく自分の柔道が出来ませんでした。相手は体格差など微塵も感じさせずどっしりと組に来て、小内で攻め立ててきます。何度も大きく崩されて危ない場面がたくさんありましたが何とかこらえて引き分け・・・・でも内容はぼろぼろでしたcrying

大将はキャプテンY雅。この戦いが非常に面白かった。お互いノーガードの打ち合いのように技を掛け合います。タイミングが合えばどちらかが一本を取るといった技の応酬でしたが、結局引き分けて1-0で勝利することが出来ました。しかし、、この試合でおなかいっぱいになってしまったのか、そのあとの試合はいまひとつ・・・・決勝トーナメントに残りましたが、その初戦で越前市さんと対戦したときは、先鋒指導2負け、中堅引き分けといっても自分が審判をしていたら反則負けになっていたでしょう。それくらい内容が悪かった。大将も勝負に出ましたが競ったところで先に気持ちが折れたかのように取られてしまいました。

いい試合が出来たかと思えばすぐに悪い試合が出てくる・・・まだまだ安定した試合が出来ないようです。

Img_6661 さてBチームはというと、全員学年落ちでしかも全員女子という川口レディースでしたが、非常にがんばっていました。正直、このチームでは勝つことはかなり厳しいと思っておりましたが、試合が始まると、非常に良い動きで勝ち上がっていきました。
特に中堅Non・大将M里の5年生軽量女子たちが活躍してくれました。Nonの華麗な立ち背負い、M里は豪快な大内刈などで予選をなんと一位通過。

決勝トーナメントでは大差で敗れてしまいましたが、小さい体で華麗な技を見せてくれました。

今回の試合では、結果が出ませんでしたが、試合をしながら成長してくれた子がたくさんいました。こういう試合というのは、練習では変わらない気持ちの変化というのを起こしてくれるきっかけを与えてくれます。

昨今、少年柔道の試合が多く行われすぎてしまい、それによる弊害みたいなものが感じられるようになっていました。しかし、試合には試合の魅力のようなものがあります。試しあいの場で気づく大事なものもあります。

今回の試合はそういう部分を感じさせていただきました。

Img_6693 この試合で気づいた大事なことをこれからの練習でさらに伸ばして行きたいと思います。

最後になりましたが、このようなすばらしい大会を主催してくださいました越前市柔道協会の皆様本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

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