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2010年10月23日 (土)

指導者と子供達の目線

自分が今見ている世界と、子供達が見ている世界。

それぞれの目線であるものを見たとしよう。

Img_6472 自分が見た机の上のパンケーキheart04

Img_6473 同じものをもうすぐ1歳の娘の目線で見たら見たらこんな感じcatface???

同じものを見ているはずなのに見る角度によってまったく違う世界になってくる。

最近そのことを忘れていたように思う。

色々な先生方と交流を持ち、たくさんの練習内容、指導方法、指導理念などなどを勉強させていただいた。
それのおかげでぼんやりとしていた指導方法にしっかりとした枠線が出来つつあった。

それと、中学、高校に進んでも柔道を続けてくれている教え子達の成長を見ていることで、子供たちの柔道に取り組む姿勢、その子達が築いてきた練習の雰囲気を経験することにより今の子供たちにもある程度のレベルの高さを求めるようになっていった。

そういった目線で子供達の練習を見ていると、練習一つ一つが物足りなく感じてしまい、より質の高い練習を求めるようになってきてしまう。そうなると子供達の行動一つ一つにマイナスの言葉をかけてしまう。

そうなってくると、練習の雰囲気が非常に悪くなっていってしまっていた。

練習が終わるたびに、『こんなはずではないのに・・・』という後悔の念が残る。

そんな練習が続いていたある日、ある子が練習中に劇的に変化した。その理由は・・・・・

分からないcoldsweats02

しかし、今までに見たことの無いくらい激しい動きで柔道をしていた。まだ上手いとか切れのあるといった動きではないが、『こんなに激しく動けたの?』と思ってしまうほどの動きの変化。

何が原因だったのだろうと、そのときの練習内容、雰囲気、掛けた言葉、その一つ一つを思い出し分析してみたがはっきりとしたことは分からなかった。

しかし、何が原因だったか?と子供の目線になって考えているうちに、『そういえば最近、子供達の目線に立って指導していないな』ということをふと思った。

以前は、子供達の目線に立って、日々の成長のうちにわずかな成長でもしたらそのことを本人に伝えていた。

ところが最近は、『こうしろ、ああしろ、こうあるべき』と注文ばかりつけていたように思う。

なぜこのような劇的な変化が起こったのかは結局わからずじまいだが、最近忘れていたものが思い出されてきたので、水曜日の練習中、少しでも成長のあった子をみんなの前で紹介し、その練習メニューをお手本としてみんなの前で行わせてみた。

同じ目線にいる仲間の成長をみんなの前で見せることにより子供達の取り組み方に変化が出てきた。

指導者が勉強をし、指導者も成長するということは当然必要なことである。しかし、知りえた知識や経験して影響の受けた事を、その目線のまま子供達に求めても子供達に響かなかったりする。
子供達には子供たちの見えている世界があり、その世界のものに大きく影響を受ける。

大事なのは指導者が見えている風景をいかに子供達の目線にして伝えてあげれるかなのかもしれない。

今回子供の成長をきっかけに忘れていた大事なことを思い出させてもらった。

指導者の目線と子供達の目線、同じものを見ていてもまったく別の角度からでは感じることが違ってくる。でも同じ目線に立って見えるものの事を説明できれば、お互いの感じ方が同じに近づき伝えたいことや気づかなかったことにお互い気づくかもしれない。

子供の目線で伝えることというのも一つ大事にしていきたいと思う。

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コメント

毎回必ず拝見しているこのブログの赤ペン先生が目の前で動いてます。
感激

投稿: | 2010年10月24日 (日) 09時55分

?さんコメントありがとうございます。
合同練習会に参加されていた方ですか?

何かへんな動きをしていなかったかが気になりますcoldsweats01
お気軽にお声を掛けてくださいね。

投稿: 赤ペン先生 | 2010年10月25日 (月) 12時20分

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