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2010年10月

2010年10月30日 (土)

競い合う

最近の練習で、ある変化が起きている。

それは、練習の前半の準備体操から回転運動のときの変化である。

夏頃から、どうもこの練習時間帯に悪い意味の慣れが出てきてしまっていた。決まった練習メニュー、しかも地味で面白味にかけるこの基礎練習にだらけた雰囲気が混じってきていた。

そのような雰囲気はたちまちチーム全体にうつっていった。
毎回同じメニューでどのようなことをするかがわかってきており、自分の中でペース配分ができてしまっていた。

なのである程度できるようになってくると、できる範囲での動きしかせず、自分の限界値を高めようとする動きではなくなってしまっていた。

最初の頃は、出来なかった動きができるようになってくる喜びからか一生懸命していた子も、ある程度要領をつかむと、そこに楽しみが見出されなくなってきてしまったようであるdown

この状況を見て

『思い切って新しい動きを取り入れるように提案してみようか・・・・・』

などと考えたこともあったが、それではこの積み重ねの練習の意味がなくなってきてしまう。
柔道の場合、この積み重ねの重要さが今後の成長の鍵を握っていると思っている。

なので、何とか今行っている練習を意欲的に行ってもらういい手段がないか考えてみた。

そんな時、道場に張り出されている、今度の団体戦の試合のオーダーが目に入った。

この試合は3人制の団体戦で、道場の全員が参加できる試合であった。

そこで、ふと思った。

『このチームで競い合わせてみようflair

早速、チームわけをして、いつもの回転運動のとき、競い合わせてみた。

するとこの効果は自分の想像をはるかに超えたとても活気のある練習になった。

当初は40分もかかり、練習内容を見直そうかと考えていた準備体操、回転運動であるが、競い合わせてみると約半分の20分ちょっとで終わる。

最近寒くなってきているが、この準備体操が終わるころには汗だくになっている子すらいる。

この競い合うというスタイルが、子供たちの意識を大きく変えてくれた。

お互いに意識しあい、全力で動いている。

それと、今回この競い合いの優劣については子供たちにはっきり伝えていない。

ただ『一生懸命やっているチームが勝ち』としてみた。そうすることで何を一生懸命するかを子供たちに任せて、自分たちで何を一生懸命すればよいのかを考えさせて、競い合わせてみた。
すると一人の子が大きな声を出すとそれに負けじとみんな大きな声を出す。一人がすばやく回転して動き出すとみんなの動きも早くなる。
一人が変わると、それにつられてみんなが良い方向に変わってきた。

だが最初は、この競い合わせるということに不安もあった。それは、競い合うことにより負ける子達が出てきてその子達のモチベーションが落ちるということがあった。

競い合わせるということは必ず勝敗がはっきりと出る。『勝った子は良いが、負けた子はどんどんやる気をなくすのではないだろうか』などと思ってもいた。

しかし、そんなものは自分の取り越し苦労だった。
競い合うというゲーム性が子供たちの意欲を掻き立て、この勝ち負けの判断が自分の一生懸命さで結果が出るということが子供たちのやる気を起こさせたと思う。
そしてチームで評価されるということで、一人ひとりに責任感が生まれ自分ががんばればチームが勝てるという精神にもつながって行ったのだろう。

単なる思い付きだったが、驚くべき効果を実感した。

しばらくはこの競い合うスタイルでがんばってもらいましょうgood

さあ、もうすぐで11月。11月は毎週のように試合が行われる。

今回のような活気のあるチームでこの試合ラッシュを乗り越えてもらいたい。

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2010年10月27日 (水)

うれしい志ノート

うれしいとき

いろいろとあるが、今回は、ある子が持ってきた志ノートの内容にあった。

その子は、まだ柔道を習いはじめて間もない低学年の子であり、前回の試合でデビュー戦をして、その事を初めてこの志ノート(そのときは原稿用紙に書いてきた)を提出してきた。

今回の提出は2回目である。その内容は、先週行われた合同練習の内容について書かれていた。

この志ノートは、何をどのように書いてくるという決まりはない。

まったくの自由。

なのでこちらから『このような事をどういう風に書きなさい』という指導や指示はない。


教えられた事をそのまま書くというより、自分の考えで自分の好きなように書くということに意味を持っていた。
そうする事で自分で考える能力、自分を表現する能力を持たせるという事を養ってもらいたいと思っている。
なので提出もまったくの自由。
特に書いてこなくてはいけないという決まりはない(たまに、全員に提出するように言う事もあるがcoldsweats01

今回、提出の指示はしていないのだがその子はノートを提出してきた。

その内容を見て、ついつい嬉くなってしまった。

そこには、合同練習で自分が出来なかった事の反省が書かれてきていた。

その内容というのが、自分も日頃から感じていた部分であり、そしてなにより伝えたいと思っていたことばかりだったのだ。

その部分は、その子に対して特に伝えた事のないことであった。

何げなく他の子達に伝えていた事はあったと思うが、その言葉を聞いて覚えていたのだろうか?

姿勢のこと、形のこと、技のこと、そして練習の取り組み方で行いたいことなどが書かれていた。

前回提出してきたときの内容は試合に参加した感想文とこれから練習したい事が書かれていたのだが、このときも、『おっ』と思わされていた。
それは次の目標が書かれていたことだった。

小学2年生でしかもまだそんなに慣れていない子が、今後の目標を、指示もしていないのに書いてきたことに非常に驚かされたが、今回はさらにいくつかのポイントに分けて目標が立てられていた。

その内容を見て
『まだ小さいのにすごいなぁ』
と感じつつ、自分達の伝えたい事と同じ目標を立ててきてくれたことにうれしさを感じた。

この志ノートにはたくさんの目的がある。

まずは先ほど書いた自主性の促し、それから子供達との信頼関係の構築、聞いた事を感じたことを文章にまとめて書くという動作をする事で記憶するという効果、そして自己を反省し確認するという作業を行わせることをすることなどいろいろある。

今回、この子は、自らの力で自己の反省を行ってきた。そこでその返事に、成長に必要なサイクルのことを書いてみた。

強くなる、もしくは成長するという過程のなかには、必ずどこかで反省をしなくてはいけないと思う。
そしてそれを次に活かせる様に確認し、それを行動に移す。そしてその行動の先に目標の達成があると思う。

この、反省 → 確認 → 行動 → 達成 というサイクルを覚えてもらい、自らを高めるという事に楽しみを求める。

この事が出来るようになれば、柔道の目的に一歩近づけるように思う。

今回はこの志ノートに書かれた内容に自分達と同じ気持、同じ志が書かれていたという事によろこびを感じ、その前向きな姿勢を応援したいと心から思った。

自分は結局こういう姿を見ることが好きで少年柔道を指導しているのだろう。この子供達の前向きな姿勢に感謝したい。

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2010年10月26日 (火)

ありがとー

昨日の一般練習に、初めてある中学生が練習に来てくれた。

最近OGのN桜と一緒によく練習を行なってくれる先輩で、今日は川口道場の子達にも稽古をつけてくれた。

一人ゲストが来るだけで、練習が非常ににぎやかな練習となった。

いつもは黙々と反復を繰り返す寝技練習日でしたが、この日は明るい寝技練習が出来ました。

こういう人のことをムードメーカーというのでしょうか、たった一人でもその場の雰囲気を変える能力を持っている・・・・・

圧倒的な陽の力を持っていました。

モジモジ君が多い川口道場の子達はその圧倒的な存在感に、ちょっと引き気味でしたが・・・・・・gawk

M先輩ありがとーhappy02

またいつでも練習しにきてねscissors

特に月曜日がお勧めですよwinkgood

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2010年10月25日 (月)

一生懸命の差

平成22年10月24日に福井県立武道館で福井県少年強化練習会が行われました。

この日の県立武道館では色々な柔道の催しがありました。

まず、午前中に少年の強化練習に合わせて、バーミンガム世界選手権金メダリストであり日本人で初めて主婦としてシドニーオリンピックに参加し見事銀メダリストとなった楢崎教子先生による柔道教室が行われました。

寝技の基本的動作とその練習法、立技では大内刈や体落しなどの技の理合いや入り方を指導していただき、子供達にもわかりやすい説明でありながら、指導者にとっても非常に参考になる、ポイントを押さえた指導をしてくださいました。

また、小道場のほうでは、女性専用の柔道教室『レディース柔道教室』が行われ、たくさんのお母さん方が参加しておりました。
川口道場からも4名参加されており、柔道の基本の動きの中心にして柔道を楽しんでおられました。
このような柔道教室に参加することにより、子供達とのよりしっかりとした信頼関係が作られるキッカケとなることでしょう。子供達もお母さんの頑張っている姿を見て『自分達も負けてられない』と闘志をもやしてくれるでしょうsign03

さて、午前中に大変ためになるお話を聞いた子供達。午後からは強化練習会が始まります。

今回の強化練習会には、三重県、愛知県、滋賀県、石川県からたくさんの子供達が参加してくださいました。
午後からの短い時間でしたが、立技の乱取りを中心とした練習と、試合練習を行ないました。

今回、自分は大道場で行なわれた高学年の練習を見ることになり、練習を見ていると、さすがに県外から参加されているチームの子供達の意識の高さに驚かされました。
礼法、挨拶一つにしてもしっかりしてるし、何より一生懸命練習に取り組んでいる姿が目に付きます。
川口道場の子達も、一生懸命練習していましたが、県外の子達の動きを見ていると見劣りしてしまいました。
では何が違ったのだろうか?

練習の合間の休憩中子供達を集めて、自分なりに感じた一生懸命の差というのを伝えてみた。

川口道場の子達は、子供達なりに真剣に練習に取り組んでいたのだが、外から見ていて何を中心に練習しているのかが見えてこなかった。ただ同じようなリズムで同じ動きを繰り返し失敗したら、もう一度最初からやり直し・・・・・同じ動きを一生懸命同じように繰り返していた。

次に県外から来ていたチームのある子を見てみると、技に入ってから投げきるところにものすごいスピードを感じた。『あっこの子は投げきる練習をしているのだな』と外から見ていても感じさせられた。当然失敗したら豪快に自爆していたが、それもまた魅力を感じる練習方法であった。
また別の子は足技を延々と出し続けていた。すこしでも崩れれば一気に極めに行く。
同じ真剣に取り組んでいてもそこに明確な目標があるのとないのでは、大きな差が出てくると思う。
川口道場の子達は頑張って練習していたが、そこには一生懸命『何を』練習するといった明確な目標が欠けていたのだと思う。

今回この合同練習に参加した子供達はこの一生懸命の差ということをどう受け取ったのだろうか・・・

今後の練習に期待したい。

今回の県強化練習会では、本当にたくさんの刺激を頂きました。強化練習を運営してくださいました県柔連の先生方、柔道教室をしてくださいました楢崎教子先生、また県外から朝早くからお越しくださいましたチームの皆様、本当にありがとうございました。

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2010年10月23日 (土)

指導者と子供達の目線

自分が今見ている世界と、子供達が見ている世界。

それぞれの目線であるものを見たとしよう。

Img_6472 自分が見た机の上のパンケーキheart04

Img_6473 同じものをもうすぐ1歳の娘の目線で見たら見たらこんな感じcatface???

同じものを見ているはずなのに見る角度によってまったく違う世界になってくる。

最近そのことを忘れていたように思う。

色々な先生方と交流を持ち、たくさんの練習内容、指導方法、指導理念などなどを勉強させていただいた。
それのおかげでぼんやりとしていた指導方法にしっかりとした枠線が出来つつあった。

それと、中学、高校に進んでも柔道を続けてくれている教え子達の成長を見ていることで、子供たちの柔道に取り組む姿勢、その子達が築いてきた練習の雰囲気を経験することにより今の子供たちにもある程度のレベルの高さを求めるようになっていった。

そういった目線で子供達の練習を見ていると、練習一つ一つが物足りなく感じてしまい、より質の高い練習を求めるようになってきてしまう。そうなると子供達の行動一つ一つにマイナスの言葉をかけてしまう。

そうなってくると、練習の雰囲気が非常に悪くなっていってしまっていた。

練習が終わるたびに、『こんなはずではないのに・・・』という後悔の念が残る。

そんな練習が続いていたある日、ある子が練習中に劇的に変化した。その理由は・・・・・

分からないcoldsweats02

しかし、今までに見たことの無いくらい激しい動きで柔道をしていた。まだ上手いとか切れのあるといった動きではないが、『こんなに激しく動けたの?』と思ってしまうほどの動きの変化。

何が原因だったのだろうと、そのときの練習内容、雰囲気、掛けた言葉、その一つ一つを思い出し分析してみたがはっきりとしたことは分からなかった。

しかし、何が原因だったか?と子供の目線になって考えているうちに、『そういえば最近、子供達の目線に立って指導していないな』ということをふと思った。

以前は、子供達の目線に立って、日々の成長のうちにわずかな成長でもしたらそのことを本人に伝えていた。

ところが最近は、『こうしろ、ああしろ、こうあるべき』と注文ばかりつけていたように思う。

なぜこのような劇的な変化が起こったのかは結局わからずじまいだが、最近忘れていたものが思い出されてきたので、水曜日の練習中、少しでも成長のあった子をみんなの前で紹介し、その練習メニューをお手本としてみんなの前で行わせてみた。

同じ目線にいる仲間の成長をみんなの前で見せることにより子供達の取り組み方に変化が出てきた。

指導者が勉強をし、指導者も成長するということは当然必要なことである。しかし、知りえた知識や経験して影響の受けた事を、その目線のまま子供達に求めても子供達に響かなかったりする。
子供達には子供たちの見えている世界があり、その世界のものに大きく影響を受ける。

大事なのは指導者が見えている風景をいかに子供達の目線にして伝えてあげれるかなのかもしれない。

今回子供の成長をきっかけに忘れていた大事なことを思い出させてもらった。

指導者の目線と子供達の目線、同じものを見ていてもまったく別の角度からでは感じることが違ってくる。でも同じ目線に立って見えるものの事を説明できれば、お互いの感じ方が同じに近づき伝えたいことや気づかなかったことにお互い気づくかもしれない。

子供の目線で伝えることというのも一つ大事にしていきたいと思う。

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2010年10月14日 (木)

行動に移す

先日行われた坂井市市民スポーツ祭少年柔道大会。

結果的には団体戦準優勝で、個人戦は誰一人優勝者が出ないという結果で終わった。

どのチームも着実に力をつけてきており特にいつもお世話になっている丸岡スポ少さんは急激に力をつけたような印象を受けました。

そんな中、今回不振であった試合をふりかえってみると、相手と組み合うということが出来ない又は組んでも正面で組み合っていれない状態だったのが一番の敗因であったと思われる。

最近の練習では組み合った状態から打ち込み、投げ込みを中心としていた練習ばかりしていたので、今回のこの結果は指導者側にあるといえる。約束練習ばかりだったために相手を動かしてからの技出しに繋がらなかった。一度止まってから技を出すような感じになってしまっていたのでその辺を修正していかないと感じた。

そんな中、子供達の中には今練習している思い切りの良い技を仕掛けて一本勝ちを収める子や、力のある子と組み合っても投げられない受け強さを身につけてくれたという成果も見られた。

とはいえ、優勝者が1人もいないということは、全員が悔しい思いをしたということになる。

当然、自分達指導者も悔しい。かといって、組み手で組み負けたから組み手の練習をするかというと、まだその時期ではないと思っている。今はとにかく組んでの技の攻防が出来るような心と体を鍛えて行きたい。
それが出来た上で次のステップに進んで行きたいとかなり長期的な指導をしていきたいと思っている。

ただ心配なのは、試合という、勝ち負けがはっきりと出る場面で負けるということにより子供達のモチベーションが落ちていってしまうということである。
負けるということは、非常に辛いことで、苦しく惨めでもある。自分自身を否定された感覚に陥る。

勝つということはその子の意識を変える一番のきっかけになり子供に楽しく柔道を取り組ませようとするには、この勝つ喜びを与えてあげることが一番手っ取り早い方法であるように思うときがある。

子供達は本当に自分達の指導に忠実で一生懸命取り組んでくれている。それでも負けてしまう現状を見ると本当に申し訳なく思ってしまう。
試合後、負けても学ぶことがあるということを子供達に話、大事なのはこの状態からこの悔しさを糧に出来るかどうかということである。と説明した。
子供達にはなかなか難しいことであったと思うが、この『なにくそ精神』こそが柔道の大事な精神のひとつであると思っているので、自分なりの言葉で子供達に伝えてみた。

そして試合後の練習日。

道場に入ってみるとたくさんの子が志ノートを持ってきた。内容はそれぞれバラエティーに富んでいたが、低学年の子でもなかなか的確なことが書かれていてそして前向きな言葉が書かれていて一安心。

なかなか意識の高さを感じさせてくれる内容でした。

練習のほうも、活気があり特にキャプテンが非常に動きの良い練習をしていました。決して上手いわけではないですが、何か動きの一つ一つに魂がこもっているような練習。
見ていてとても気持ちの良い練習でした。

昨日の練習後中学生以上の一般の練習に残りたいと志願してきた。明日も学校がある中、夜遅くまでの練習ということで心配でもあったが、負けて悔しいという気持ちを、行動に移してくれたことに純粋に喜びを感じた。
負けて悔しいという気持ちには誰でもなれると思う。しかしその気持ちを行動に移すことはなかなか出来ないことであると思う。

いつまでも子供であると感じていたが、着実に成長をしているようです。そして自力で前に進もうという気持ちが芽生えているみたいです。
この子の、この気持ちにどう答えてあげれるか・・・・

子供の中で生まれたこの変化を大事にそして全力でサポートしてあげたい。

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2010年10月13日 (水)

第19回日整全国少年柔道大会、第34回日整全国柔道大会

平成22年10月11日(祝月)に講道館大道場において、第19回日整全国少年柔道大会及び第34回日整全国柔道大会が行われました。

各県の代表の少年少女たちと柔整師の先生達による熱い団体戦が行われました。

結果は次のとおりです。

少年の部

優勝 神奈川県  準優勝 奈良県

3位 東京都A   3位 徳島県

一般の部

優勝 北信越西部 準優勝 東京A

3位 南関東     3位 北信越東部

という結果でした。

我らが川口 稔先生は、北信越西部の中堅として出場。初戦から厳しい試合を勝ちあがり、見事、6年ぶりの全国優勝に貢献致しました  (v^ー゜)ヤッタネ!!

入賞者の皆さんおめでとうございます。

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2010年10月12日 (火)

第5回坂井市民スポーツ祭(兼)第3回坂井市少年柔道大会

平成22年10月11日(月)三国中学校武道場にて第5回坂井市民スポーツ祭(兼)第3回坂井市少年柔道大会が開催されました.

坂井市内の中学校5校と少年柔道5団体が参加し、団体戦と個人戦にて争われました。

結果は次のとおりです。

団体戦

中学校の部

優勝 三国中学校       2位 丸岡南中学校

小学生の部

優勝 三国町柔道教室    2位 川口道場

 

男子個人戦

55kg級

優勝 荒谷 潤(丸岡南) 2 位 谷本 竜也(三国)

3 位 蔵田 龍(丸岡南) 3 位 田中 優弥(丸岡)

66kg級

優勝 伊藤 悦輝(三国) 2 位 松原 誠(三国)

3 位 中田 優輝(丸岡) 3 位 竹内 涼平(坂井)

66kg超級

優勝 小田原 洋夢(三国) 2 位 吉竹 優(三国)

3 位 渡辺 龍一(坂井) 3 位 田中 佑歩(丸岡南)

中学女子無差別級

優勝 竹内 鈴(三国) 2 位 道場 佳音(三国) 

3 位 南出 優衣(丸岡南) 3 位 古谷 はづき(丸岡)

 

小学生個人戦

幼年の部

優勝 黒川 真之介(丸岡) 2 位 宗広 泰河(川口)

3 位 田中 佑紀(丸岡) 3 位 澤崎 純弥(川口)

1年生の部

優勝 田中 陸晴(丸岡) 2 位 川口 敬志(川口)

3 位 廣瀬 芽衣(丸岡) 3 位 北 修司(川口)

2年生の部

優勝 橋本 亜香里(坂井) 2 位 椛山 響(川口)

3 位 種市 理功仁(三国) 3 位 荒谷 優太(川口)

3年生の部 

優勝 高島 歩(丸岡) 2 位 田中 泉弥(丸岡)

3 位 宮谷 銀河(坂井) 3 位 八杉 大夢(三国)

4年生の部

優勝 木野 智也(三国) 2 位 西野 基己(三国)

3 位 蔵田 侑亮(川口) 3 位 橋本 光正(坂井)

5年生の部

優勝 香川 昂佐(三国) 2 位 岩本 智亜樹(三国)

3 位 伊藤 友望(三国) 3 位 梨木 陽(川口)

6年生の部

優勝 西尾 崚(三国) 2 位 谷本 恒志郎(三国)

3 位 畔田 龍一(丸岡) 3 位 吉岡 沙織(三国)

という結果でした。

入賞者の皆さんおめでとうございます。

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2010年10月 9日 (土)

きっかけ

今日の練習はいつになく気合の入ったすばらしい練習が出来た。

最初の体操から非常に一生懸命でいて活気のある雰囲気だった。

この気合の入った練習の原因・・・・・・・

この日、ジャパンスポーツコミッションの方が来月11月23日に行われるスポーツひのまるキッズ北信越小学生柔道大会の説明と川口道場の雰囲気を取材したいとやってきたのである。

子供達は、知らない人に見られているカメラで写真を取られているということでいつもより気合が入っていたようだcoldsweats01(いつもこれくらいやってもらいたいものだ)

金曜日にやる回転運動のあとの簡単なトレーニングでも、いつも以上の運動量。

反射神経と心肺機能を高めるトレーニングでは、動きに付いてこれないと途中で脱落してしまうメニューでも大半の子が最後まで生き残った・・・・・

その後も寝技の反復・乱取り・打ち込み・元立ちと休憩を入れずに行ったのだが最後まで集中力を切らさずに練習をやりぬいていた。

ちょっとした変化でも子供達は敏感に反応する。最近良い雰囲気だと感じていたところが飛躍的に変化していった。

特に低学年、幼児の子達がいつもより張り切って練習に取り組んでいたのが印象的であった。子供らしく元気よくそれでいて非常に楽しそうに練習していた。

このような雰囲気は少年柔道においてとても大事なことだと思う。今日の練習では理想に少し近づけたような気がした。

ちょっとしたきっかけで子供達は大きな変化をもたらす。

このきっかけで大きな変化に繋がったということを子供達にも気づいてもらいたいしこの気付きを今後にも活かしてもらいたい。

取材が終わり、記念撮影を終えたらいつもの居残り練習。

本来は中学生以上の練習だが、金曜日は次の日が休みということも有りたくさんの小学生の子も居残り練習を希望してくる。この日もたくさんの練習生が残っていたのだが、その練習の取り組み方を見ていて少し物足りなさを感じた。

練習も長くなってきて疲れが出てきているからかもしれないが、非常にゆったりとした緊張感のない練習に思えた。

なので、練習のやり方を変更。中学生以上と小学生に分けて交互に交代しながらの乱取りとした。一本やったら一本休める。その代わり中身の濃い練習をしてもらいたかった。

この日来ていた中学生と高校生の子達が、非常にお手本となる練習をしてくれたおかげで小学生の子達の動きが劇的に変わった。

『百聞は一見に如かず』

まさにこの言葉どうりであった。

お互いが技をかけあい、ギリギリの攻防をする。お互いに投げきろうとする意識が出てきた。そのせいで投げられる場面もあったが、この投げようとする気持ちを大事にしてもらいたかったので

『投げられることを恐れるな、投げようとする気持ちを前に出せ!!』

と檄を飛ばした。

このような練習になってから練習の雰囲気ががらりと変化。自然と大きな声があちらこちらで聞かれた。時間が時間だけに近所迷惑になるのではないかと心配になるほどの本気の声・・・

この取るか取られるかのギリギリの攻防がやっている者も、見ている者も熱い気持ちにさせてくれたのだろう。
この先輩達が教えてくれたきっかけによりこの日残っていた子達には、非常に大きなそして大事な柔道の心が少しわかってもらえたような気がする。
練習後、

『今回経験したこの雰囲気。これを経験することが出来たのは非常に大きい。この変化するきっかけを大事にするか今日だけで終わらすかは自分自身次第。このきっかけにより気付いた事を今後に活かしていけることが出来るかが今後の課題である』

と伝えた。

今日一日の練習で、たくさんのきっかけをもらえた。自分自身もこのたくさんのきっかけを今後の指導に有効に活かして生きたいものである。

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2010年10月 5日 (火)

声を出せ!!

『声を出せsign03

よくこのように指導する場面がある。

川口道場では、元気よい練習の雰囲気を目指しているためによくこの言葉を使っている。

最近では、体操のときでもみんなで声を出してだんだん良い雰囲気を作れるようになってきている。

しかし、今日の練習を見ていると、少し気になることが・・・

というのは、全員が一応声を出しているのだが、その声にだいぶむらがあることである。

一生懸命出しているこの声は非常に力強く、ただ声を出している子は、ただ声を出せといわれているから声を出しているだけの覇気の無い声である。

声一つで本気かどうかを判断することが出来る。

そこで特に声だしをあおることなく、しばらく黙って観察することにしました。

本気の声を出している子は、キャプテンの指示にいち早く反応し動きも実に機敏である。それに比べて本気の声を出していない子は注意力が散漫で、指示とは違う動きをしたり、隣の子にしゃべりかけたりする。
そして、本気の声を出していること子とそうでない子のほかにもやたら自分と目が合う子がいる。自分と目が合うと大きな声を出して機敏な動きをする。そうして決まってもう一度自分のほうを見てやってますアピールをしてくる(*゚∀゚)=3ハァハァ

一通り子供達を観察し回転運動が終わったところで子供達を集めて、なぜ声を出すのか?ということを質問してみた。
以前一度説明してあったのだが難しい話しだったために断片的にしか覚えていなかったようでいした。
なので、もう一度説明!!

声を出すことにより、最大筋力の発揮を手助けするということ。声を出すという行為が脳の制御(リミッター)をはずす役目をしてくれるということがあります。ハンマー投げの選手が投げたとき爆発的に叫ぶのもその効果を期待してのことだそうです。
柔道では主に投げる瞬間に『ヤー』と気合とともに投げますがこれも、この効果を期待してのことでしょう。

このほかにも、感情を高めるという効果もあります。なので準備体操などで積極的に声を出して気持ちと体を高める効果が期待されます。こうすることで短期間で効率よく体をほぐしウォーミングアップを行うことが出来ます。

そして声を出すことによる集中力の向上もあります。今回観察していて、声を終始出しているこの動きは格段に良いものがあり集中力の向上に役立っているようです。

とまあこのようなことを説明し、最後に『何事も本気で取り組むという姿勢が大事、この本気を出しやすくする方法の一つで声を出すということが大事になってくる』と説明して練習を再開しました。

今回説明したことは、『スポーツオノマトペ』というもののパフォーマンス向上効果というものの一部であり、子供達には少し難しい内容だったかもしれないが、用は本気で物事に取り組むという大事さを伝えたかった。

その後の練習で劇的に変わったかというと・……ビミョーでしたがcoldsweats01このような声掛けの繰り返しで子供達の変化が生まれることを期待したい。

次回の練習がどうなるか( ̄▽ ̄)非常に楽しみです。

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2010年10月 3日 (日)

伝わる言葉

先週の練習で、ある子に大きな変化が生まれた。

最近スランプに状態にあるその子は、一生懸命練習しているのだが今ひとつ切れのある技が無かった。

金曜日の日も練習を見ていて、下の学年の子すら投げれない状態が続いていた。

さすがに気になったのでその子に付いて叱咤激励をしながら練習を観ていると、上手く投げれないことで、上半身にだいぶ力が入ってしまっているようでした。

そして相手が警戒している状態でも強引に投げを狙おうと単発の技出しになってしまっているので余計に投げれない。

上半身の力を抜くように指示してもなかなか上手いように力が抜けず・・・・

一生懸命練習に取り組んでいるのに一生懸命すればするほど強引にそして一発狙いの動きになってしまっている。

完全に空回り状態でした。

そこで、ためしにまったく別の切り口でアドバイスをしてみた。

上半身をリラックスさせるために上半身ではなく下半身の力を使うことを指導してみました。

すると、今までとは見違えるくらいの動きになってきました。

下半身、特に膝のばねを利かせて動くことを指示すると不思議なことに今まで出来なかった上半身、特に手首の動きが非常に改善されました。

まだ、理想の柔道というわけでは無いのですが、何かスランプを抜ける兆しが見えてきたように思います。

今回のこのことを経験して、『伝わる言葉』というものがあるのだと感じました。

自分が伝えたいことでも、受け取る側にイメージできない言葉であれば、その伝えたい技術というものが伝わらない。

そこで、伝えたいイメージを色んな角度から言葉にして伝える必要があると思いました。子供達によっては同じことを言ってもイメージできる子とそうでない子がいるように思います。またイメージしていてもそれを体現することが出来ないという子もいると思います。
でも言葉を変えることによって伝えたいイメージが伝わらなかった子にも伝わることが出来るように感じました。

子供達は十人十色、色んな感性を持っている。その感性に響く指導を行うことができれば色んな子達の成長を促がすことができると感じました。

なので、指導者は日々勉強が必要だと思いました。自分が良いと思った技術を一通りの伝え方ではなくて、色んな表現、言葉にして伝える工夫が出来るようにするための勉強。

これからも色んな子に響く指導というのを心がけて勉強して行きたいです。

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