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2010年4月12日 (月)

福井県講道館審判講習会

Nec_0747 平成22年4月11日(日)に福井県立武道館において講道館講習会、柔道審判講習会が行われました。

今回講師として藤原敬生先生にお越しいただき、今回改正となりました新国際柔道試合審判規定についての講習会を行っていただきました。

今回福井県の先生方130人余がこの講習会に参加!!
いつも広く感じる大会議場がこの日ばかりは狭く感じました。

午前中の講義は国際柔道連盟試合審判規定の主な注意事項から始まり、ジェスチャーの確認、特に新しく改正されたいきなりの脚取り等の反則を与える際のジェスチャーを教わりました。

このほかにも服装の直しと、コンタクトの紛失などの場合における間のとり方などの注意点、たとえば服装に関しては多少乱れていても座って直させることをせず極力試合を行っている時間をとめないように配慮するということや、コンタクトレンズの紛失などもせいぜい待って12秒ほどで試合を再開させるようにとのことでした。
このほかに、負傷した場合の対処の仕方、柔道衣の検査の項目などを教えていただきました。

休憩を挟んでからは、映像を使って、今回新しく改正となった帯より下へ直接手で攻撃又は防御する場合の反則の判断について講義を受けました。この改正で、肩車、捨て身小内、谷落とし、双手刈、朽木倒しなどが一発で反則負けとなってしまいます。しかし、本当の技(見せ掛けではなく本気で投げにいっている技、偽装攻撃の逆)の後明らかな時間差があり脚を取ることは認められています。またしっかり相手の技を受けきってから脚を取ることは認められており、この辺の判断の難しさを痛感させられました。

お昼休憩の後は、大道場に移動し実技の講習会。

まず最初に服装検査について講習を受けました。これからは、服装検査は柔道衣測定器を使い自分自身の責任の下行わなくてはいけません。
もし試合中、審判が『服装が規定にあっていない』と疑義を持ち、測定器にて検査を行い違反であった場合その試合者は反則負けになってしまいます。今までは服装をチェックしてくれる係の人がいましたがこれからはその係りの人もおらず自己責任にて行わなくてはいけません。

服装検査の後は、場内外の判断についての講習です。この場内外の判断も大きく改正された項目で、立ち姿勢において、どちらかの試合者の一部でも場内にある場合は、試合を継続するが、双方の試合者の全身が場外に出た場合は待てとする。という判断基準が出来ました。それに沿って場内外の攻防を実際に選手にしてもらいながら何人かの先生が審判を行ってみました。頭ではわかっていても実際その場面に出くわしたとき結構迷ってしまいますね。

このほかにもいきなりの足取りや軽微な反則による判定など、藤原先生の指令を受けた選手達に実際に試合を行ってもらいながら何人かの先生方が審判を行って実技の講習を受けていました。
映像などを見て確認するとわかるような判断でも実際試合で一瞬の出来事であれば判断は非常に難しいものになると思います。

だからこそ副審の存在が非常に大事になってくると感じました。しっかり3人で審判することを意識してこれからも審判をがんばっていきたいです。

最後に質問タイム。たくさんの先生達が我先にと質問をされていました。

自分も今回聞きたかった『少年規定』について聞きたかったのですが、なんでもまだはっきりしたことがきまっていないらしく近々の試合も『少年規定申し合わせ事項』として行っていくということでした。なので、細かいところの質問等を行うことが出来ませんでした。申し合わせ事項の内容は、以前日記にも書いた講道館試合審判規定改正の記事に載っているとおりです。

次回5月9日に福井県で行われ全国小学生学年別柔道大会予選では3分の試合時間で行い、いきなりの足取りに関しては一回目は口頭注意で二回目に反則負けとする申し合わせ事項で試合を行うように取り決めました。

審判の身として反則負けになるリスクを犯して脚を取る攻撃をするのではなくしっかり組み合って技の攻防によって決着をつける試合を行ってもらいたいと願っています。

こうして1日をかけて行われた講習会も無事終了。大変勉強になった一日でした。

今回講習を行ってくださいました藤原先生をはじめ、このような講習会を開催してくださいました福井県柔道連盟の皆様本当にありがとうございました。

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