指導者の目線
昨日は2回目の強化練習日。
前回の日記にも書いたが、この強化練習では、意識的に厳しい練習というのを行っている。
今までの練習は、どちらかというと子供達の自主性を育てるという思いがあり、なるべく否定的な言葉を使わず、『できないのが当たり前、できたらすごい』という目線で子供達に接している。
そういう目線で見ていると、子供達の行動の良い部分がどんどん見えてきて、当然プラスの言葉が増えてくる。そのような雰囲気の中で練習すると、子供達は失敗を恐れずどんどん積極的に挑戦する練習が行えるようになってきた。
自分から強い相手を捉まえに行ったり、反復練習でも試合を意識した一工夫が出来るようになってきたりしている。
しかし、そのような練習を行えるようになった子達も『壁』を迎えているようだ。
『自分で自分を高める練習』というのは言うのは簡単だが実際行おうとすると大人でも難しいものがある。自分の限界まで追い込みそこからもう一歩踏み込んだ練習をする。
しかしそこまで自分をいじめることができるかというと後一歩踏み込むことができないものである。最近の練習を見ていても自分で行う練習がある程度でセーブされているように感じていた。悪い意味で練習に慣れてしまったのだろう。
そこで、この強化練習では、少しレベルの高い目線で子供達を見るようにした。当然厳しい言葉が増え、子供達のモチベーションが下がる要因にもなりかねない。
そのことを防ぐ為にも、まず最初に厳しい言葉の受け取り方を説明。川口道場の子供達はモジモジタイプが多い為に、厳しい言葉をぶつけられるとすぐに萎縮してしまう。子供だから仕方のないことかもしれないが、ある程度強くなりたい意識が生まれているので、その厳しい言葉でもプラスに受け取る心の強さが付いてきていると思う。その心の強さの説明のあと、練習開始!!
口で説明してもなかなか伝わらないのはわかっていたが、早速厳しくされると萎縮してしまう。しかしこれを乗越えてもらえると、きっと練習のレベルアップに繋がると思う。
少ない人数で、練習の雰囲気を維持するのも難しい中、厳しい言葉を受けながらの練習を続けていると、この練習で変化をもたらした子が出てきた。いい意味での変化!!厳しい緊張感があると今までとは違う反応が返ってきた。
そういう子はいつもの練習の積み重ねがある子である。こつこつ積み重ねたものがあるからこそこの様な雰囲気、緊張感の変化で飛躍的な変化が生まれてきた。
その反面、モチベーションが低下し、いつもの半分も力を出せない子もいた。同じ雰囲気でもその子供たちの性格、気持ちによってまったく逆の反応を出してしまう。
ここが指導の難しいところで、同じことをしていてもまったく逆の反応を示してくる場合がある。この辺を上手く調節しながら、同じ志をもたせ努力できるように指導する事ができる指導者が本当の意味で良い指導者なのだろう。
性格の違う色んな子の向上心を育てていけるそんな指導者の目線を何処に設定するのか・・・・・
より良い指導ができるようこの目線を子供達に合わせしっかり設定していきたい。
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