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2009年4月12日 (日)

平成21年度指導者資質向上研修会

平成21年4月12日(日)に福井県立武道館において指導者資質向上研修会が行われました。

こんかいの研修会の講師に天理大学教授であられる藤猪省太先生をお招きし、おもに審判規定のことを中心として講義をしていただきました。

今回の講習会になんと福井県の指導者の先生方120人以上参加!!審判技術の向上のため真剣に講義を聞いておられました。

まず午前中は、審判員の心得・テクニック・ルールの確認を簡単に行い、国際大会の難しい判定のビデオを見ながら様々なパターンにおいての判定の確認を行いました。

今はこのようなビデオがあり、色んなパターンを事前に確認する事ができます。しかし、ビデオを何度見てもどのように判定するのが正しいのか難しい場合があり、その時々にいかに冷静かつ正確な審判ができるかが必要になってきます。このようなときにどのように判定すべきか、藤猪先生はご自分の失敗談を交えながら色々と教えてくださいました。

今回、国際ルールの変更点である場内外の判定では、今までと違い

『立姿勢において、どちらかの試合者の一部でも場内にある場合は試合を継続するが、双方の試合者の全身が場外に出た場合は「待て」とする。』

とあるので、その判定がどのようにすべきなのか、いくつものパターンをビデオで確認したのですが、今回のビデオを見ているとほとんど場外際での攻防で「待て」がかかることは無くなるのではないかと感じました。後この場外際での攻防で気をつけなくてはいけないことは立技の場合での場外の判定では場内外の境界線を立体的に見て場内外を判定しなくてはいけませんが、寝技の場合は従来どおり場内に触れていないといけないという事でした。少しややこしいですが、この部分を注意しておかなくてはいけません。

このような感じで午前中の講習会が終わりました。

昼食休憩をとり、午後からは柔道場のほうで実技研修。

ここでは前半審判員の試合場での立ち位置、選手との距離感、審判員の姿勢、動き、ジェスチャーについて説明がありました。審判員の一つ一つの行動がしっかりしていることで周りの観客者から信頼が得られるようにしなくてはいけないと細かい動きの指導がありました。

後半では、国際柔道連盟試合審判規定の一部改正について説明があり、

効果の廃止、罰則の基準、ゴールデンスコア、場内外の判断基準、相手のズボンを直接握ること、禁止事項の対処、敗者復活戦の対象などのことについて説明を受けました。

なかでも相手のズボンを握ることについては、たくさんの質疑が行われました。
なんでも『立姿勢の攻撃防御の中で直接ズボンを握った場合は、「待て」として「指導」が与えられる。但しズボンを握ると同時に施した大内刈りや相手の脚を抱えて施す双手刈、朽木倒、掬い投などをかけることは認められる』となっているそうです。

これの解説でたとえば肩車をかけた際、技に入ったときは抱えて技を施し、その技の延長線上で結果的にズボンを握った場合は認められるが、先にズボンを握ってから肩車などに入ってしまうと「指導」の反則を与えるようになっているそうです。

非常に微妙な判定になるのでしっかり勉強と、色々と試合を見て経験をつまなければなかなか的確な審判は難しいと思いました。

こうして指導者資質向上研修会が終了!!

今回この講習会を受けて藤猪先生がおっしゃっていた。「日々努力をしている選手に対して恥じない審判を行なえるように日々勉強をしてもらいたい」という言葉を胸にこれからも邁進していきたいと思いました。

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