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2009年3月

2009年3月30日 (月)

柔道ルネッサンス

平成21年3月29日(日)に坂井町武道館にて、柔道ルネッサンス講習会が行われました。

これは、坂井市で柔道を習っている小・中学生を対象に行われた講習会で、県柔連から講師の先生をお招きして、『柔道ルネッサンス』のことについてお話をしていただきました。

柔道ルネッサンスとは、国際化、競技化、スポーツ化が進み競技成績や勝敗が注目されているながれのなかで、21世紀を迎えた今こそ嘉納師範が提唱された柔道の原点に立ち返り、人間教育を重視した事業を進めようとする講道館・全柔連の合同プロジェクトのことです。

今回坂井市でも、この柔道ルネッサンスを子供達にも浸透させるため講習会が開かれました。

Kaisi 開始式を行った後、講師の先生に色々な柔道の魅力をお話していただきました。『柔道を習っているという自負心を持ち、勝っても驕らず、相手に対して感謝の気持ちを持つことのできる柔道家になることが大事である。』ということをご自身の色々なエピソードを交えながらお話ししてくださいました。

Kumitekyouka その後、柔道の技術的な練習法の紹介などしていただき、とても有意義な講習会となりました。
特に新聞紙を利用した組み手のトレーニングなどはとても面白く、講習後子供達は『帰ったら新聞紙でトレーニングしてみよう!!』と早速取り入れようとしていました。

講習会が終り、少し時間が余ったので、前回も一度行ったことのある柔道ルール○×クイズを行いました。

それまでは大人しく話を聞いていた子供達も、ここでは元気いっぱい柔道のクイズを楽しんでいまいた。今回は、結構いやらしい難しめの問題を出題したのですが、なかなかの好成績coldsweats02中には、前回の○×ゲームを覚えており『その問題前の時もあった!!』といって正解のほうに走っていく子もいました。

このように柔道のルールを楽しみながら理解し、できれば『なぜ、反則なのか?』、『柔道精神とは何か?』ということに気づいて行ってもらいたいです。

今回、柔道ルネッサンスの講習を受けて、柔道本来の目標、人間教育を広く再認識してもらう一つのきっかけとなってもらえればいいと思いました。

今や世界に広がる柔道。
その競技としての普及に合わせて創始者嘉納治五郎師範の位置づけられた柔道修行の究竟の目的である「己の完成」「世の補益」という教育面の普及もしていってもらいたい。この精神が子供達に伝わることで、これからの未来にも柔道というバトンをつないでいき人間の道としての理想を掲げ、修行を通してその理想の実現を成しえてもらいたいものです。

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2009年3月28日 (土)

我が敵は我にあり!!キャプテンRの戦い 最終章

前回の続き

5年生の身で川口道場のキャプテンを任され、その中で順調に成長を見せてくれたR。

しかし、11月に行われた大会で、軸足に大けがを負ってしまったことでその順調に来ていた成長の歯車が少しずつ狂いだしてしまった。

レントゲンの結果足の骨には異常が見られなかったが、足の痛みがなかなか引いてこなかった。軸足をつくことのできない状態が一カ月以上続いた。
その間、の練習というのもいま一つ気迫に欠けたものとなってしまいました。

Rはその間、トレーニングを続けたのですが、Rはこのトレーニングが大の苦手。体のわりに力がなく自分の体を支えきれない。誰かが付きっきりで指導していればできるのだが少し目を離すと弱い自分に負けてしまい手の抜いたトレーニングをしてしまっていた。

Rにとって、苦手なトレーニングの日々、そしてなかなか足の痛みが引かず柔道ができないというストレスが重なっていった。

そんなストレスを抱える日々をおくり新しい年を迎えやっと練習ができるぐらいまで足が回復した。
が、長期間のけがによる休みとその間での体重増大、そして痛めたほうの足を無意識にかばってしまう心の問題もあり、復帰してすぐの練習は形が崩れてしまっておりなかなか以前のような練習ができなくなっていた。
その練習を休んでいた期間で周りの子供達は着実に実力を伸ばしてきており今までは簡単に投げれていた子も投げれなくなっていた。

この自分の思いとは違う動きにRとても焦りを覚えるようになっていた。気持ちばかりが前に出て体がついてきていない。打ち込みもあれほどきれいだった打ち込みに魅力がほとんどなくなってしまった。
ここで、しっかり形から戻してRの練習をじっくり一から作り直せばよかったのだが、年明けから試合が続き、その試合に間に合わせるため、充分な修正が出来ないままとなっていた。

それでも、試合では満足のいく内容でないにしろ、結果を残すことができていた。R自身いままで勝ってきたというプライドがあり、今まできれいに投げて勝とうとしていた柔道ではなく体で巻き込んででも勝利しようとした柔道になってしまってきていた。

この試合内容を見て、川口先生が『このままではRがダメになるから、一から作り直そう』と、提案。ここからRの修復に力を注ぐことにした。
釣手を離して巻き込みに行くような動作を徹底的に注意し、釣り上げる動作を何度も反復させた。
体で巻き込まないように、打ち込みの修正、投げ込みの練習の強化など行ったが、Rの『今まで勝っていた』というプライドと、『キャプテン』としての責任感からか、どうしても試合になってくると巻き込むような動作になってしまっていた。
それでもしつこく、そして厳しく巻き込まないように指導していくと、今度は中途半端な技をかけるようになってしまった。確かに巻き込まなくはなったのだが、足だけ掛けるような技や胸を合わせず遠い距離のまま技をかけるようになり、技をかけてもすぐ戻るような『軽い技』になってしまった。
そんな、悪い流れのまま、ある大会を迎えた。
その大会とは、マルちゃん杯中部少年柔道大会である。この大会で6年生全員のチームで戦うことができ、非常に期待していた大会でもありました。しかし組み合わせを見て・・・・・・shock
相手はお隣石川県でも有名な強豪チーム何度か合同練習をさせていただいているがまだうちでは歯が立たないチームでした。
なんでよりによって一回戦で・・・・という気持ちもありましたが、今のこのチームでどの程度戦えるのか?という期待感もありました。
そしていよいよ試合開始。
先鋒から副将まで本当に手に汗握る好勝負、まったく互角の試合展開で0-0のまま大将戦をむかえた。
Rも気合十分で相手と戦った。この試合もお互い引かずの真向勝負。あっという間の2分間でした。この大将戦も引き分けで、代表戦で勝敗を決めることとなった。
この代表戦を行うにあたって誰を出すのか非常に迷った。最近不調のRよりも実力を伸ばしてきている副将のNを出そうかとも考えた。しかし、この展開で燃える男Rの性格的なこととこの試合で勝利できればまた自信がつき元の良い柔道を取り戻してくれるのではないかという期待を込め、代表戦にキャプテンのRを起用した。
代表戦が始まり、お互い闘志むき出しのまま、全力でぶつかっていた。前半R、中盤向こう、後半お互いに攻めあう好勝負。

お互いポイントのないまま旗判定となった。

緊張の一瞬、

『判定』

という審判の声とともに旗が揚がる。

無情にも、相手の旗が2本上がり判定2-1で敗れてしまった。旗一本の差が大きく感じながらも非常に良い試合をしてくれた子供達にありのままの気持ちを伝えた。
みんな心を一つに戦ってくれたことが非常にうれしく思い。代表戦でRで行って間違いなかったと思っていた。
しかし、勝利できなかったRは、また自信をなくしたままだった。

その後の試合も、自分の思うような結果をだんだん残せなくなっていってしまっていた。練習でも自分を追い込むことができなくなっていき、うまくいかない練習などがあるとふてくされる態度を取るようにもなっていった。

キャプテンとして周りに声だしをさせたり、低学年の世話をしたりとやることはやってくれていたのだが肝心の自分を追い込む、周りにとってお手本となる選手にはだんだん遠のいて行ってしまった。

このままでは、川口道場全体が悪い流れになってしまう。指導陣もそのように考えるようになっていった。
そこで、川口先生が『一度、じっくりRと話し合う』と決め、Rを1日道場に泊めた。川口先生と二人っきりでじっくり話し合った。このときの内容はどのような話をされたのかは明らかではないが、次の日、自分たちが出た実業団の試合の付き人としてRはついてきていた。

自分達に付き添い、水分などを運んでいるRはどこかすっきりしているような感じを受けた。

この日からRは徐々に元の向上心のあったころのRに戻りつつあった。練習中どうしても巻き込むような動きになってしまったり、思うように投げれなくても、すぐにもう一度チャレンジするような元の良い時の練習の取り組み方に直っていった。

日々、弱い自分と戦い自分のため川口道場のみんなのため、もう一人の自分と戦い続けていた。

しかし、崩れた形を戻すにはだいぶ時間がかかり、その間に行われた試合では、納得のいく結果が残せずにいた。それでも、以前のようにふてくされることなく一つ一つ修復作業を続けていった。

そして小学生最後の試合で、やっと納得のいく一本を取ることができるようになっていった。
今までは釣手がすっぽ抜け体で巻き込むようにして投げていた形から、相手を下から上に吊り上げきっちり投げて一本をとれるように修正されていた。

一本を取ったどの技も片足で立ったまましっかりバランスを取ってきれいに投げ切っていたので最後の試合でしっかり修復できてきたという手ごたえを感じることができた。
しかし、決勝トーナメントでは、素早い組み手の相手に組むことができず、判定で敗れてしまい結局結果を残すことが出来ないまま小学生最後の試合を終えた。

試合後、自分はRに、

『試合は負けてしまったが、投げる技という意味では修正ができてきてる。本当ならもっと早い段階で、勝負を考えさせずに修正に力を注ぐような指導ができればよかったのだが、それをしてやれずにすまなかった。でも、今日のお前の動きからは次につながる手ごたえを感じた。この気持ちと、技術を忘れずにこれからもがんばれ』

と伝えた。

小学生最後の大会で、今までのような成績を残させてやれなかったという自分の無力さを感じRに対し申し訳ない気持ちを抱えていた自分だったのだが、3月に行われた卒業生を祝う会という行事で、R達が残してくれたとても大きなものに気づくことができた。
この卒業生を祝う会では、指導者から卒業生へ、保護者から卒業生へ、そして卒業生かいら指導者へとたくさんの贈り物がされた。その、物が良かったということではなく、お互いに感謝の気持ちを分け合うようなそんな素晴らしい雰囲気での祝う会となっていた。

その場にいた自分は、これもRがキャプテンとして道場をまとめてくれた一つの結果ではないかと強く感じた。
Rがキャプテンになり、弱い自分と戦ってもがき苦しみながら、柔道という道を歩んでいった。出来ないなりにみんなが一つになろうとしていろいろな壁を乗り越えていった。その子供達の頑張る姿を見て、指導者も、保護者の方もいろんな力をもらえたと思う。
Rの持っていた小さな夢。そして川口道場の子供達の持っている小さな夢。その頑張っている姿を見ているだけで大人たちはいろんな夢を見させてもらえる。そのいくつもの夢が重なり合って、この卒業生を祝う会では喜びをわかちあっていたように思えた。

この姿を見ているとある歌の歌詞が浮かんでくる・・・・・・

我が敵は我にあり

我この道を進む

小さな夢が重なって

喜びわかちあう

Rを見ているとこの歌が頭の中に流れてくる。

そしてRが作り上げてくれた道場の雰囲気から、柔道の基本理念である『精力善用』、『自他共栄』を感じることができる。

気持ちが弱く、自分に甘いところがあるR。
キャプテンとなってからもそういう部分に負けてしまっていた時期もあるが、いろんな時期を乗り越えて今の自分と向き合えている。
これから、Rにとって新しいスタートラインにつく。
今までより、つらく、苦しいことが多くなるだろうが、これからも弱い自分と戦い続けてほしい。

もしつらく苦しい時、弱い自分に負けそうになれば、川口道場での経験を思い出してもらいたい。
道場で、みんなのために頑張った行動の一つ一つが、Rの心を守ってくれる盾となりその思い出の一つ一つが、暗く苦しい道に一筋の光となって照らしてくれるだろう。

2年間、つらくて苦しいキャプテンとしての責務を見事やり遂げてくれたR。そのRがキャプテンとして弱い自分と戦った姿がきっとこれからも後輩たちに伝わっていき川口道場の伝統として伝わり続けるだろう。

こうして川口道場・志ノートにまた一人、川口道場を飛躍的に成長させてくれたキャプテンRの名が刻まれる・・・・・・・おわり

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あるブログを読んで〜美しい柔道〜

今日、いつも読んでいるある方のブログを見てとても共感できる日記が書かれていた。

そのタイトルには『美しい柔道』と書かれており、その内容を読んで本当に共感することができた。
その内容とは『2本持って正しい柔道を行うことが世界に通用する選手を育成するために必要である』という議論から、『正しい柔道』とはどういう柔道であるのか?ということが書かれていました。
『正しい柔道』この言葉はよく自分も使う言葉であるが、この日記には、『ルールに則って競技している以上、正しい、正しくないという表現は適切ではない。』という内容が書かれていました。
他の競技に比べ柔道は天賦の才がなくても、努力次第でチャンピオンになれるところが素晴らしいところである。つまり、自分の持っている特性を最大限に生かせば勝つチャンスのある競技なのである。

このように書かれたあとに、『日本人に目指してもらいたいのは、『正しい柔道』ではなく『美しい柔道』である。と書かれていました。

『美しい柔道』とはすなわち、柔道に対する姿勢や柔道の取り方の美しさ。競り合いの中に見せる選手たちの必死さ『やるかやられるか』の競り合いこそ勝負の醍醐味であり、この競り合いを恐れず戦える心技体を持った選手こそが美しい。

こう書かれた文章を見て非常に共感しました。柔道の何が素晴らしいのか。様々な試合を見てきましたがやはり、このような競り合いの柔道を見たとき本当に心から感動させられます。

柔道を指導しているものとして自分が心からいいと思えるものを子供達に伝えていきたいと思いました。

このブログを読んで、少年柔道における柔道のあり方指導の仕方について考えさせられました。
『その子の特性を最大限に生かして指導するべきか?』と考えてみたとき非常に難しいものがあると感じました。
それは、その子自身の体がまだ出来上がっていないということを考えなくてはならないからです。
その子の特性を見抜くといってもこの体の成長までは見抜くことは自分には不可能です。小学生の時に体の小さな子が、成長期を迎えた後も体が小さいとは限りません。力も当然付いてくるでしょうから少年のうちにその子の特性で指導することは難しいと思います。

そこで、自分たちは、体の小さな者でも、大きな者でも、共通して2本持って真向勝負を指導しています。
その特徴は、片手の技も禁止して2本持つことだけに集中してその状態で勝ちに行くことだけを指導しています。
体の小さなものには少しかわいそうな指導法かもしれませんが、そうすることで、真っ向勝負する気持ちを育てていきたいと考えています。
そのためには子供達としっかりとした信頼関係を結ばなければ難しいことだと思いますがこのような、どのような相手でも、組み合って戦う『組みに行く!!』という前向きな気持ちを少年のうちにしっかり芽生えさせ、成長期を迎えていったときにその体の成長に合わせて自分の特性を最大限に生かし『自分の柔道』というのを見つけてもらいたいと思っています。

少年柔道は柔道の入り口にすぎません。

入り口で完成を求めるのではなく。自己を完成させようとする気持ちを芽生えさせることこそが少年柔道の指導で一番大事なのではないかと感じるようになってきました。

そしてこのブログを読んで、子供達に目指してもらいたい「美しい柔道」というものをいかに伝えていけるか、これが今後の指導の課題であると思います。。

理想の柔道を目指して頑張ります。


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2009年3月27日 (金)

全力の形作り

水曜日の練習でのこと

この日はいつも遅れて練習に参加していたのですが、早く仕事が片付いたので最初の整列から練習に参加。

練習がはじまり最初の体操をみたとき新チームのあまりの覇気の無さに一旦練習をストップして意識付け&新キャプテンにangryannoypunchthunder
新キャプテンは一生懸命やっていたほうだが雰囲気が悪いのはキャプテンの責任なのできつめに注意!!
それからそれなりに良い雰囲気で練習を行えていた。

そして打ち込みの練習のとき、全力での打ち込みを意識させて打ち込みをしてもらいました。
以前から気になっていましたが、打ち込みの形はそれなりになってきたのですがそれに力強さが無い。
打ち込みの為の打ち込みとなっていました。
そこで今日は多少形が崩れても良いから全力での打ち込みを指示。
しばらくやらせてみた。

最初はまだ恐る恐るやっていましたが、しばらくするとだんだんスピードとパワーがついてきた。
でも、残念ながら形も崩れてしまった。
そこで練習をストップして力の使い方を誉めてから、その状態からの形作りを意識させました。


全力での形作り・・・
このバランスを徹底していきたいです。

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2009年3月25日 (水)

我が敵は我にあり!!キャプテンRの戦い 2

前回の続き

数々の大会で優勝し、絶好調のR。

そんなRが、次の年度を向かえる前、新5年生になるにあたってあることを決めなくてはいけなかった。それは、川口道場のキャプテンである。

当時、川口道場には新年度に新6年生になるものが誰もいなかった。そこで、新5年生の中からキャプテンを選ばなくてはいけない状況であった。

その前のキャプテンは、実力こそなかったが、川口道場全体をよくまとめ、練習の雰囲気を非常に良いものにしてくれた。
その流れを引き継ぎ、さらに飛躍させるためにもこのキャプテンが非常に重要になってくる。
このキャプテンを選ぶにあたって、指導者の中でも意見が分かれた。
実力から行くと間違いなくRがキャプテンに一番ふさわしいと思う。しかし、道場の雰囲気、練習に取り組む態度を考えると別のものが良いと考えてもいた。
色々考え意見を交わした結果、Rの成長を期待してRにキャプテンを任せることにした。

Rは、体も大きく試合で結果も出ている。しかし、まだ追い込まれた練習になってきたりすると自分のことでいっぱいいっぱいになってしまうところがあった。体の大きなものが厳しい練習になってくると非常に苦しいというのはわかるのだが、弱いところが態度として出てしまう。
Rがキャプテンになるということはそういうところをしっかり治さなければいけなかった。

キャプテンとは、口だけでみんなをまとめてチームを引っ張っていくのではなく態度でチームを引っ張っていく見本となる選手にならなくてはならない。
そういう意味ではまだ自分はRに対して不安を持っていた。
ほかの5年生の子には実力こそないが、練習に取り組む態度の非常に良い子がいる。その子以上にRはみんなの手本となることができるか?と心配していた。

Rにも、キャプテンの重要性、そしてRに足りないもの、これから身につけていかなくてはいけないものを伝えれる限り伝えた。

そうして始動した新チームのデビュー戦。全国少年団柔道大会で、Rを中心とした新チームは、自分たちの予想をはるかに上回る大活躍をしてくれた。
この試合は、年度変りの前に新チームで争わられる。全国大会予選を兼ねており、4・4・5・5・5年生で構成される団体戦が行われる。
この大会に、5年生がいない川口道場は、全員4年生で大会に臨んだ。
予選リーグが始まりこの予選で1位通過のみが決勝トーナメントに進める。全員4年生の川口道場には非常に厳しい試合が予想された。予選リーグの一回戦で厳しい戦いながらも3-2の接戦をものにしまず一勝。この戦いで勢いに乗り、続く2試合目も3-0で快勝してきた。この戦いは自分たちの予想をはるかに上回ってくれていた。
そして決勝トーナメント一回戦、ここで強敵と対戦することになる。その相手はいつも合同練習などを行っている越前市柔道スポーツ少年団だった。試合が始まり先鋒有効勝ち・次鋒技有負け・中堅一本負け・副将一本勝ちという2-2の内容で負けている状態で大将のRに出番が回ってきた。相手は一学年上で大変実力のある選手体重が80kg以上ある相手と対戦することになった。少し前に合同練習で試合をした時は、秒殺されてしまった相手だった。
しかしこういう展開で燃える男Rは、気迫を全面に出し強敵に向かっていった。試合の中盤相手の不用意な払い腰を気合いで返して技有!!その後も気迫で前に出てなんと勝利してきた。
3-2で勝利してきた。その後準決勝で敗れてしまったが、4年生だけのチームでベスト4にはいるという快挙を成し遂げた。

この戦いによりチームは本当にまとまった。練習にも非常に気合が入り、去年と変わらないくらい活気のある練習ができるようになっていた。


この活気のある練習の陰には、キャプテンRの頑張りもあったが、そのほかにも周りの5年生たちがんばりもあった。
真面目で頑張り屋のYが常に大きな声を出しみんなの手本となり、面倒見の良いHが後輩たちに声だしを促す。
不器用だが一生懸命のJが、努力する姿を見せ、負けん気の強いNがどんな相手にでも弱いところを見せず向かっていく姿を見せてくれた。
それをRが大きな声でまとめるため、非常にまとまりのありそして向上心あふれる練習環境を作ってくれた。
この意識の変化を更に飛躍させるため、数多くの強化練習や、石川遠征、滋賀県遠征合同練習を繰り返した。

Rはキャプテンとして一番怒られていたと思うが、それでもチームのためにしっかり手本となる選手となるよう頑張っていた。遠征で様々な経験を積み、そのたびにみんなで話し合い、まとまりつつチームが出来上がっている。
その姿を見ている低学年の子たちも徐々に意識が高くなっていき道場全体が理想に近づいてきていることを実感できるようになってきた。

Rをキャプテンにして間違いではなかった。そう心から思えるほど、Rは頑張っていたし、それに見合うほどの成長を見せてくれた。

あの日を迎えるまでは・・・・・・・・

それは11月の頭に行われた『伊香郡柔道大会』でのことだった。
初めて参加するこの大会で、初戦を6年生のいない状態で4-0で勝利。Rは見事に払い腰で一本勝ちを収めていた。
続く2回戦も三重県の実力のあるチームから2-1で勝利してきた。
この日のRは大変調子もよくこの試合の相手もかなりの実力者だったのだが、しっかり組み合い互角に勝負できての引き分けであった。
しかし続く準々決勝で、それは起こった。
1−0で負けている状態で大将のRに出番が回ってきた。
こういう展開で力を発揮するRに自分たちも非常に期待して送り出した。
しかし、勝負に出ようとするRだったが組み際に小内をはいられ軸足が残ったままで勢いよく後ろに倒れてしまった。そのまま起き上がらない。自分で立つことも出来ない大けがをしてしまった。

幸い骨折はなかったのだが、この日を境にRの歯車が少しずつ狂いだしたのでした・・・・・・・続く

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2009年3月24日 (火)

モチベーションアップ!!

昨日の練習前、卒業生からもらったプレゼントを見てモチベーションアップup

Nec_0546 Nec_0547 本当に素敵な言葉でしたし、書の魅力を存分に感じました。

これは、『路上詩人 こじろー』という方が、子供達の写真一人一人を見てインスピレーションで書いてくださった言葉だそうです。

「挑戦する・楽しむ・考える・敬う・ひらめく」

この言葉を子供達の顔写真から感じ取ったということはこのような表情を作っていたのでしょうか?

しかし、この言葉にあるようなことを自分たちは目指して指導しているのでなんかとてもうれしく思いました。

この言葉を練習前に見て、気持ちを高めていきたいです。

卒業生のみんなありがとう!!

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2009年3月22日 (日)

卒業生を祝う会

平成21年3月21日(土)に川口道場において卒業生を祝う会が行われました。
今回川口道場から小学校を卒業するのは5人。その5人の卒業を祝うため川口道場全体で盛大に祝う会を行いました。

まず、お昼から練習を行い、その後6年生一人ひとりと後輩達全員で試合を行いました。

Img_3450 Img_3467 Img_3470 Img_3481 Img_3501 幼児から5年生まで21人と対決。

みんな、前半は楽しそうにそして、後半は必死で試合を行っていました。

さすがに10人を越えて来るとだいぶんスタミナを使うようですcoldsweats01

6年生全員が試合を終えたら、なんと次は6年生の子達が自分と試合をしたいといってきました。
Img_3506 6年生の子達と小学生最後の試合を時間いっぱい楽しみましたhappy01

練習が終わり、次はいよいよ楽しみにしていた卒業生を祝う会!!

まず最初に川口館長からの挨拶から始まり、記念品の贈呈を行いました。

記念品の贈呈はまず道場から子供達に、『志』と刺繍された白帯を贈りました。中学生になり一生懸命頑張れば黒帯に変わってしまいますが、技術・体力が黒帯になっても、心にはいつまでも『初心』を忘れないという意味での白帯の贈呈。
川口道場で頑張って見つけた『志』をいつまでも忘れずにいて欲しいと願いをこめて白帯を贈りました。

次に、なんと保護者の方々から、6年生の子達一人ひとりに名前と川口道場、そして『志』と刺繍されたバックと、6年生全員で勝負に行った全日本武道錬成大会の時に注文してあった全員の名前入りのバスタオルが贈られました。

最後に今度は卒業生から記念品として体重計を頂きました。

これからはこの体重計をフルに使って子供たちの体の成長を確認したいと思います。

この後に、保護者会会長であるnashi-papaさんによる乾杯の音頭でお食事会スタート。皆で楽しく美味しい料理を堪能しました。

料理がある程度片付いたところで、なんと赤ペン先生サプライズプレゼントとして、卒業生の皆に、今までの川口道場での思い出の数々をスライド映像にまとめた

『川口道場~The best memory~』

をプレゼントしました。

上手くできるか心配でしたが、まずまずのできに仕上がりひと安心。子供達にもそのCDを一人ひとりにプレゼントして『十年後もう一度皆でこの映像を見よう!!』と硬く約束しました。
その後、善雄先生とのジャンケン勝負大会で盛り上がった後、今度は保護者会のSさんから子供達にスライド映像のプレゼント。これが本当に感動的でした。
6年生の子供達一人ひとりの小さいときからの写真が出てきて、その成長の数々に色々な思い出が重なり、お酒の入っていた自分は思わずweep

本当に感動的なスライドショーでした。

その後、今度はなんと卒業生の子達からスライドショーのプレゼント。これには本当に驚きました。6年生の子達から色々な思い出や感謝の言葉、後輩達への激励の言葉、同期の仲間達への激励の言葉、そしてこれからの自分の目標の言葉が書かれておりとても楽しくそしてうれしくスライドショーを見ることができました。
そして、そのスライドショーの後にはなんと、卒業生の子達からのプレゼントがありそれにまたまた驚かされてしまいました。

その後、先生から6年生の子達にお祝いの言葉を伝え、最後に新キャプテンのryoから挨拶を行って新保護者会会長のKさんの一本締めでこの盛大な卒業生を祝う会は幕を閉じました。

今回の祝う会では、たくさんの人に感謝の言葉をいただき、そしてたくさんの人に感謝の言葉を述べたそんな会でした。お互いがお互いを尊重し感謝しあえる、本当によい雰囲気を持った道場になってくれたと思います。この道場の雰囲気を作ってくれたのも今回卒業する6年生の子達のおかげだと思います。
できないことが多い中、必死で努力して成長してくれる姿にみんな感動を覚え、そしてその姿を応援することで力をもらっていました。このお互いが支えあってともに栄えていく『自他共栄』の精神をこれからも大事に引き継いでいきたいと思います。

今回このような盛大な祝う会を企画してくださいました保護者の皆様本当にありがとうございました。おかげ様で本当に素晴らしい祝う会になったと思います。
きっと、子供たちの『記憶に残る祝う会』になったのではないでしょうか。
本当にここまで子供達が成長できたのも保護者の方々の協力があってのことだと思っております。本当ありがとうございました。

最後に、6年生のみんな、卒業おめでとうsign03
みんなのおかげで、川口道場は大きく飛躍できたと思います。ここでの経験を活かしてこれからの君達の柔道を見つけていってください。これからの活躍を期待しています。

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2009年3月19日 (木)

我が敵は我にあり!!キャプテンRの戦い

平成21年2月22日、Rは、小学生最後の試合を行うため畳の上に立っていた。試合が始まりRは、果敢に攻めるも相手を捕まえる事が出来ない。そして2分間の試合の終了を告げるブザーが試合場に鳴り響いた。
判定で反対の旗が3本上がり、Rの判定負け・・・・・小学生最後の試合がこのとき終了した。

Rは、静かに礼をして試合場を後にした。

Rとの出会いは、自分がまだ石川県の道場で指導をお手伝いしているときのことだった。

まだ道場を立ち上げてまもない川口先生が、Rを連れて練習にきたときのことだった。最初に見たRのことを自分は高学年だと思っていた。
Rがまだ3年生と聞いた時は、非常に驚かされた。そのくらい大きな子でした。しかしその体とは裏腹にとても気持ちの小さな子で、大きい体を目いっぱい小さくしているような立ち姿がとても印象的でした。

しかし、何回か出稽古に来るたびに、どんどん良い動きになっていき、見違えるような選手になっていった。この成長のスピードに非常には、本当に驚かされた。

Rとの出会いがあってから一年後、自分は結婚の絡みもあり地元福井に戻ることとなった。
それに伴い、川口道場で少年柔道のお手伝いをさせていただくことになったのだった。

その一番最初の練習日に川口道場で練習をおこなっているRを見て一番最初に驚いたのはその打ち込みの綺麗さだった。

大きな体のものはその体が邪魔をして打ち込みがしっかりできていない場合が多い。しかしRの打ち込みは、大人顔負けのとても大きくそしてきれいな打ち込みをしていた。
当時小学4年生で、大きな体と、きれいな打ち込みを持っていたRにはとても大きな期待を抱いていた。

しかし、練習を見ていく中でRに決定的に足りないものを発見した。

それは、厳しい練習を乗り切るための気持ちである。大きな体と裏腹に、非常に気持ちが弱かった。

練習でも、すぐに妥協が入ってしまう。練習がきつくなってくると、自分から倒れるような練習をしてしまっていた。
まずはその練習態度を改善するために、『囲み練習』という、とても精神的にきつい練習を行うことにした。

この練習で戦う相手、それは自分自身である。

きつい練習から逃げ出さず立ち向かうことを覚えさせるためにこのきつい練習を行った。

この練習では、道場生みんなが面くらっていた。
多くの子供が涙を流し、半分悲鳴に近いような声を出しながら練習を行っていた。

しかし、この練習を行っていくにしたがって、何人かではあるが、弱い自分に打ち勝ち、つらいこときついことから、逃げてばかりいた子供達が、立ち向かってくるように変わってきた。

Rもこの変化を起こした一人であった。今までは、途中であきらめ泣きながら練習を途中でやめてしまっていたが、一回相手に立ち向かうことができてからは、きつい時に大声を出し相手にがむしゃらに立ち向かっていくことができるようになってきた。そのRの変化が段々と周りの子供達に伝染していき、この囲み練習を乗り切るきもちができるようになっていった。

弱い自分に打ち勝つ!!このことを一回でも経験することができれば、その後の練習の取り組み方も大きく変化していく。
今までは、完全にやらされていた練習も、一度弱い自分に打ち勝った充実感からかちょっとずつ変化していき、自分から行う練習ができるようになっていった。

泣いてばかりいた子供達もちょっとずつ前向きに柔道を取り組むようになっていった。

少しずつ練習の雰囲気が変わりつつあるなか、Rが4年生の時の夏、川口道場として初の全国大会に挑戦することとなった。

その大会とは、『全日本武道錬成大会』である。柔道の聖地である日本武道館で、年に一度行われる、フリー参加の全国大会。毎年4000人以上の少年少女の柔道キッズ達で争われるとてつもなく大きな大会である。

日頃練習に頑張っている子供達に、全国ではどのような子供達がどのような柔道をするのか、そして何より全国大会の雰囲気を体験してもらいたかった。

この大会で初出場の川口道場低学年が、怒涛の快進撃を見せてくれた。

初戦から厳しい戦いが続いた。その試合のほとんどが大将であったRに勝負がかかるような接戦。一本勝ちしか許されないという試合展開のなか、みんなの期待に応え見事に一本勝ちを収めていきみんなも、『何とかRにつなげば・・・・・』という強い気持ちがいつも以上の力を生み、厳しい戦いを制していった。そんなRの活躍により初出場で全国ベスト8という成績を収めることができた。

この大会での活躍もあり、川口道場全体が大いに盛り上がった。チームとして戦う喜び、つらい練習の先にある喜び、そして全国というものを肌で感じた経験もあり子供たち一人一人にもっと強くなりたい。という欲が出てきた。

気持ちの弱かったRも、自分の活躍によりチームが勝利できた充実感からかポイントゲッターとしての自覚が生まれるようになり、練習でも手を抜くことが少なくなっていた。

そしてこの年、もう一つのフリー参加の全国大会、『醍醐敏郎杯全国少年柔道練成大会』にも出場することとなった。

長野県で行われるこの大会も、フリー参加であるが非常にレベルが高く全国からたくさんのチームが参加してくるとても大きな大会だった。

この大会での初戦、全国でも有名な『松前柔道塾B』さんと対戦することとなった。川口道場は一回戦がシードだったため二回戦でこのチームと当たる。一回戦を見ていたがBチームとはいえ全国的に有名な名門チーム、圧倒的な強さで5-0で勝ち上がってきた。戦前の予想ではかなり厳しいものがあると感じていた。

そしてむかえた初戦で、手に汗握るとてもよい試合をしてくれた。先鋒が一本勝ち、次鋒・中堅が一本負け、副将引き分けで、大将のRに出番が回ってきた。ここで一本勝ちをしてやっと代表戦に持ち込める。相手は体の大きな選手だった。一回戦でも力強い技で一本勝ちを収めていた。その相手との勝負。相手のチームは逃げるようなことをせずこの大将戦も勝負にきた。相手に振り回され危ない場面が何度もあった。
『もうだめか・・・・・』そう思った時、一瞬のすきをついて小外で有効を奪い、そのまま抑え込んで一本勝ち!!なんとか代表戦に持ち込んだ。
代表選も同じ相手と対戦。しかし流れをつかんだRが開始早々払い腰で相手を投げそのまま抑え込んで一本勝ち!!
なんと、逆転であの名門チームから勝利してきた。

次の対戦相手は愛知県でも有名な羽田野道場Aチームとの対戦。この戦いでは、前半で3点を取られてしまい、Rの出番の前に勝負がついてしまった。しかしRは相手をしっかり捕まえて一本勝ち。3-1で敗れたもののRは、この試合に出場したことによりものすごく自信をつけてきた。

このほかの多くの大会や、合同練習でも、Rの活躍は非常に頼もしいものがあった。とくに、Rは大将というポジションが気に入っていたようで、勝負がかかっている大将戦ではいつも以上の力を発揮するような気がしていた。

年を明けて一発目の丸岡の大会や地区の大会できっちり優勝の快進撃を見せ、まさに絶好調のまま次の年度を迎えることとなったのだった・・・・・・・続く

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2009年3月18日 (水)

個人戦 ~小さき者の柔道~

団体戦が終わり、昼休憩を取った後、午後から個人戦が始まる。

個人戦は3・4年生の部と、5年生の部があり、5年生の部にryoが、3・4年生の部にF太、Y雅、3年のY太が出場する。

午前中の団体戦の反省を行った後試合に臨んだ。

まずは4年生のY雅。団体戦では自分たちの伝えたいことを少し勘違いして受け取ってしまっていた。
Utimata そのことを試合前にもう一度確認し試合開始。この試合では、組み手こそ遅かったが、自分から仕掛けていき、内またで見事一本を取ってきた。まずまずの滑り出しであった。

次の試合は、柔整会のK選手。4年生ではかなりの実力者である。
Yga 序盤、相手の圧力に若干振り回されたが、徐々にY雅の形で試合ができるようになった。しかし、そのまま試合は後半を向かえ判定では厳しい試合展開でした。そこでY雅は相手の技に対して切り返して勝負に出た・・・がすっぽ抜けて有効を奪われた。そのまま寝技で一本負け。まだ体の力の弱さがみえる。それと自分から仕掛ける展開がどうしても少ないのも気になるのでその辺の強化が必要のようだ。

3年生のY太は、初戦体の大きな女の子と対戦。試合開始と同時にガンガン前に出るY太。しかし極めきることが出来ない。返されそうになりながらもそれでもガンガン攻めて判定勝ち。小さい体でありながら常に前に出るスタイルはすごくいいのだが、しっかり極めきることが出来ない。その辺が課題であろう。
2回戦目は、優勝候補の一人である選手と対戦。相手の左右の技にどうしても先々攻められてしまう。しかししぶとくしのいで寝技でチャンスが訪れた。相手の後ろについて回して抑え込もうとしたが回りきらず……そのまま時間となり判定で敗れた。3年生の身でありながらガンガン攻め込む気持ちのほうはだいぶん充実しているが、技術的なところがまだまだ、もっと極めきることのできる技を磨いてもらいたい。

Rseoi 5年生のryoの初戦は体の大きな女の子と対戦。しかしこの試合でryoの動きが少しおかしい。いつのの動きの中からの攻めができておらず、一発を狙うようならしくない試合を行っていた。判定で勝利こそしたが、あまり良い動きではなかった。まだ少しけがの影響があるのか思いきった柔道ができていなかった。
2回戦目は、優勝候補の一人と対戦。この試合を見ることができなかったのだが、ポイントを奪われ敗れたらしい。今日の動きはいつもと少し違い物足りない動きだった。

一番勝ち進んだのは4年生のF太。初戦は苦手としている相手で、だいぶん意識していたらしく非常に動きが硬かった。終始相手に攻められて、有効も奪われていた。F太も試合の中盤に背負いで相手を大きく浮かしたが、自分もつぶれてしまいポイントなし。そのまま試合終了かと思ったが、試合終了間際に背負いで大きく浮かして技ありを奪って逆転勝ち。なんとか一回戦を勝ち上がった。

Fseoi 次の試合からは、相手より先に攻め込む柔道ができるようになり、きれいに背負いで一本を取ってきた。
そしてその次の試合で、苦手な相手との対戦を迎えた。練習試合での戦績はほとんど負けておりなかなか攻略することが出来ないでいた。いままでのF太のスタイルではきっとまた何もできずに終わってしまうと感じていたが、この相手に向かっていくことでF太の柔道スタイルが変わるかもしれないと淡い期待も持っていた。
試合が始まり、前半はF太の悪い柔道でのスタートとなってしまった。組みに出ようとすると相手の一本背負いが待ち受けており、F太はその技を警戒しすぎて前に出ることをためらってしまっていた。そんな動きであったので相手が足技で前に出てきたときに大きく崩されてしまった。『まだ変わらないか・・・・』と思っていた1分過ぎ、F太の柔道が劇的に変化しだした。
何か迷いが吹っ切れたかのように力強い組み手で前に出て攻撃しだした。相手が一本背負いで待っているのだが、あまりにも前に出る圧力が強くて相手の一本背負いのタイミングを完全にくるわせた。
小さい体のF太だが、全身を使って大きく相手を揺さぶり前に出る圧力でだんだん相手の頭も下がってきて、これから・・・・・というところで試合終了。前半の足払いの印象があったために判定で敗れてしまった。

試合後、自分のところに来たF太に今回の柔道スタイルを思いっきり褒めた。このスタイルこそが体の小さい者に行ってもらいたい川口道場で理想としている柔道であるということを伝えた。前半の悪い流れでの柔道で言いたいことは山ほどあったが、それよりも、この変化の大事さをF太自身に気づいてもらいたかった。

体の小さい者というのは、それだけで不利なのかもしれない。しっかり組み合えばどうしても体の大きなものが有利になってしまう傾向にあると感じている。でも、だからと言って組み合わない柔道や技の掛け数で判定狙いの柔道をしてしまうことで成長期を迎える前に相手にぶら下がりながらかける技や、投げなくてもいいから勝ちに行こうとする心が育って行ってしまうような気がする。勝とうという気持ちは絶対必要なものであると思うが、その根底に柔道の場合は投げたいという気持ち『一本を取りたい』という気持ちがあるほうが成長期をむかえて体ができたときに飛躍的な成長をしてくれると思う。そして、とても戦っている本人たちが気持よく柔道ができると感じる。
体が小さくてもがっちり組みに行き、そのうえでなげたり抑え込んだりで一本勝ちを目指す気持ちを作ること!!この気持ちが強くなければ絶対小さい者の柔道では大きなものには勝てないと思う。このような条件で勝つということは非常に難しいことだと思うが、勝った時体の大きいものには味わえない、大きな喜びを得ることができるだろう。
今回の試合、体の小さな川口道場の選手たちはその片鱗を見せてくれたとおもう。

でもまだ理想の柔道には程遠い。しかしこの道の先に理想の柔道が待っていると信じ、これからも『真向勝負』で戦う気持ちを育てていきたいものだ。

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2009年3月17日 (火)

団体戦  ~最軽量チームの挑戦~

Kaikaisiki 平成21年3月15日に行われた、第28回福井県少年団柔道大会。

この大会の団体戦は、全国少年柔道大会の予選を兼ねている。

この大会には、4・4・5・5・5年生の新チームで戦われる大会である。

今年の川口道場の新チームは・・・・・・・・・とても小さいcoldsweats02

先鋒から、大将までの平均体重はなんと33kgぐらいsweat01

会場についてパンフレットを見てみても最軽量チームでした。

しかも、先鋒・次鋒3年生、中堅・副将4年生、と先鋒から副将まで学年落ち・・・・・正直非常に厳しい戦いが予想されていました。

この大会は2試合のリーグ戦をしその一位通過のチームでトーナメントを行う方式の大会でした。そのリーグ試合の一回戦目がなんと優勝候補の柔整会柔道教室さんでした。

今回の大会で自分が一番恐れていたこと、それは、戦う前から勝負を捨ててしまうような気持ちになってしまうことであった。
試合前には、気持ちで折れないような練習と、意識付けを中心に行ってきました。そして試合前のアップでもしっかり意識付けをしながら、初戦から全力で戦えるように気持ちが切れないよう声をかけ続けた。

まずまずのアップができその状態で初戦の柔整会さんとの試合に臨んだ。

先鋒のNonの相手は、4年生で女の子でありながら数々の大会を制しているYさん。女子選手のYさんが大会で勝ち上がる姿を見て,同じ女子としてNonは憧れてをいだいている存在の相手であった。
試合が始まり、Nonが最初に仕掛けた。先に組勝ち、相手の懐に背負いで入った・・・・・・・がガッチシ受けられ、そのまま後ろに返されて一本負け。
力の差を見せられてしまった。
先鋒であっさりやられてしまったので、みんなの気持ちが切れてしまったかと思ったが、次の次鋒戦でY太が気持ちで戦う試合を見せてくれた。
Yta 相手の圧力に屈することなくしっかり組み合っての柔道。しかし試合の前半で相手の内またで押し込まれてしまい有効を奪われてしまった。結局そのポイントを取り返せず優勢負け。しかし次につながる試合をしてくれた。

Fta1

そして中堅のF太。ここで負けてしまうと勝負が決まってしまう。そして残りのメンバーのことを考えるとどうしてもここで勝利がほしかった。しかし、相手は上の学年で、なかなかの実力者。厳しい相手でした。しかしF太は、果敢に前に出てガンガン攻め込んだ。スロースターターのF太にしては珍しいくらい気合の入った攻撃ができていたと思う。そして試合の中盤、小内で相手をグラつかせたところに渾身の背負い投げsign03
しかし、入ったところが少し深かったため、相手に止められてしまいそこに大外を入られきれいに一本負け。しかし勝負に行っての一本負けなので仕方ない負けだった。
副将のY雅は、相手のポイントゲッターと対戦。勝負が決まってしまっていたからかもしれないが、開始早々組み際の大外で一本負け。少し残念な試合となってしまった。
Ryo 大将のryoは、果敢に攻めるも、背負いを後ろに返され敗れた。
結果は5-0の大敗。子供達は大きく肩を落としていた。
そんな子供達を集めて、すぐに反省会を行った。今回の試合の負け方はどのような負け方だったか、その中でもよかったところはどこか、そして今のこの結果が新チームのスタートラインで、ここからいかに成長することが大事であるかを長い時間をかけて伝えた。

そしてその話が終わってから、リーグ戦の2試合目を迎えた。
2試合目は、同じ坂井地区の春江柔道スポーツ少年団さんとの対戦。よく試合させてもらっている間柄で戦力はよく知っており中堅に力のあるポイントゲッター、大将に巨漢の選手が控えている。
試合前の自分の予想では1-1で内容差で負けてしまうかもしれないとまで考えていた。
しかも、大敗を喫して気持ち的に切れてしまっているかもしれない状態。非常に不安に思っていました。
Non そんな不安を抱えたままの先鋒戦、相手はおんなじ3年生であるが、大変力を持った選手である。前回の試合でY太が大外で一本負けを喫している相手だけにここの試合がこの団体戦の勝敗を分けるとすら感じていた。
前回の試合同様果敢に攻めるNon。相手の内股を交わして背負いで技ありを奪ってきた。さっきと同じような入り方で返されそうになりながらも気持ちを切らずに押し込んでのポイント。さっきの負けを引きずってはいなかった。そのあとも、相手を攻め込み最後は大内を押し込んで一本勝ち。貴重な先取点を勝ち取ってきた。
Yta_2 その試合で波に乗った次鋒のY太は、上の学年の選手に対して一歩も引かず、技を掛けまくり背負いで倒して抑え込み一本勝ち。先鋒・次鋒の3年生コンビがとてもいい試合を行ってくれた。

Fta

次の試合は相手のポイントゲッターとの対戦。しかし、チームの勢いがあるのでF太は、もつれたところを大内で押し込み有効を奪って優勢勝ち。まさかここがとってくるとは思わなかった。

Hukusyo

続くY雅も相手の大外を返して有効で勝ち。ここは、良くて引き分けと感じていたのでまさかの勝利でした。しかし少し柔道のスタイルが気に入らない。自分たちが伝えていることと少し違った意味で受け取ってしまっていることを感じた。
Ryo2 大将の小さいryoが大きな相手から背負いで有効を奪ってなんと奇跡の5-0での勝利をすることができた。
先に圧倒的な力の差を見せつけられての大敗で新チームの気持ちが折れてしまったかと思いきや、そのことを力に変えての大勝。自分が予想していたより子供のハートはタフだったようです。

リーグ戦一勝一敗で残念ながら決勝トーナメントには残れませんでしたが、最軽量のチームでありながら堂々と組み合う柔道ができていた新チームの初陣は、まずまずの試合内容だったと思います。

しかし負けは負け、この結果をしっかり受け止め午後の個人戦に臨みました。

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2009年3月16日 (月)

第28回福井県少年団柔道大会

平成21年3月15日(日)に敦賀市武道館において第28回福井県少年団柔道大会兼全国少年柔道大会福井県予選が行なわれました。

結果は次のとおりです。

優勝 三国町柔道教室

2位 県立武道館武道学園

3位 つるが煌輝柔道塾

個人戦

3・4年生の部
優勝 米澤 里菜(柔整) 2位 出村 花恋(県武) 3位  西尾 峻(三国)

5年生の部
優勝 荒崎 ジュリオ(越前) 2位 倉内 将樹(豊) 3位 下口 尚佑(三国)

という結果でした。入賞者のみなさんおめでとうございます。

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2009年3月11日 (水)

坂井市審判勉強会

平成21年3月10日(火)に川口道場2階多目的ホールにおいて審判勉強会が開かれました。

今回の勉強会には、2月の11日に講道館にて行われました講道館講習会での内容の一つである、審判講習会(少年規定)の内容に沿って行われました。

その講習会の内容をビデオで撮影してあったものを見ての審判勉強会。このときの講師である高橋先生が、はっきりと答えてくれる内容が多かったのでとってもわかりやすく、参加していた皆さんも納得の勉強会となりました。

柔道の審判というのは、規定がとても曖昧な書き方をしてあるため、その試合会場の審判によって大きく試合の内容が変わってしまう恐れがあります。

このように審判勉強会を行うことによって、ある程度共通の見解ができてくると思うので、審判によってのばらつきが少なくなると思います。

頑張っている子供達のためにも、その頑張っている成果を充分に発揮できるような審判をしてあげれる環境を与えてあげたいです。

ビデオの後は、A級ライセンス講習会に参加されていたM先生による国際ルール改正点の説明を聞きました。

説明していただいた内容は、

・効果の廃止

・場内外の判定(試合者双方が場外に出たときのみ場外)

・終了ベルと同時の技の判定(ほぼ同時に技が決まった場合時計係とも合議する)

・下穿を持つことによる罰則(下穿きを握る行為は指導)

・ゴールデンスコアの時間短縮(3分に短縮)

といった内容でした。

特に下穿を持つことの罰則については、非常に判断が難しく攻撃防御共に下穿を握ってはいけないという感じのルール改正となっていました。(ただし大内刈を施しながら下穿を握ることはOK???)

この、ルール改正によりパリで行われた国際大会ではほとんど足取りやタックルのような技がなくなったそうです。

下手すると今の少年規定の試合のほうがよりレスリングに近かったともおっしゃっていました。

こういう流れも踏まえてこれからの指導を考えていかなくてはいけないと思いました。

今回の勉強会も、たくさんの先生方が参加していただき、熱い意見の交換が行われました。このような流れが徐々に広がっていけばきっとより良い柔道が広がっていくと思います。

今回勉強したことを踏まえてこれからも審判を頑張っていきたいと思います。

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2009年3月10日 (火)

世代交代準備中

もうすぐ卒業の季節。

川口道場でも世代交代の準備が行われている。

今まで練習を仕切っていた6年生に変わり、整列の号令以外は5年生の子が練習をまとめるようにしている。

しかし・・・・・・

川口道場の5年生は1人しかいない。

当然、その子が新キャプテンとして道場を引っ張っていくという形になっていくのだが・・・・・coldsweats01

まだ頼りないsad

今までのキャプテンは、体の大きなみんなの信頼を集めるキャプテンだった。キャプテンが中心となって練習を仕切り、周りの6年生が雰囲気を盛り上げるといったとても理想的な練習の雰囲気を作り出していた。

しかし、今度の新キャプテンは体も小さく、どちらかと言ったら黙々と練習する職人気質。そのうえ5年生が1人しかいないため、4年生3年生に雰囲気作りを手伝ってもらわなければよい雰囲気はなかなか作り出せないのだが、まだ4・3年生ではその自覚が芽生えていない。

この新メンバーでの練習がどのようになっていくのか???

非常に不安を覚えていました。

それでも、最近の練習で、新キャプテンは一生懸命やっていると思う。

1人しかいない5年生としての自覚を持っているからだろうか、すごく頑張っている。

小さい体で、目いっぱいの声を出して、練習を仕切ろうとしている。

でも、声はかれ、たまにそれでも大きな声を出そうとすると声が裏返ってしまう。

みんなは、その声でクスクス笑ってしまうhappy01

練習が締まらないdespair

でも・・・・・・・・

それでも、必死で声を出して、チームをまとめようと頑張っている。

小さい体で必死になってもがいている。

この姿・・・・・・・・・・とてもgood

笑われても、必死で変えようと頑張っている新キャプテンの姿が周りに伝わっていけば今までにない新しい雰囲気が生まれる・・・・・・ような気がする。

新チームの新しい雰囲気に期待したいpunch

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2009年3月 7日 (土)

柔道動画

子供達からのリクエストでYouTubeからの動画を張り付けました。

いずれこのような柔道を行ってもらいたいものですlovely

そのために今やれることを一生懸命やる!!

今日も練習日。新チーム始動準備中ですが、大志(大きな夢)をもって日々を過ごしてもらいたい。

そしていずれドリームチームの仲間入りを果たしてもらいたいものだwink

Judo Dream Team

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2009年3月 5日 (木)

月刊☆しょうじゅう!3月号に・・・・

Nec_0538 少年柔道のミニコミ誌である月刊☆しょうじゅう!

全国各地の柔道情報や、試合結果、有名チームの技術紹介などなど内容盛りだくさん!!

指導者・保護者・子供達のどの視点からも楽しめる月刊☆しょうじゅう!!!

その月刊☆しょうじゅうに、なんと・・・・・

Nec_0537 川口道場が登場しました!!!! (v^ー゜)ヤッタネ!!

28ページの『にっぽん道場伝説』というコーナーに登場しています。

川口道場とはどういう道場か?どういう特徴を持っているか?どんな目標を持っているかが書かれています。

気になる方は一度お読みになってください。http://www.triad-soft.com/rikizen/page/kiyaku.htm

もちろん、『にっぽん道場伝説』のほかも大変面白い内容になっていますので是非どうぞ!!詳しくはこちらをご覧ください。

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2009年3月 4日 (水)

写真追加しました

川口道場写真集2009に写真を追加しました。

よろしかったらご覧ください。

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2009年3月 3日 (火)

新潟遠征!!午後の部

昼食の時間、お弁当を食べ終わり午後の練習に向かおうとしたのだが、その昼食のほとんどを子供達は食べきることができなかった。午前中の練習の厳しさからかもしれないが、あれだけの練習をしておいてこの食事量では、体のほうができていかない・・・・・coldsweats02
胃袋の強化も必要のようですdelicious

さて、こんな状態で午後の練習に突入!!

Utikomi 最初は技の研究から入っていった。技の研究などしたことのない子供達だったのでだらけてしまうかと心配でしたが、相手の鳳雛塾の子達が、いろいろと工夫しながら研究している姿をまじかで見たからか、自分たちなりにいろいろ工夫しながら研究をしていました。だからあえてあまり声をかけず見守ることにhappy01
このような雰囲気も大事だと感じました。

そして午後も星野先生の講習がありながらの投げ込み。これも面白い工夫がされており大変勉強になった。このように工夫された練習の中にもしっかり基本を残しているのでこの練習は非常にいいと感じました。いつも同じことを繰り返していても子供達の興味が薄れていってしまうのならこのような基本をなぞった工夫は必要なのかもしれません。

そしてそのあとは川口道場と竹野道場2名でのもと立ち!!
高学年の子たちはangryimpactangryimpactangryimpact good

ガンガン攻めあっていた。
魂むき出しのまずまずの練習ができていた。


問題は低学年バッド(下向き矢印)
あんまり気迫のこもった練習とは言えなかった。唯一気合が入っていたのは3年生のY太と最年少5歳のK志。
2人とも上の学年の子でもお構いなしに捕まえてガンガン練習していた。ほかの3年生も一生懸命練習をしているのだが、魂をぶつけあう練習かというとまだまだ物足りなさを感じる。この辺を高学年の練習から学び取ってもらいたい。

練習の後に少しだけ試合練習を行った。自分は低学年を担当して試合を見ていたのだが、2年生、1年生もう少し強化していきたいと思った。Y亮は小さい体ながらまずまず・・・・でもまだ寝技に強さがない。T人は受け強いが、攻撃力がない。T弥はまだ釣手を生かした柔道ができていない。受けも腰を引いてしまうしもっと練習が必要だ。T太は立ち技は力任せにひねりつぶすことしかできないが、寝技が伸びてきていた。もっと立ち技も伸ばしていってもらいたい。1年のM穂は、体の力をもっと強化しなくては・・・・・気持ちがぶら下がる柔道になってしまっているのでしっかり修正していきたい。
3年生も一生懸命しているのだが攻撃力がない。もっと投げきる強さがほしい。

試合の後は軽くトレーニングをして終了した。

あっという間の1日練習。この練習を経験して、まず不安であった6年生が抜けた後の雰囲気作りに非常に大事なものを得ることができたと思う。帰りのバスの中で感想を聞いてみると鳳雛塾の子供達が作り出す雰囲気を身をもって感じてくれた子供達が非常に興奮した様子でそのことを話していた。
そして我々指導陣も非常に勉強になった。星野先生の技術的な研究から編み出された工夫された打ち込みや投げ込みの数々も勉強になったが、それ以上に、子供達に柔道を好きにさせるような話し方や子供達への接し方が非常に勉強になった。厳しい中にも楽しさがあり、柔道に対して興味を持たせるような話し方、教え方は、自分たちもぜひ取り入れたい。
練習後、整列の時に星野先生が子供達に向かって

『今日の練習で物足りなかった子、まだ練習がしたい子??』

と聞いた時、手を挙げる柔道大好きな鳳雛塾の子達・・・・・・・・

このような柔道好きの子供達を育てられるように頑張りたいです。

最後になりましたが、今回大変ためになる練習をしてくださった、星野先生をはじめ鳳雛塾の先生方、子供達、そしていろいろとお世話をしてくださいました保護者の皆様心よりお礼を申し上げます。

おかげさまで大変良い練習を経験することができました。これからもよろしくお願いいたします。

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2009年3月 2日 (月)

新潟遠征!!

昨日は、新潟まで遠征に行ってきました。

行ったところは、全国的にも有名でこののブログにもリンクさせていただいている白根柔道連盟 鳳雛塾!!

行きたい、行きたいとず~と思っていたのですがなかなか日程が合わず参加できていなかったのですが、やっと日程の調節ができ日帰りで参加することができた。 Sirane

朝5:00に出発しマイクロバスに揺られること4時間、会場である白根カルチャーセンターに到着。

もうすでに鳳雛塾の子供達は準備万端sign03 柔道場の中で元気に迎え入れてくれた。

早速着替えさせてもらって練習開始。ちょっと遅れて竹野道場から2名参加してきた。
今回の練習には、いろいろな狙いがあったが、一番は、世代交代のための意識づくりであった。
今の6年生の子たちは本当によく頑張ってくれて今の川口道場の強くなろうとする雰囲気を作ってくれた。
しかしその6年生の子たちも4月から中学生。そのあとを継ぐ5年生は1人しかいない、その下の4年生も2人しかいない。この雰囲気を保ちさらに飛躍的に成長させるためにも、全国クラスの雰囲気を経験してもらいたかった。

最初の整列のときに星野先生のお話で

『今日の練習のテーマは「鍛練」です。だから、覚悟しておいてください。べつにゲー(吐く事)をしてもかまいませんrock
の言葉を聞いて思わずニンマリしてしまいました。まさに自分たちが求めているような練習をしてもらえる。
しかも、その話を聞いているときの川口道場の子供達の顔が引きつっているのがミョーにおかしかったsmile

そして練習開始。
最初はひたすら補強練習。いろんな動きを丁寧かつ俊敏に行う鳳雛塾の子供達!!
川口道場の子供達はそれに何とか付いていくといった感じでした。

ここで真面目なY亮(2年生)は、先生の言いつけ??を守り、早くもリバースタイムshock
先生が言ったことをどんなことでも守る律儀な男ですcoldsweats01 Hokyo Hokyo2 Hokyo3

たくさんのパターンのランニングとサーキットトレーニング、寝技の補強が終わったら寝技の反復練習。 Newaza 寝技を丁寧に反復する姿は本当に勉強になった。
次に寝技の乱取りを行い少し休憩ダッシュ(走り出す様)
この段階でほとんどの子が汗だくsweat01このペースで言って最後まで何人生き残れるか非常に心配でした。
休憩の後は、打ち込みを行った。
いろいろな打ち込みのバリエーションがあり大変勉強になった。子供達もいろいろ工夫された打ち込みに戸惑いながらも星野先生の教え方が大変上手で楽しみながら打ち込みをしていたようだ。
低学年が数多く参加していたうちのために、、低学年用の投げ込みを教えてもらいました。さっそく川口道場でも取り入れていきたいですwink

打ち込みが終わった後は、鳳雛塾の子たちが立ってのもと立ち!!
この練習はとても熱いimpact練習ができた。

やはり練習の環境が子供達のやる気を大きく成長させてくれる。鳳雛塾の子供達が熱い練習をしてくれるので、うちの子たちもそれにつられていい練習ができていた。これも『自他共栄』の一つだと思う。

その後一本勝負!!でも低学年は見学目すこし、合同練習の雰囲気に慣れてきてちょっとだらけてきてしまったかな?っと感じて子供達に意識付けをしようとしていたところで、星野先生が参加していた中学生に向かって 気合いの入った意識付けを行ってくれた。

中学生の子には悪いが、絶妙のタイミングでのショッキングな出来事に、低学年の子も自分が言われたかのように緩みかけた緊張の糸がまた、ピンsign03と音を立てたように張った。
その雰囲気の中で行った一本勝負は非常に熱いものがあった。この練習の雰囲気を求めてずーと指導してきた。川口道場の練習でも年に数えるくらいしかこの雰囲気は作り出せない。
非常に緊張感があり、それでいて魂のこもった練習ができていたと思います。

そんな緊張感が漂う中、午前の練習があっという間に終了した。
午前中の練習で非常に心身ともに鍛えられた感じを受けました。この雰囲気でもういっぱいいっぱいの子もいたかもしれませんが、まだまだ練習は続きます。
鳳雛塾の先生に手配していただいたお昼ごはん(おかずと御飯が別々の容器に入ってがっつり弁当!!これで500円とは破格値)を頂いて午後の練習へと突入したのでした・・・・・続く

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