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2009年2月23日 (月)

坂井市少年柔道大会~団体戦~

平成21年2月22日に行われた第1回坂井市少年柔道大会を振り返ってみたいと思います。

この大会は、坂井市にある5団体で争わられる大会で、礼節を重んじ、正しい組み方で、正しい技を掛け合う、講道館柔道の基本を習得させることを目的とした大会でした。

特徴的なのはその競技方法で、申し合わせ事項としていきなり膝を畳につけにいく技は、片膝であってもその技の効果を認めないという特別ルールを採用しての大会でした。
従来『両方の膝を同時(ほぼ同時)につくような背負い投げ等』をかけると危険であるということから『注意以上』の反則が与えられるが、たとえ片膝であってもいきなり付きに行くと危険であるとしてこの特別ルールで試合が行われました。

Kaikaisiki 開会式が終わり、最初は団体戦から行われました。団体戦は5チームによるリーグ戦です。

初戦は、春江柔道スポーツ少年団さんとの対戦でした。
この日は、チーム力を意識しての試合を行いたいと思っていたので、試合に臨む時は選手以外の子供達も一緒に礼をして全員で試合に臨むという気持ちを作ることを意識しました。

Maho Yuusuke Yuuta 選手一人一人も、初戦から大変良い動きができていたと思います。先鋒が元気よく一本勝ちをすると、次鋒のY亮が力のある選手から有効を奪って勝利、5将のY太は、技ありと有効を奪っていたが、一本を取りに行ったところを返されて逆転の一本負け。まだ一本を取る技が出来上がっていないようだ。これからの練習で身につけていってもらいたい。中堅のF太はワンチャンスをきっちり抑えて一本、副将ryoは、力のある選手と対戦し、何とか引き分け、大将のRYOが内またで一本を取り、4-1で勝利することができた。

次の試合は三国柔道教室さんと対戦
先鋒のM穂は、開始直後に大外で有効を奪ってきた。その後ガンガン攻めていたが最後の最後で大外を返されて有効。引き分けで終わった。次鋒のY亮は相手のペースになってしまい自分のいいところを少しも出せず引き分け・・・・課題の残る一戦となりました。
五将のY太は、前半よい攻めができていたが、だんだん悪い形になり相手の小外フェイントの払い腰に乗っかり一本負け、中堅F太は相手の払い巻きについていってしまい一本負け。副将、大将と引き分けで2-0で敗れてしまった。
まだまだ攻撃力の無さを感じてしまう試合内容でした。でも、少しですが今までの練習の成果を確認することができる試合でした。

次の試合は、宿敵(トモ)の丸岡柔道スポーツ少年団さんとの対戦でした。いつもよく練習をしている間柄ですが、団体戦での相性が良いのか、非常に面白い試合を繰り広げてくれます。
先鋒M穂は頑張っていたが大外で一本負け。次鋒は、今回T人を起用した。相手は一学年下だが大変力のあるAゆむくん。何とかさばいて引き分け。五将は今回最近伸び盛りのK平を起用。背負いをまたいで危ない部分もあったが、きっちり一本を取ってきて1-1になり振り出しに戻しました。次の中堅戦でどうしてもほしいところ。F太はガンガン攻めるも反則を取られてピンチに・・・・・その後も攻め込んで何とかポイントを奪いギリギリの引き分け。この勝負はほんとうに心臓が止まりそうなドキドキの試合でしたcoldsweats02
そして副将戦、相手は一学年下であるが体の大きな子。しかしryoが、先輩の意地を見せて一本勝ち。2-1とリードしたまま大将戦を向かえました。相手はライバルS川君、RYOはこのところ負け越している相手なので是非とも一本を取ってきてもらいたかったのですが、場外際不用意に下がったところを大外で一本負け。逆に一本を取られてしまいました。これで2-2の引き分けになり試合終了。今回もとって取られての面白いでも心臓に悪い試合を繰り広げてくれました。

最後の試合は、坂井町柔道教室さんと対戦。
先鋒のM穂が今までの悪い癖であるぶら下がって駆ける技ではなくしっかり投げきる技で一本勝ち。この試合で確かな成長を確認することができました。
次鋒は、力のある選手にT人がどこまでやれるのかを試すための試合。圧倒的な力の差を見せつけられて一本負け・・・・でも、この相手とまともに組み合えるようになればきっとそれはT人にとってとても大きな成長になると思います。今回はだめだったが次回までにはまともに組み合って柔道ができるように練習してもらいたい。
5将は相手が女の子だったのでNonを起用、素早い組み手から、きっちり一本勝ち。自分の良いところを十分に発揮した試合だったと思います。
中堅は、以前丸岡町の大会で敗れた相手との対戦。F太にリベンジマッチのチャンスが訪れました。相手は返し技が得意で、体の力も非常に強い。でもこの相手を投げれることができたらそれは、F太にとって非常に自信となることだと思ったので、取りに行くことを指示。F太は、その期待に見事にこたえてくれて背負いで担ぎあげての勝利をもたらしてくれた。その試合で勢い付いた副将戦。力のある選手と堂々と組み合い、真っ向勝負を繰り広げ引き分け。けがの影響を全く感じさせない非常に良い試合だったと思います。
大将には今回Naoを起用。寝技で、自分の編み出した『Naoスペシャル』で一本勝ち。4-1で勝利することができました。

団体戦を終えて、通算成績2勝1敗1引き分け。成績的には2位でしたが、全試合で失点があったことと、取るべきところで取ることが出来ない攻撃力の無さが目立つ試合でした。
まだ細かいテクニック的なところの練習をしていないので仕方のないことかもしれないが、もう少し本質的強さの強化をしていきたいと思いました。
ただ、チーム的にはまずまずの雰囲気で試合ができたのではないかと思います。後はこの雰囲気がみんなにも伝わってくれることを願っています。

確かな手ごたえと、新たな課題を胸にその後の個人戦へと進んでいくのでした。

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コメント

日曜日の試合、お疲れ様でした。
片膝の件ですが、大会後の赤ペン先生がおっしゃっていたように、普段より素晴らしい柔道が展開されていたと思います。このような試みが至る所の大会で数多く見られ、将来的にそれがスタンダードになれば良いですね。子供たちの安全と、これからの技術の伸びしろのために。
山口香先生virgoのブログに『事象ではなく本質を見る』というのがありました。外国人の柔道を単純に批判してはいけない・・・など、自分のことを言われているようでheart03心にグサッとくる話がありました。coldsweats02 今大会申し合わせ事項にも繋がる事だと思います。
私達指導者が、自分の目の前だけでなく。周りの子供たちの成長の手助けをしていかねばなりませんねcatface

投稿: クリリン会長 | 2009年2月24日 (火) 10時59分

クリリン会長コメントありがとうございます。
確かに今回の試合での試みがまた全国に広がっていってくれれば非常に喜ばしいことだと思います。あくまで少年柔道で、成長期を迎えていないいろんな可能性に満ち溢れた子供達の安全と技術的な伸びしろをしっかり残しておいてその段階成長に合わせた柔道というのができていけばいいと思っています。
後、山口先生のブログにある『事象ではなく本質を見る』という日記の内容は、先日講道館で話された講習会の中で自分も気づかされました。JUDOと柔道の違い・・・・自分もそのような色眼鏡で見ていたと思います。でも講習会の話でもありましたが、今の自分よりも、柔道を愛し柔道を研究し柔道を理解している外国人の人がたくさんいるということがわかりました。
柔道とは何か・・・・それは、競技的な部分よりもむしろ精神的な部分のことを柔道と呼ぶべきではないかと思うようになりました。今は競技的な部分にスポットがあたりその結果でその先の進路まで決まってしまう。だからより競技的な部分が大きくなってしまい大事な精神が薄れてしまっているような気がします。
柔道とは…もっとこの部分を勉強研究しそして講道館柔道の本質を伝えていかなくてはならないと感じています。
なのでこれからもいろいろとご指導ご鞭撻よろしくお願いいたします。

投稿: 赤ペン先生 | 2009年2月24日 (火) 13時20分

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