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2008年11月26日 (水)

醍醐杯当日(高学年編)

低学年試合が終わりすぐに高学年の第一試合が始まった。

高学年の第一試合は、奈良県の強豪、橿原市柔道クラブBチームとの対戦だった。

今回は善樹が先鋒で戦った。先鋒・次鋒・中堅と40kg未満の軽量級達が、どれだけ自分の柔道を貫いて勝負できるかが今回の団体戦のカギとなる。

大事な先鋒戦、善樹は組み手で釣り手を持つことに手間取り、もたついたところを袖釣りで有効を奪われた。善樹は迷いながら試合をしてしまう癖があり、悪いところがいきなりでてしまった。寝技も中途半端に終わりそのまま時間終了。有効一つ奪われて敗れた。

次鋒戦、悠で取り返したいところだったが、先鋒がとられたことにより、大分慎重になっている。組み合ったところで、いつもだと大内から入って内またや背負いにつなげるのだが、技が出ない、相手の背負いに対して引きこみの寝技に入った動作を『有効』のコール!!

副審が取り消して有効は取り消されたが、有効といわれてもおかしくない流れだった。そのまま時間が過ぎて引き分け。

欲しいところで取れず、悪い流れのまま中堅戦。ここで潤がとても良い動きで試合をした。今までのイメージでは試合は常にばたついていた潤であったが、この日の試合は非常に落ち着いていた。余計な組み手争いをせずに、すぐに自分の組み手になり、相手がきりに来ても離さない。背負いで追い込んだあと寝技で引き込み一本!!潤の柔道で一本を取ってきた。

これで勢いづいた副将の奈桜も組んですぐの大外から、寝技で引き込み一本!!ここで勝負を決めた。

大将の稜は、終始相手を圧倒したが、決め手を欠いて引き分け。でも今までのように単発の柔道ではなく技がつながるようになっていった。

2-1で何とか勝利して、二回戦へとコマを進めることができた。

Img_2839 次の戦いは、神奈川県の強豪長澤武道館さんだった。長澤武道館さんの柔道は何度か見させていただいたが、しっかり組んで鋭い投げ技を武器に戦うとても良い柔道を行う柔道チームである。子供たちの意識も高くとても力を持ったチームでした。

試合が始まり、先鋒の善樹。組み手で組勝ち、小内でぐらつかせ、まずまずの滑り出し。しかし、動きを止めてから、不用意に大外に行ったところを返され一本負け。一本を取りに行く大外ではなくとりあえず様子見にかけたといったような大外・・・・・これも迷いながらの技だった。

次鋒の悠の試合も、背負いに入ったところ後ろに返され抑え込まれて一本負け。一生懸命動いて技をかけていたが、技が軽かった。

もう後がなくなった中堅戦、非常に悪い流れのままの戦いだった。この戦いでも潤は自分の柔道を行っていた。自分より大きな相手であったが、しっかりと組合、背負いと寝技で一本を狙う。寝技で一回返したが、取り逃がし悔しい引き分け。背負いでもおしい場面がありここで一勝あげたかった。

Img_2842 もう一本勝ちしか許されない副将戦。奈桜は、試合開始から積極的に技をかけた。しかし焦りすぎで崩しがない。足だけ先に技に入ったところを後ろに返された。その後必死に取り返しに行ったが、取り逃がし有効負け・・・・負けが確定してしまった。

Img_2843 大将の稜も、技に入ったところを返され技有。稜はしばらく単発の技で手を放す癖があった。手を放す柔道では縺れたところで相手をコントロールできず敗れてしまう。しっかり持って相手をコントロールすることをもっと追い込んでできて入ればなかった返され方だ。最近意識して直そうとしていたがとりかかるのが少し遅かった。醍醐杯には間に合わなかった。試合の中盤一度抑え込んだのだが場外に逃げられ結局4-0という大敗を喫した。

今回の試合の負けたところ、善樹の迷いながらの中途半端な技だし、悠の軽い技、奈桜の足だけで入る大外、稜のもつれた所の弱さ・・・・・・・・

試合に臨むにあたって自分が不安と感じていた部分で取られてしまった。

『気づいていた不安要素をもっと徹底して強化練習で修正していれば・・・・』という後悔が自分を襲った。

練習の雰囲気も良かったし、子供たちが一生懸命取り組んでいる姿にどこか満足してしまっていたように思える。
『柔道は、自分で考えなければ強くなれない』
と言って、子供たちの練習を見守ってきたが、子供たちの不安要素に気づいていながらそのことを『いつか気づく』とそのままにしていた、これは完全な自分のミスだ。
もっと、子供たちにヒントを与えて、子供たちのがんばる方向性をさだめてあげるべきだったと思う。

帰りのバスのなか、醍醐杯を終えて今回の敗因を悶々と考えていた。確かに強豪相手に戦ったので負けることもあるだろう。しかしもっと良い勝負ができたはずだ。
色々考えれば考えるほど、段々ダークサイトに入ってしまうのでバスの中で見るようにもって来た『くやしかったら強くなれ』のDVDを見ることにした。

このDVDを見て、段々気持ちが前向きになっていった。途中、全国大会に敗れた子供達にかけているある指導者の方の言葉に今の心境がものすごく当てはまって思わずweep

子供達が頑張ってきたことには変わりはない。このくやしい結果をしっかり受け入れ今後の指導に活かして行きたいと思います。

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コメント

初めまして夏の長野遠征の時に息子と娘がお世話になりました。醍醐杯の後、志ノートを見つけて読ませていただきました。少年柔道に対しての情熱に感銘しました。大会前日は試合練習をしていただき有り難うございました。また、お会いできる日を楽しみにしています。

投稿: 柔道愛好者 | 2008年11月28日 (金) 12時38分

柔道愛好家さん初コメントありがとうございます。
自分は長野遠征のときに所用があり参加できませんでしたが、その節はありがとうございました。
そして醍醐杯前日にも練習試合をしていただきありがとうございます。
少年柔道に対しての情熱・・・・まだまだ諸先生方には足元にも及びませんが、好きな柔道と子供たちに一生懸命接していきたいと考えております。
こんな拙いブログですがこれからもよろしくお願いいたします。
自分も次お会いできることを楽しみにしております。

投稿: 赤ペン先生 | 2008年11月28日 (金) 13時16分

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