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2008年6月 3日 (火)

旗一本の差

Img_2104 平成20年6月1日に静岡県浜松市にある浜北総合体育館『グリーンアリーナ』で行われた、マルちゃん杯中部少年柔道大会に参加してきました。

今回で2回目の参加となるマルちゃん杯、中部地区の予選ということもあり、非常にレベルの高い大会であります。

今回の大会は初戦から厳しい相手との対戦となりましたが、今までの練習の成果を試せる最高の相手でもありました。練習試合で何度も対戦させていただいて、小さい体でありながら厳しい組み手と綺麗な背負いで戦うチームで、川口道場が目指している柔道に近い形の柔道を行うチームでもあり、今回の一戦は非常に楽しみにしていました。

会場入りをし、入念にアップを行います。いつも一回戦でガチガチになり力を出し切れない選手が多かったので特にアップを入念に行いました。

Img_2111 そしていよいよ向えた一回戦。子供達にしっかり意識付けをし、今までやってきたことそして目指しているものを改めて伝え、試合へと送り出しました。

まず先鋒戦、先鋒の相手は4年生であった。
Img_2114
当然ここを取りにいきたかったのだが、ただの4年生ではない。小さい体でありながら厳しい組み手と強力な技を持っている選手であった。体が小さいとはいえ6年生の悠が一度も自分の組み手になれなかった。気持はどんどん前に出て攻めにいこうとするが組み手で完封され逆に攻め込まれる・・・・・終ってみれば何とか引き分けてきたといった感じだった。4年生でここまでの戦いが出来るとは・・・・末恐ろしいです。

Img_2116 次鋒戦は、同じくらいの体系の女の子学年も一つ下である。ここも取りにいきたいところであった。開始直後、相手の内股を透かし投げたか!!と思ったら引き手を引ききれず腹這いでポイントなし。ここから相手の反撃により攻め込まれる。内股と見せ掛けての小外で大きく崩され何とか腹這いで逃れた。ここも何とか相手の攻撃をかわして引き分けてきたような感じであった。

Img_2117 中堅戦・・・ここも同じような体系の相手、初戦に弱い潤であったが、今回はいつもとは違い動きが硬くなく気合も入っており、期待できたが相手も小さい体ながら組み手が上手く、なかなか技に入れない。お互いに攻めようとするが決め手がないままであったが、試合の終盤寝技のチャンス。
しつこく後ろにつき、縦四方で抑えそうになったときに試合終了。引き分けであった。

Img_2118 副将戦、奈桜のほうが体格では勝っており、ここで取りたい所。試合が始まり、足技で崩して内股や寝技で攻める奈桜。しかし相手にうまくかわされてしまう。組み手でもたつくとすかさず相手の背負いが飛んでくる。一進一退の攻防が続き、そのまま引き分けとなった。

Img_2119 大将戦、稜は気合充分で試合に臨んだ。払い腰で攻めるがどうしても引き手を離してしまう。相手の揺さぶりでバランスを崩してしまう場面が続いた。お互いにポイントがないまま引き分け。

代表戦となった。ここで誰を出すか迷ったが、キャプテンを信じそのまま大将の稜を出した。

相手も大将の子で勝負に来た。

代表戦が始まり、非常に気合の入った声を出し組みに出る稜。
序盤は払い腰で攻勢に出るが、中盤から相手の背負いについていく場面が増えてきた。そして揺さぶりで潰される。嫌な試合展開になってきたが終盤に稜の小外で相手が崩れ腹這いにした。その後お互いに攻めあい試合終了。

旗判定となった。

結果は、2-1で相手の旗が上がってしまい、初戦で敗れてしまった。

今回の試合、子供達は全力で戦ってくれたと思う。いつもの練習しているとおり、いやそれ以上の戦いができていたかもしれない。相手は練習試合で力の差を見せつけられたことのあるチーム。そんなマイナスのイメージのある相手に対して臆することなく全力で挑戦できていた。試合も取るか取られるかのとても緊張したそしてそれでいて見ていておもしろい試合であった。この短期間での子供達の成長に非常にうれしく思う反面、完全に技術面・体力面で劣っているようにも感じた。
これは完全に指導力の差ではないかと感じてしまった。
しっかり鍛えこまれた動きをする相手チームの子供達。そんな子供達にうちの子供達は気持だけで戦って何とか代表戦まで持ち込んでくれたように思った。

頑張ってくれた子供達に対し、自分の指導力のなさ本当に腹が立ちそして申し訳ない気持ちにもなった。

試合の勝負の差は旗一本分の差・・・・・・

しかし指導者としてこの差はもっと情熱を持って指導していかないと縮めることのできない果てしなく大きな差のように感じた一戦でした。

この結果を胸にこれから一段と気合を入れて頑張りたいと思います。

最後に、今回色々とお手伝いいただきました保護者の皆様や、会場にて温かいお声をかけていただきました先生方、本当にありがとうございました。皆様の期待や励ましに応えていけるよう子供達と共に頑張っていきたいと思います。

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コメント

いつもお世話になっています。T塾さんとの激闘、見ごたえがありました。結果は残念でしたが選手達の気迫のこもった戦いぶりを見て、見ていた僕も力が入りました。川口先生が道場を開かれててもうすぐ4年になろうとしていますが、たった4年でここまでのチームをつくりあげるとはスゴイの一言です。川口先生、赤ペン先生、善雄先生、夏子先生の努力には頭の下がる思いです。私たちも川口道場との合同練習や試合、レクレーションなどで、いつもたくさんの事を学ばせていただきありがとうございます。これからも良きライバル、良き仲間として切磋琢磨し、がんばっていきましょう。
(なにぶん筆無精で、かしこまると何言ってんだかわけが分からなくなります。許して下さいまし。・・・マダイが釣れません(>_<))

投稿: HA◯E監督 | 2008年6月 3日 (火) 16時07分

HA〇E監督さんコメントありがとうございます。
子供達の成長は、子供達の努力によるもので自分達の努力ではありません。
本当に良い子供達に恵まれたと思います。
しかし、そんな子供達を勝たせてあげれない自分達の力のなさに情けなさすら感じてしまいました。
マルちゃん杯の敗戦から色々考えるところがあり『本当に今目指しているところに向って指導しているのか?』と悶々としています。
また、色々とご相談させていただくことが多いと思いますが、宜しくお願い致します。
立派なマダイを囲んで柔道談議を行いましょうhappy01

投稿: 赤ペン先生 | 2008年6月 3日 (火) 21時29分

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