意識の差
今週は大会に向けて高学年は毎日練習を行っている。
やはり試合前ということもあり、練習も気合の入ったよい雰囲気で行われている。特に最近調子の悪かったキャプテンは、どん底まで調子を落として吹っ切れたのか今までとは違う、『投げられない』練習から『投げに行く』練習に変わっており見ていて非常におもしろい練習をしている。
他の高学年の子も、積極的に声を出し自分の課題としている練習をどんどん行っている。この雰囲気をずっと保っていてもらいたいものだ。
低学年の子のほうでも、高学年のこの雰囲気を肌で感じ、一緒に意識の高い練習を行っている子も増えてきている。一緒になって『強くなる』という志を持って積極的に練習を行っている。この道場全体の雰囲気が非常によくなってきているのを最近特に感じていた。
しかし・・・・・・
低学年の子の中で、この雰囲気について来れない子もいる。周りの先輩や同級生が、ガンガン練習するその姿を見て、『自分も!!』という風に考えるのではなく、『どうせ俺には無理だから・・・』といった感じではじめからあきらめてしまっている。
道場に来る子供達の中では自分の目標というのがあると思うのだが、どうしてもそれを他人と比べてしまい勝手に劣等感を抱いてしまっている。そのせいでモチベーションが下がってしまっているようだ。
やはり人の目というのも気になるのだろう。しかし、そんな感情はあまりプラスには働かないと思う。あくまで自分との勝負を第一に考え、自分を高める練習を行ってもらいたい。
その意識の差をどう埋めてあげれるかが指導者の役割だと思う。
このよい練習の雰囲気を、皆がプラスに感じとれるよう、環境を整えて行きたい。
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