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2008年2月14日 (木)

福井県の審判員の変化??

先日の第1回福井県学年別少年柔道大会を見ていて、ある変化に気付いた。
それは審判である。

正直、今までの福井県の柔道の審判のレベルは非常に低いと感じていた。技の判定、反則の見極め、ジェスチャーの誤り等、各審判の先生によってまちまちでありあまり上手だとは思っていなかった(自分もあまり上手ではないのだが・・・)

自分は、審判員の資格を取得したのは石川県にいたときである。審判員の資格はまずCライセンスと言って20歳以上の有段者であって各都道府県の講習会に出席し地域によって審査し取得することが出来る。石川県では筆記試験、実技試験を経て何とか取得することの出来る資格である。
しかし福井県では、講習会に出ることで資格を取得することが出来るらしいのだが、やはりそれではなかなかしっかり規定を理解することは難しいと思う。しかし、審判員不足であるため少しでも資格取得者を増やす目的でこのように行なっているのだと思う。

しかし、審判に対してあまり興味もなく嫌々審判をされている方もおり、しっかりした判定が出来ずかわいそうな思いをしている子供達がたくさんいるように感じた。

しかし、審判に興味が無いのもわからなくもない。せっかくの休みの日に、審判を行ない、しっかりやっているつもりでも、周りで見ている人たちが審判員に対して暴言を吐く事が沢山ある(言いたくなるような判定も多々あるのだが・・・)それでは、審判をしてくれる人が少なくなっていき審判のレベルがいつまでたっても上がっていかない。
審判を行なっている人は、その試合の瞬間、瞬間で瞬時に判断して判定を下さなくてはならない大変難しいものであるのでその辺を理解してもらいたいのだが・・・・

話が横道にそれてしまったが、今回の試合では、この審判員の良い意味での変化があった。

まず審判・監督会議のときに、『審判員への暴言をしないように!!』との通達があました。後、自分の所属する選手がいる場合必ず交代するようにとの通達も・・・
今まで審判員不足により自分の所属する選手の試合を審判しなくてはならないときもあり、非常にやりにくかった覚えがあったので本当に助かります。
会議でも審判の申し合わせ事項の確認や、反則の判定についての質問が次々と飛び出し(自分も日頃疑問に思っていたことを質問させてもらいました)開会式の時間が迫る中しっかりと審判員達が規定の確認を行ないました。正直今まではこのようなことはあまりなくすぐに試合が開始されていたように思います。
そして、いざ試合が始まってみると、審判員は積極的に反則を取るようになっていました。あまり勝負の判定を反則ポイントにより決定する事は好ましくありませんが、少年規定の基本理念に基づいて『基本の習得』と『安全管理』を認識し、少年柔道の育成に取り組む必要があるのでこのような、積極的な審判は大事であると感じました。

特に良かったと思ったのは、副審の審判員の方がしっかり副審としてのジェスチャーをしていたと言う事です。副審のイメージとして今まで『無関心』というイメージがありました。ただのお飾りとして座っているだけだったので、誤審があってもそのままにされていたケースが多かったのですが、今回はしっかり3人で試合を見ているように思いました。そして少年規定特有の難しい反則の判定もしっかりしているように思い今大会は非常に審判のレベルの高い試合だったと思います。(少年規定特有の反則については後日また説明します)

試合が終わり、今回の審判の反省会をAライセンス審判員のH先生と川口先生と自分とで行っている時に、今回の大会の競技委員長の先生に川口先生の審判の判定は的確であったとお褒めのお言葉をいただいていました。『これからも、しっかりとした審判をし少年柔道の育成に取り組むように』と言われておりました。

柔道の審判と言うのは非常に難しいものであり、大変である。しかも、少年の審判員は試合の場で少年を指導する立場として大きな責任を担っている。今回の審判もだいぶ良くなっているとはいえ、中には???と思う判定も残念ながらまだある。人間が判定することなのでいくらかは間違いがあるのは仕方ない事かもしれない。
でも、いつも川口先生と話しているのだが、少年達は週に何時間もの練習を行なって一生懸命頑張って試合に臨んでいる。しかしその試合を判定する審判員の方は年に1回の審判講習会だけである。果たして審判員は一生懸命練習している子供たちに対してこれだけで良いのだろうか・・・・・・疑問に思う。

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コメント

こんにちわ、赤ペン先生

審判のあり方や勉強不足など審判もルネッサンスの必要があるかもしれませんね。

以前、こんな事がありました。醍醐杯の3回戦、低学年の先鋒をつとめていた大介が有効を取ってそのまま押さえ込んでいました。その時の主審のジェスチャーに時計係が技ありと間違えて、25秒でブザーが鳴りました。審判も一本で勝ち名乗りを上げ両者とも畳から下がりました。
しかし、相手方の抗議(こちらも抗議に対して抗議したのですが)で再試合に・・・ナンデ?押さえ込みからやろう!結局大介が押さえ込まれ一本負け!チームも2-1で負けてしまった事がありました。大介が負けたのことがいけなかったのですが・・・。
その時すごく審判に対して不信感を抱きました。あの時ほど・・・・。

審判において声、ジェスチャー、判断力は様々ですが、一瞬で子供達の思いやチームの勝敗が決してしまうと言うことをもっと認識して審判を行うべきだと思う。どこのチームの子供達も一生懸命練習してきているだから、それに応えられる審判をしなくてはいけないと思う。(私も人のことは言えないのですが・・・)

そんなことがあってから、以前より増して勉強し集中するようになりました。
子供達の思いのために・・・

投稿: 湖東錬成館・伊藤 | 2008年2月15日 (金) 14時27分

伊藤先生コメントありがとうございます。
しかし、ひどい話ですね~!!ありえない処置の仕方。そのような審判をされると本当に不信感を抱いてしまいます。そして尚更審判の勉強をしなくてはならないと思います。
審判のミスジャッジも気になるのですが、他にも試合を見ている人の審判に対する野次・暴言も気になります。
以前自分も醍醐杯に審判として参加していた時、自分の担当する試合会場で、試合が終わった後、試合の勝負を決めた有効の判定が気に食わないとある指導者の先生が抗議してきました。確かに微妙な判定でしたが、勢いもあったので有効という判定は妥当だと自分も思っていたのですが、その指導者の先生が言った一言『お前どこの団体から参加している審判員だ。こんなことしてただで済むと思うなよ!!』
脅しです!!しかもその指導者の先生は全国でも上位に入るチームの監督です。心底がっかりしました。
負けることは応援している側もくやしいと思いますが、あまり子供の前で暴言を吐くような事はしてほしくないです。

投稿: 赤ペン先生 | 2008年2月15日 (金) 16時38分

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