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2008年2月 7日 (木)

羽咋少年柔道親善大会その2 2部トーナメント

予選リーグ2位で進んだ2部トーナメント一回戦

相手は石川県の津幡町柔道教室と対戦することになった。津幡町柔道教室さんとも何度か練習をさせていただいたことがあり、特に大将のS君はとても小学生とは思えない体格とパワフルな柔道をする素晴らしい選手である。相手チームの副将がいないため不戦勝がひとつあるのだが、なるべく前半でポイントを取って大将までに勝負を決めたいところである。

まず先鋒 龍は、自分より大きい相手(というより龍が小さすぎるのだが・・・)からしぶとく引き分け。別に組み合わないわけではなくしっかり組んで大きい相手から引き分ける事は評価できるのだが、技がない・・・もっとしっかり一本を取る柔道を目指して頑張ってもらいたい。
次鋒 潤は、これまた20kg大きい相手からワンチャンスをしっかり抑え込み一本勝ち。
中堅 善樹は、20kg以上体重の重い女の子と対戦。ここで一本負けすると、大将戦に勝負がかかってくるため、一本負けだけはさけたい。しかし、善樹はこの手の展開でいつも一本負けしてしまう勝負弱さがあった。『どんな相手にも組みに行く柔道』を志しているので、逃げることはさせるつもりはないものの、かなり不安でした。
Nec_0175 開始早々相手の大外刈りで大きく崩され何とか腹ばいで逃れる。『やばいなぁ~』と思ってみていたのだが、ここから、善樹はいつもと違う動きを見せた。いつもはここでビビッてしまい何とか引き分けようと頭を下げて腰を引くという形になるのだが、今回は頭を下げない。
それどころか強気に攻めに出た。相四つの相手のつり手をしっかり制して、足技を積極的に出して揺さぶっていく。その一つの小内刈りがタイミングよく決まり有効。相手があわてて取り返しに前に出たところに背負いで技ありを奪ってきた。
Nec_0176 寝技でも押さえ込んだのだが逃げられてしまう。ここで時間となった。前日の合同練習で何かをつかんだのか別人のような柔道をしてきた。本当に子供というのはきっかけ一つあれば一日でこんなに変われるのかと非常に驚いた。
副将は不戦勝で、ここで勝負が決まった。大将の稜は、綺麗に投げられて一本負け。善樹が一本負けしてたら確実に負けていました。

続く2回戦、相手はなんと前日も合同練習をさせていただいた鳳雛塾さんのBチームと対戦。前日ではまったく歯が立たなかったので、子供達はビビッてしまっていると思っていました。中には『何でこの子がBチーム?』と思ってしまうほど内股のきれる子もいる。
『全力で戦って来い!!』とだけ伝え、試合開始!!
Nec_0177 先鋒の龍は、審判の『はじめ!!』の合図と共に、大きな声で気合を入れて組みにいった。強敵であるということを承知の上で、少しもビビらず、まさに全力で柔道をしている。相手の攻撃を何とかかわし、果敢に攻めようとしている。思いっきりのいい全力で向かっていく自分の好きな柔道をしてくれた・・・が、組際の内股で有効を奪われ、その後きっちり押さえ込み。一本負けである。
Nec_0178 次鋒の潤も、開始早々強く組みに行き、つり手を使って相手を揺さぶり果敢に攻める。潤も全力で向かっていっており非常に気持の乗った良い試合だった。しかし、相手の女の子に軽く捌かれて引き分け。
中堅 本日絶好調の善樹だったが、前日の悪いイメージがあったからかまた悪い時の動きに戻ってしまい。一本を取られてしまった。
副将奈桜が一本を取ってこなければ勝負が決まってしまうのだが、相手は6年生。体は小さいのだが組み手が厳しく、奈桜は一回も自分の形にさせてもらえない、もたついているところを捨身小内で有効を奪われて、勝負が決まった。
Nec_0179 大将の稜が、払い腰からの後ろ袈裟で一本をとってきたが、3-1で敗れてしまった。

試合後、自分達のところに集まってきた子供達。一本勝ちをしてきたはずのキャプテン稜の目には涙が・・・・稜もチームのみんなが自分の今出来る最高の動きをして戦っていた事を感じていたのだろう。それでも敵わなかった・・・・キャプテンとして本当にくやしかったのだろう。しかし、これが現時点での現実である。子供達に、今現時点の現実を受け入れてここをスタートラインとしまた頑張るように伝えた。

試合を終えて、自分自身本当にくやしかった。子供達は自分の出来る最高の動きをしてくれたと感じた。いつも見ている動きより強く、速く、気持の乗った良い動きをしてくれていた。しかし、Bチーム相手に、しかもしっかり組み合う真っ向勝負の柔道で負ける。完敗である。
ふと、昔指導をお手伝いしていた時にお世話になった先生に言われた言葉を思い出した『試合に勝つことができたら子供達のおかげ、負けたら指導者の責任』
子供達に対して本当に申し訳なく思った。

この日の試合、1部は鳳雛塾Aが接戦を勝ち抜き優勝!!しっかり組む柔道で優勝することができる鳳雛塾の子供達は本当にすごいの一言である。
この柔道を目で見て肌で感じた子供達の、今後の柔道をどのように伸ばせていけるのだろうか。
自分自身の指導をもっとしっかりと子供達に伝えていけるように一日一日をしっかり頑張らなければ・・・・・
熱い気持ちを胸に羽咋の地をあとにしました。



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