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2007年12月27日 (木)

冬季合宿 その五 最終章

12月24日(祝月)
この日の朝あわただしく起床。軽く寝坊をしてしまいました。急いで朝食の準備をしすばやく朝食を取り、何とか出発時間に間に合いました。

この日は、石川県白山市に練習試合に向かいます。石川県の松任柔道スポーツ少年団さんにお誘いを受け、松任の啓武館に向け出発しました。

啓武館に到着するとすでに多くのチームが集合していました。川口道場の子供達も道着に着替え早速練習開始。この日の練習試合は、25分間内で自由に練習試合を行い時間がたったら、次のチームとまた25分間練習試合を行うという形式のものでした。

この日の午前中に釘丸君が東京に帰らなくてはならないため、たくさん試合をさせてあげました。
さすがに東京の代表になるだけあり、担ぐ・刈る・跳ねるなど多彩な技で6年生を相手に次々と一本勝ちを収めていきます。相手が勝負を怖がり潰れても寝技できっちり決めてくるなど理想的な試合運びを行なっています。
釘丸君が良い試合を行なってくれるので、川口道場のみんなも次々と勝ち星を挙げていきました。最近、取り組んでいる練習の成果が目に見えてわかるようになってきており、子供達の成長の早さには本当に驚かされます。とはいえきっちり決めるという課題はまだ克服できておらずまだまだ練習が必要です。

このようにたくさん練習試合を行うことが出来いろんなことを試す事ができて本当に良い練習になります。
釘丸君は、午前中で10試合以上をこなし、そのほとんどが一本勝ちと圧倒的な強さを誇っていました。
しかし、釘丸君とのお別れの時間が徐々に近づいてきます。

あのテンションの高かった釘丸君もだんだん暗くなっていきました。
川口先生が
『将太そんな顔すんなよ。帰ったら楽しいクリスマスが待ってるだろ!!』
と励ますと、釘丸君がボソボソと何かを言っている。
『なんだよ聞こえんよ!!』
と聞きなおすと・・・
『トレーニング・・・・』
川口 稔先生も
『そうか・・・トレーニングか・・・』
としか言えてませんでした。

とうとう時間が来てしまったので、釘丸君とはお別れです。皆でお別れを言って釘丸君は川口先生と一緒に小松空港に向かい出発しました。

Nec_0018_2 空港で昼食を取り、家族・友達・はたまた自分にまでお土産を買っていき、東京へと飛び立って行きました。

釘丸君は本当に意識の高いそしてしっかりとした選手でした。

Nec_0019_2 彼が来てくれたおかげで、川口道場の子供達の意識がガラッと変わりました。つらいはずの合宿が彼の芸人ばりのトークで笑いを誘い、本当に笑いの耐えない楽しい合宿になりました。そして釘丸君の一本を取る柔道に刺激を受けたのか、今までにない試合運びが出来るようになっていました。

Nec_0020_2 将太、たくさんの思い出をありがとう!!将太のおかげで本当に楽しく、ためになる合宿になったと思う。また会える日を楽しみにしてるぞ!!本当にありがとう!!!

さて、釘丸君とのお別れのあと、午後からの練習に突入。

当初は試合の予定でしたが、参加チームが少なくなってしまったために、練習となりました。
川口道場としては、午前中で見つけた課題を試す、とてもよい機会となり有難い予定変更でした。

早速寝技から練習開始。1・2年 3・4年 5・6年に分かれて寝技の自由乱取りを行ないます。自分は低学年の方を見ることに・・・
練習内容を見てみるとなかなか意識の高い練習を行なっていました。そこで、何人かの子に
『もしやりたかったら3・4年生に挑戦してもいいぞ』
と、伝えてみると、早速3・4年生に挑戦する2年生の子がいる。
最近自分より強い相手に挑戦する姿勢が見れて本当に気持の成長を感じる。

会場に高校時代、全日本強化合宿に参加したときに同じ部屋で一緒に練習を頑張った奴がいて、しばらく昔のなつかしい話をしていた。話をしながら、チラ、チラっと練習の内容を見てみると、先生が見ていなくても一生懸命練習できている。これもうれしい成長だと思った。
寝技の練習が終わり、少しの休憩を取った後立技の元立ち開始。

1セット目は石川県の選手が元立ちに立った。このときも低学年の練習を見たのだが、本当に良い練習を行なってくれた。自ら強い相手を見つけては捉まえに行き、返されてもどんどん技をかけに行く。最近低学年の練習の雰囲気が非常に良くなってきた。
2セット目は福井県の選手が立つ事になった。皆いっせいに赤帯をもらいに行き元立ちにたった子は、元立ちなのにみんなが待っているところに相手を探しに行く。何か強くなりたいオーラが見えるようだった。
3セット目はまだ立っていないものが立つように・・・このとき石川県の2年生のトップ選手が元立ちに立った。試合でも戦ったのだが、うちの2年生の子が技ありを取られて敗れている。そのことに気付いた敗れた子は、今元立ちに立っていたのにそのまますぐ捉まえて練習を始めていた。しかし相手も強くやられてしまう。相手を交代する時間になったのだが、その子が
『もう一本お願いします』
とお願いしている。その後ろから、川口道場の女の子が『お願いします』と、その強い子を取り合う姿を見ることが出来た。低学年の子供達に強くなりたい気持が芽生えてきていると感じました。
結局その子に何回も何回も挑戦するにつれてだんだん投げられなくなっていきました。その子もあんまりあたりに来るものだから
『またお前か・・・』
と嫌そうな顔をしていました。これを見たときに、以前鳳雛塾のH先生がHPに書いていた『ゾンビ軍団』の事をふと思い出しました・・・・

Dvc00076 そして最後まで良い練習のまま練習終了!!
高学年のほうも意識の高い練習が行なえていたらしく、川口道場の子供達全員が元立ちに立つことが出来ていました。合宿3日目で体力的にきつい状態でここまでできた子供達の成長をうれしく思いました。

これで、3日間の冬季合宿終了。最後に子供達一人ひとりの成長を確認でき本当に充実した3日間でした。
帰りの車の中では疲れきった子供達が眠りについている・・・自分達も疲れていたが、最後に子供達が本当に良い練習を行ってくれた為とても充実した気分で帰ることができました。

このような、貴重な経験ができたのは周りにいる色々な人の支えがあったからだと思います。

今回合同練習試合会にお誘いいただいた、松任柔道スポ少の渡辺先生、合宿に参加してくれた竹野道場の皆さん、東京から一人武者修行に来てくれた釘丸君、合同練習をしてくれた丸岡柔道スポ少のみんな、そして、合宿中、色々身の回りのお世話をお手伝いいただいた保護者のみなさま、本当にありがとうございました。

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