« 第3回 児玉杯争奪少年柔道大会 | トップページ | 大豪邸!! »

2007年11月26日 (月)

課題を持って行なう試合

Dvc00039 平成19年11月23日に行なわれた児玉杯争奪少年柔道大会。

この大会には、2年生2人、3年生2人、4年生1人、5年生4人で参加した。2・3・4・5・6年生各学年1人ずつで構成される5人制の団体戦なのだが補欠との出し入れが自由な為、全員を出してあげる事ができる。試合に出してみないと見つからない課題があるのでその部分を見るのに非常に助かる大会でした。

予選でまず3試合。まず最初は最近力を付けてきている豊柔道教室との対戦だった。このチームは大変組み手が厳しく、しっかり組まなくては柔道が出来ない川口道場にとって苦手としている相手が多かった。寝技もしっかり鍛えられているので、非常に厳しい初戦となった。しかし、いつも動きの硬い低学年が先鋒・次鋒とポイントを取ってきて後はしぶとく引き分け、2-0で何とか初戦を切り抜けた。

次の試合は、鯖江柔道スポーツ少年団B。選手を1人しかいない4年生以外は全部変えてチームを組んだ。その先鋒戦、取れそうな相手に取る事ができない。技に入っても肝心なところで手を離す。寝技も抑えているのに逃している。結局引き分けになってしまった。
次鋒戦は、いつもあまり積極的な柔道の出来ない優雅。しかし今日の試合はいつもと違った。この子はどうしても体幹の力が弱く、すぐにつぶれる癖があった。しかしこの試合は、一度もつぶれることなく最後は内股で投げきってきた。前回の坂井町の大会で決勝戦、自分からつぶれたところを抑え込まれて負けた。その反省からか、課題を持った試合が出来ていた。
これで勢いに乗る事ができ、続く中堅・副将と一本を取ってきて勝負を決めた。大将の善樹は30kg重い相手に小外で一本を取られたが何とか2勝をすることが出来た。

予選リーグ最終戦、相手は越前市柔道スポーツ少年団B。前の試合でよい動きが出来ていた。優雅と悠を残し、先鋒・大将を変えてチームを組んだ。先鋒の陽は、まだどうしても組む時の力強さがない。組んで一呼吸置いてから動き出す為見ていて非常に危ない試合を行なう。何とか切り返しの小外で一本を取ってきた。次鋒の優雅は、立技で潰れてしまったのだが、気持をきらず一瞬の隙を着いて後ろ袈裟で抑え一本勝ち。
中堅の龍は、体は同じぐらいの相手と対戦。柔道はまだ雑なのだが、身体能力の非常に高い相手であった。お互い決め手が無く引き分け。副将悠が、きっちり一本を奪って勝負を決めた。大将の奈桜は、6年生相手に今練習している入り方で一本を取ってきた。

そして予選を1位で通過し決勝トーナメント。一回戦は鯖江柔道スポーツ少年団Aとの対戦だった。このチームには配列は違うが、3月の全国予選で敗れたことのあるチームだった。先鋒は陽を起用した。もつれた試合だったが大内刈りで有効を奪い勝利。次鋒は風太。相手は体の小さい女の子だが、背負いの入り方が大変上手な子だった。危ない場面もあったが何とか背負いで一本とってきた。
中堅戦、龍の相手は体のがっちりした大変力のある選手だった。しかし龍は小さい体で、前に出て組みあい勝負をした。互角の戦いをしていたのだが、残り10秒で相手の圧力につぶされたところを不用意に立ち上がったところを払腰で持ってかれた。善戦していたのだが最後にミスを犯してしまった。
しかし副将の潤が、全国大会代表の女の子からきっちり押さえ込んで一本勝ち勝負を決めた。大将の奈桜は、前回負けた相手に引き分け。しかしもう少し積極的な試合をしてもらいたかった。
次は準決勝。相手は優勝候補柔整会柔道教室A
先鋒は湧太を使ってみた。しかし背負いの戻り際をつぶされ押さえ込まれて一本負け。最近スランプに陥りなかなかそこから抜け出せないでいる。その原因は常に誰かの指示を待っているところにあると思う。もっと自分で考えて柔道をしなければ結果はついてこないだろう。これで流れが悪くなり次鋒はなにも出来ず一本負け。中堅が、しぶとく引き分けたが、副将の潤も何も出来ず一本負け。大将の奈桜は、しっかり先に攻めたのだが返されてしまい有効負け。4-0の大差で敗れてしまった。

Dvc00040 結果は団体戦3位とキャプテンのいない状態でみんな頑張ったと思う。しかし今回の試合は、よい選手と悪い選手の違いがはっきりわかる試合であった。その違いというのが試合に自分の課題を持った動きが出来ているのかいないのかの違いである。自分に課題を持っている選手は、自分の判断で悪いところを直そうと試合を行なっていたが、そうでない選手は、常に指導者の指示を待っている。指示があり初めて動き出しているのでどうしても動きが遅くなってしまう。これには我々指導者の教え方にも誤りがあったと思う。まじめに先生の言う事を聞こうとしているのだが、それではいつまでたっても自分の判断で柔道が出来ない。もっとそういう自己判断を尊重する柔道を教えていきたい。

Dvc00041 でも、今回今まで、言われなければ動く事の出来ない子の成長、課題を持って行なう試合が見れたので、その子に優秀選手賞をあげました。
この調子で頑張ってもらいたいし、皆もこの子に負けないようにがんばれ!!

|

« 第3回 児玉杯争奪少年柔道大会 | トップページ | 大豪邸!! »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/187942/9119931

この記事へのトラックバック一覧です: 課題を持って行なう試合:

« 第3回 児玉杯争奪少年柔道大会 | トップページ | 大豪邸!! »