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2007年8月24日 (金)

指導の変化・・・

先日、仕事をしている時、一通のFAXが届いた。

何かと見てみると、この間一緒に金沢で合同合宿を行なった、稲美創武館のIMS先生からであった。

何でも、IMS先生の息子さんが、この間の金沢合宿についての事を作文に書いたらしく、その作文をFAXしてくださったようだ。

内容を見てみると、小学4年生が書いた内容とは思えないほど、立派でしっかりした文章でありました。

題名を『鬼ヶ島 金沢』としており、『金沢には赤鬼・青鬼がいます。』という文からはじまり、金沢合宿のキツイ練習との戦いを面白おかしく綴っていました。
作文の最後のほうには『きつい練習をつけてくれるのは僕のためなんだなと思いました。』と書いてあり、『早く鬼退治(おんがえし)がしたい』とも書いてありました。そして今回合宿に連れて行ってくれた、お父さんお母さん保護者の方に感謝するという内容で締めくくっておりました。

これを読み、ただひたすら感心するばかりでした。
この子は柔道も強く、それだけでなく、挨拶、返事、話の受答え、どれもハキハキと元気良くとても素晴らしい選手である。この子だけではなく、柔道で『強いなぁ』と感じる子は、大体このように私生活でもしっかりしているように感じる。
強いものには、このようなことが当たり前のようにできる。挨拶にしろ返事にしろ自信を持って堂々とする心の強さがあるのだろう。
この作文を読み、『よーし、頑張ってこの子のような立派な考え方が出来る子供達を育てるぞ!!』と気合が入りました。

その時ふと『最近、自分の柔道の指導も変化しつつあるな。』と感じた。
最初の頃は、『どうすれば試合に勝てるか?』ということばかり考え、技を研修し、技術的なことを子供に押し付けていた。『子供を強くさせてやる。』と言った驕った考えも持っていた。しかし、少年柔道で子供達と接し、色々経験するごとにその考えはどんどん変わって行った。
『どの技をかけると勝てるか?』ということを考えるよりも『どうすれば勝ちたいという気持ちになるのか?』という風に少しずつ変化していき、最近では柔道の質を高めるより、その子の人間性を高める事を指導しているようになってきた。

その子に『柔道の技術で勝つこと』を教えることよりも、『柔道に取り組む姿勢』を教えることでその子自身が、『柔道とは何か?』を考え、努力する。この事が出来るようになれば、子供達自身で自然と強くなれるし、この己自身を高める事が出来れば、柔道だけではなくすべてに通じると思う。

柔道を通じて、挨拶、返事、話の受答えなどからしっかりと指導し、この作文を書いた子のように、しっかりとした向上心、周りに感謝することが当たり前のように出来る、子供達を育てていきたいと強く感じました。

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