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2007年7月19日 (木)

柔道における大きな気づき

昨日の練習を見ていてふと感じることがあった。それは寝技の基礎練習の時・・・

大体3~4人のある子は、誰かに『やれ!!』と言われてもいないのに、きっちりとした形で道場の隅から隅まで、脇締めやえび・逆えびなどを行なっていた。
そうでないほとんどの子は、大体隅っこから畳み1枚離れたところでやめてしまう。黙ってその様子を見てみると、隅っこまでやる子は、周りがどんだけ楽していてもそれに流されること無く、最後まできっちり練習していた。

たった畳一枚分の違いである。しかし、この畳一枚が30日続けたら畳30枚、365日続けたら365枚分の差になる。現にその最後までやっていた子達を見てみると、最近寝技に力をつけてきている子たちばかりだった。特に低学年の子は、最近寝技で上の学年の子も抑えるようになってきている子である。

その子たちは、『なぜこの練習をしなくてはならないのか』ということに気づいているのである。しっかりとした目標があり、それを達成するためには何をしなくてはならないのかということに気づいているから、周りがどんだけ楽をしていても、それに流されて一緒に楽をすることなく、きっちり強くなることを信じ最期までやり抜く。この”気づき”が柔道で強くなる子とそうでない子に分けられるのだろう。

勝者と敗者を分けるのは、ほんのちょっとした差だと思います。バケツに一滴ずつ水を入れていき続ければバケツからいつかは水があふれる。勝者はその水があふれることを信じ水を入れ続ける者、敗者はその事を信じきれずあと少しというところで水を入れることをやめてしまう者です。その差はたった一滴であったかもしれません。しかしこの僅差が一億倍もの格差を生み出します。

1位と2位の差なんて知れたもの。しかしその差は『第一人者』と『それ以外の者』という格差を生みます。柔道は『勝者総取り・敗者徒労』なのです。
この僅差億倍の原理に気づいてくれた子が少しでもいてくれたことに指導者としてうれしく思いました。早くみんながこのことに気づいてくれることを心から願う・・・

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