影響力
昨日の練習前、川口道場のキャプテンをやっている子の親から電話があった。なにやら身内に不幸があったらしく『練習を休みたい』とのことだった。川口道場のキャプテン、お世辞にでも強いとはいえないキャシャな女の子だ。最初の頃は、少し厳しくしたらすぐ泣いたり、怖がったりしていた子だったが、石川にある強豪道場に出稽古に行き、そこのキャプテンの子を見てからというもの、影響を受けたのかみるみるたくましくなっていった子だった。自分の練習も一生懸命するし、周りにもしっかり声だしをさせ、良い練習の雰囲気をしっかり作っていた。今思えば、休むのは今年度になって初めてなのではないだろうか。昨日は、ほかの6年生に仕切らせて練習を始めた。しかし、声は出ないし、動きはだらだらしているし、まったくいい練習にはなっていなかった。キャプテンが独りいないだけで、こんなにも変わってしまうとは『意識の高い子の与える影響力とは大変なもんだなぁ』、と強く思った。まだ、先生が見たり、言ったりしないといい練習が出来ない子がたくさんいるのが現状だが、意識の高い子が少しずつ増えているのも確かだ。ひとり、ひとりが強くなることを志し、より良いほうに影響していってもらえれば・・・・・まだまだこれからである。
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